goo blog サービス終了のお知らせ 

毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

今年もスノーシューハイク in マキノ

2011-01-13 23:44:58 | お山歩き
年末からの雪でマキノもそこそこの積雪になっているようだ。
マキノに雪がある期間は比較的短い。
そこそこ良質の雪を求めるとなお更。
タイミング的に今だと思ったので行ってきた。
しかしながら天気予報は曇りor雪・・・それでも行く。

6時半起床の7時過ぎ出発、夜半に雪が降ったようで道中の比良山は前日よりも雪化粧、そして湖西道路には雪が残り北上するにしたがって雪が増える。
路面が白くなることは無かったけどシャーベット状のものが道路上にあるところも。
「この分じゃマキノも新雪被ってるかも、コンディションいいかも♪」とテンション上がる。
そして現地到着する前から雲が晴れて青空が出てくる。
ラッキー♪
現地到着は8時半。
有料駐車場(¥1000で高く感じる)に車を入れる。
スキー客や登山客はまだ見られない、ウェア着込んでバックパック背負って歩き出す。

そしてこんなスンバラシイ天気に!

こんな天気予想だにしなかった。
正直鉛色の空で、吹雪いてくれなければそれで良しと思ってたくらいだから。


(左)ゲレンデをスノーシュー履かずテクテク歩いてたけど、歩きにくくなったのでスノーシューを降ろす。
(右)空真っ青!木々は真っ白!


やはり更に雪が降ったみたいで、圧雪車の跡を超えるとそこには誰の踏み跡もない(旧)ゲレンデが広がる。
気持ちイイがシンドイ(笑)
そして今回は寒風峠を目指し、時間的余裕があれば寒風より赤坂山縦走をしたいというところ。
その辺は臨機応変に。


(左)初っ端からラッセルで斜面を横切りながら登っていくとすぐに息が上がり体温上昇したためジャケット脱いで上がる。
ちなみにここで既に膝上ラッセル、心拍激上がり。
ゼーゼーハーハーいいながらゲレンデのパートを終え、登山道入り口に辿りつき奥へ入る。
「この雪の量と踏み跡がないことは予想外、これは相当進みが遅いししんどそうだ」
「この分じゃ縦走コースなんて絶対無理、それどころか寒風峠に辿りつけないかも、行くのヤメよかな・・・」などと弱気な考えも。
(右)ヒールリフターを使ってアッセントモードだが、靴の下には雪だんごが出来てしまっている。


(左)モウレツに時間を消費しながら林道出合に到着。
見覚えある景色なのに道標がないので「アレ?」と思いながらポールで雪を掘ったらソレが出てきた。
今まで2回雪の季節に来たことあるけど、過去最高の積雪量だ。
(右)新雪の斜面はキレイだ。


それにしてもこの天気は完全に予想を裏切ってくれた!
ラッキー!
しかし、見た目以上に歩くのシンドイ。
ほぼ常時膝上ラッセルだし、時には腰まで埋没する。
雪質は良好、乾いた雪が相当積もっている。


(左)写真にとってもその沈み込み具合は分かりにくいがこんな感じ。
(右)埋まってばっかりで全然進まん!よって全然標高を獲得できない!
昨日に雪の能郷白山に行きたいということを書いたばかりだが、こんなんでは絶対無理!
早々に返り討ち間違いナシ・・・。


稜線を見る。
まだまだ遠い。
しかし天気が良いので上を向いて歩ける♪


気付いたら11時半頃になって腹が減ったので昼飯。
この時点で山頂に行くのは無理だと悟る。
ならば楽しむべし。
昼飯は餅+チキンラーメン、おにぎり×2。


(左)飯の準備をしながら琵琶湖方面を見る。
あれだけ苦労して時間かけて登ってきたのに、すぐ下と言ってもいいところに出発してきたゲレンデが見えて軽いショックを受ける。
「オレってどんだけ遅いねん・・・」
(右)しっかし、ホンマにええ天気に恵まれて良かった。


(左)飯を食った後は時間内に行けるところまで行こうと再び上る。
(右)雪でルートが分かりにくいが、所々にある赤や黄色のテープを目印に歩く。
しかしながら雪で地面が高くなっている上に、雪の重みで木々が倒れてきているので歩けるスペースは狭く小さく迂回すること数え切れずで時間がよりかかる。


ご覧の通りスノーバスケットをつけたポールもここまで沈み、スノーシューを履いた足元も見えないくらいのラッセルが続く。


(左)3時過ぎには家に帰って別な用事があったので、残念だが標高600Mにも達することが出来ずここで折りかえす。
昼飯食って休憩してたとはいえ、ここまで何と3時間半!
(右)山専ボトル活躍してます。
先月号のBEPAL読み返してたらちょうどこれが紹介されてて「冬山でカップにそそいだとき沸き立つ湯気を見た瞬間、心から感謝されること間違いなし」というコメントが書かれていたけど正にその通り、さすが上手いこと書いてる。
今日は午後の紅茶ミルクティを温めて入れてきた。
ちなみにコレ、毎日の仕事にも持っていってて今のところかなり役に立ってます。
買うてよかった。

下りは自分の踏み跡を外れて急斜面を降りたり遠回りをしながら存分に楽しみ下る。


(左)ゲレンデ着。
小学生がスキー実習に来てて楽しそうな声がたくさん聞こえた。
娘を連れてきてやりたい。
それにしても、登りで3時間半かかったところを楽しみながら歩いてきたのに、なんと56分で下ってきてしまった。
この差は何?(笑)
そして下り途中から雲が多く出てきて天気は下り坂、ちょうどええ時間帯だけを楽しめたみたい。
(右)下山して道具を片付けてから温泉入って帰る。
人も少なくてとても気持ちよかった。

雪があって楽しめるうちにもう数回行っときたい。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする