冬休みネタ一発目は、以前より計画してた上高地スノーハイク。
行けそうな日は予備日含めて30日と31日の2日間を考えていたが、年末年始は寒波が来るということだったので天気予報は良くなかったが予定通り荒れが本番となる前の12月30日に行くことにした。
行く前から前回のリベンジは出来ないだろうなとは思っていたがいたし方あるまい。
現地に8時前後に着くように早朝よりクルマを走らせる。

(左)そして東海北陸自動車道の郡上を越して暫くすると道路上にも雪が見られるようになり、気温も氷点下になり運転するのに緊張する。
(右)高速を降り、高山を過ぎ、乗鞍へと続く峠に差し掛かると道に残る雪も本格的に(雪というより氷)。
この時点で気温は氷点下4度ぐらい、地元の人と思われる飛騨ナンバーのクルマを前後に上り坂を走るが私の運転ではその慣れ具合+4WDにはついていけず、いやついていけるけど危なっかしいので途中でやり過ごしながらマイペースで走る。
というのも坂の途中、斜度がきつくなってアクセルやんわり踏み込んだつもりでも滑ってクルマが暴れだすから。
しかしこういうところを走るのは慣れない私としては激しく激しく疲れる。
スキーをしなくなったのも深夜にクルマを走らせることと、こういう気疲れする運転が嫌になったから。

(左)遂に氷点下7度の表示が・・・。
(右)安全運転を心がけ安房トンネルに到着。
ここに雪がないのは温泉の水を流している為。

(左)8時前に駐車場着、ウェアを着込みパッキングを済まし8時半にクルマを離れる。
この日のウェアは上にミッドウェイトハーフジップ長袖T→ハーフジップマイクロフリース→ハードシェル、下はミッドウェイトアンダータイツ→ハードシェルパンツのレイヤリング。
上着のハードシェルはホグロフスのクーロアールジャケットで裏地にフリースがライニングされているので保温性が高くインナーは薄めでもオッケイ。
(右)駐車場よりトボトボ歩いて釜トンネル着。
トンネル前には登山者の他に長野県警山岳警備隊やその他の人がこの時期に入山する人たちに注意を促したりしていた。
日帰りではあるが私も入山届けを出す。
そして松本新聞の記者さんに取材を受けた、大したこと言わなかったのでボツだろうな(笑)
ちなみに私の前後にいた登山者は大型ザックを背負った泊まりの人達が多い。
どこまで上ってテント張るのだろうか?
実に羨ましい、私もいつかはテン泊したい。
その後ヘッドランプを着けいよいよ釜トンネルを歩き出す。
そうそう、ここに到着する前にポールを出そうとしたらフリックロック(ブラックダイヤモンドの伸縮性ポールの固定部の名称)のネジが抜け落ちて固定が出来なくなってしまって焦ったが、ここでドライバーを借りて修正。
事前のメンテ不足を思い知る。

(左)釜トンネル出口。
先行するのは大型ザックを背負った登山者パーティ。
(右)トンネルを出て暫くは除雪(圧雪)もされているのでスノーシューを履かずとも歩ける。
流石に前回来た時よりも雪は多め。

(左)林道脇にある看板をバックに記念撮影。
(右)大正池。
天候はこの通り、焼岳も穂高連峰も何にも見えん(涙)
ま、吹雪いたりしてないのはせめてもの救いか。

(左)大正池沿いにある遊歩道に下りるためいよいよスノーシュー装着。
(右)大正池を超えてからは林間コースに入る。
林間コースを歩いていると猿の群れに遭うこと数回、木の皮を剝いて食べている。

林間コースにて。
遊歩道には先行者の踏み跡がついているので幾分歩きやすく、スノーシューが無くともなんとか歩けるぐらい。
写真だけを撮りに入っている人たち数人にも出会った。
その人達は軽装でかなり歩きにくそうにしてたけど長靴の人も(笑)

(左)林間コースを抜け、今度は梓川コースを歩く。
(右)河童橋到着。
この時11時20分頃、駐車場から約3時間。
前回来たときと同じような時間帯だ、ゆっくりしすぎだろうか?
ここから明神まで3キロ弱ある、帰りのことも考えるとそれほど余裕がないが、前回と同じようにここで帰ってしまうのはもったいない。
どうしよ?
途中腹が減ってはクッキーを食いながら歩いてたけど、とりあえず昼飯にする。

(左)風吹き雪も舞っていたので建物の軒下を間借りして昼飯の準備。
昼飯はサッポロ一番みそラーメンと餅、そしてその残り汁に五目御飯を入れて雑炊風に食う。
寒冷下でもその火力が落ちにくいと評判のSOTOのSOD-300は氷点下でも一発着火、防風をしっかりすれば湯を沸かすのも早い。
(右)その気温は氷点下3~4度といったところか。
そして一息ついてから再出発。
天気良くないものの前回よりはコンディション良さそうな気がしたので明神まで行くとする。
この時12時20分、河童橋から明神までおおよそ2.7キロ、急ぎ足で行く。

(左)一瞬だがガスが切れて山が見えかけた。なんて山かは知らん。
(右)セルフタイマーで。
明らかに踏み後は少なめ、そこそこ沈み込む雪の上を急ぐ。

明神到着。
山は見えない。
そして穂高神社奥社へと進む。

(左)到着、お参りする。
(右)お参りしてから温かな飲み物で一息、この前買うた山専ボトル役に立ってます。
湯を沸かすことなく温かなものが飲めるのは幸せです、マジで。
今回は午後TEAのレモンを温めて入れていきました、買うて良かったと思える一品。
そして既にステッカーチューンをしてあります(爆)


明神一之池と二之池、ここを見てた時は私一人、他には誰もいない世界でした。
グリーンシーズンには考えられないことです。
ここまで約10キロ弱、復路は違う道を選ぶかと考えましたが遠回りになる上踏み後もなさそうなので来た道をまた足早に帰るとします。

(左)復路はほとんど写真も撮らず黙々と歩いてました、そんな中の少ない写真。
(右)小梨平キャンプ場には数張りのテントがありました。
私もやりたい。

河童橋を梓川上流側から見る。

(左)河童橋を過ぎてすぐに出会った親子の後姿。
小さい子供は女の子で年のころは7~8歳って感じでしたが、でっかいザック背負ってがんばって歩いてました。
思わず「がんばれ~」って声かけたら照れくさそうに笑ってました。
この時期に親子しかもあんな小さな女の子が大きい荷物背負って来るなんてスゴイと感心してしまいした。
ウチの娘にはゼッタイ無理だ。
(右)早、釜トンネル入り口。
復路も梓川コースと林間コースを繋ぎ、大正池横を通り帰ってきましたが、ええかげん遠かったです。
ちなみに私がクルマを置いた駐車場から明神まで約10キロ、往復で20キロ弱を歩いたことなりなかなかの距離である。
結局、晴れ間は一度も出るどころか、ガスも途切れることなく焼岳や穂高も一度も見ることなく前回のリベンジとはなりませんでしたが、明神まで足を延ばせたということは良しとします。
しかし、晴れ渡る雪の上高地にはとても、とても、とても、未練があります。
できることなら今度はテント持って来たいところです(笑)
この後、またひたすら歩いてクルマまで戻り、平湯の森で温泉に浸かってから帰る。
なかなかハードな一日でした。
行けそうな日は予備日含めて30日と31日の2日間を考えていたが、年末年始は寒波が来るということだったので天気予報は良くなかったが予定通り荒れが本番となる前の12月30日に行くことにした。
行く前から前回のリベンジは出来ないだろうなとは思っていたがいたし方あるまい。
現地に8時前後に着くように早朝よりクルマを走らせる。


(左)そして東海北陸自動車道の郡上を越して暫くすると道路上にも雪が見られるようになり、気温も氷点下になり運転するのに緊張する。
(右)高速を降り、高山を過ぎ、乗鞍へと続く峠に差し掛かると道に残る雪も本格的に(雪というより氷)。
この時点で気温は氷点下4度ぐらい、地元の人と思われる飛騨ナンバーのクルマを前後に上り坂を走るが私の運転ではその慣れ具合+4WDにはついていけず、いやついていけるけど危なっかしいので途中でやり過ごしながらマイペースで走る。
というのも坂の途中、斜度がきつくなってアクセルやんわり踏み込んだつもりでも滑ってクルマが暴れだすから。
しかしこういうところを走るのは慣れない私としては激しく激しく疲れる。
スキーをしなくなったのも深夜にクルマを走らせることと、こういう気疲れする運転が嫌になったから。


(左)遂に氷点下7度の表示が・・・。
(右)安全運転を心がけ安房トンネルに到着。
ここに雪がないのは温泉の水を流している為。


(左)8時前に駐車場着、ウェアを着込みパッキングを済まし8時半にクルマを離れる。
この日のウェアは上にミッドウェイトハーフジップ長袖T→ハーフジップマイクロフリース→ハードシェル、下はミッドウェイトアンダータイツ→ハードシェルパンツのレイヤリング。
上着のハードシェルはホグロフスのクーロアールジャケットで裏地にフリースがライニングされているので保温性が高くインナーは薄めでもオッケイ。
(右)駐車場よりトボトボ歩いて釜トンネル着。
トンネル前には登山者の他に長野県警山岳警備隊やその他の人がこの時期に入山する人たちに注意を促したりしていた。
日帰りではあるが私も入山届けを出す。
そして松本新聞の記者さんに取材を受けた、大したこと言わなかったのでボツだろうな(笑)
ちなみに私の前後にいた登山者は大型ザックを背負った泊まりの人達が多い。
どこまで上ってテント張るのだろうか?
実に羨ましい、私もいつかはテン泊したい。
その後ヘッドランプを着けいよいよ釜トンネルを歩き出す。
そうそう、ここに到着する前にポールを出そうとしたらフリックロック(ブラックダイヤモンドの伸縮性ポールの固定部の名称)のネジが抜け落ちて固定が出来なくなってしまって焦ったが、ここでドライバーを借りて修正。
事前のメンテ不足を思い知る。


(左)釜トンネル出口。
先行するのは大型ザックを背負った登山者パーティ。
(右)トンネルを出て暫くは除雪(圧雪)もされているのでスノーシューを履かずとも歩ける。
流石に前回来た時よりも雪は多め。


(左)林道脇にある看板をバックに記念撮影。
(右)大正池。
天候はこの通り、焼岳も穂高連峰も何にも見えん(涙)
ま、吹雪いたりしてないのはせめてもの救いか。


(左)大正池沿いにある遊歩道に下りるためいよいよスノーシュー装着。
(右)大正池を超えてからは林間コースに入る。
林間コースを歩いていると猿の群れに遭うこと数回、木の皮を剝いて食べている。

林間コースにて。
遊歩道には先行者の踏み跡がついているので幾分歩きやすく、スノーシューが無くともなんとか歩けるぐらい。
写真だけを撮りに入っている人たち数人にも出会った。
その人達は軽装でかなり歩きにくそうにしてたけど長靴の人も(笑)


(左)林間コースを抜け、今度は梓川コースを歩く。
(右)河童橋到着。
この時11時20分頃、駐車場から約3時間。
前回来たときと同じような時間帯だ、ゆっくりしすぎだろうか?
ここから明神まで3キロ弱ある、帰りのことも考えるとそれほど余裕がないが、前回と同じようにここで帰ってしまうのはもったいない。
どうしよ?
途中腹が減ってはクッキーを食いながら歩いてたけど、とりあえず昼飯にする。


(左)風吹き雪も舞っていたので建物の軒下を間借りして昼飯の準備。
昼飯はサッポロ一番みそラーメンと餅、そしてその残り汁に五目御飯を入れて雑炊風に食う。
寒冷下でもその火力が落ちにくいと評判のSOTOのSOD-300は氷点下でも一発着火、防風をしっかりすれば湯を沸かすのも早い。
(右)その気温は氷点下3~4度といったところか。
そして一息ついてから再出発。
天気良くないものの前回よりはコンディション良さそうな気がしたので明神まで行くとする。
この時12時20分、河童橋から明神までおおよそ2.7キロ、急ぎ足で行く。


(左)一瞬だがガスが切れて山が見えかけた。なんて山かは知らん。
(右)セルフタイマーで。
明らかに踏み後は少なめ、そこそこ沈み込む雪の上を急ぐ。

明神到着。
山は見えない。
そして穂高神社奥社へと進む。


(左)到着、お参りする。
(右)お参りしてから温かな飲み物で一息、この前買うた山専ボトル役に立ってます。
湯を沸かすことなく温かなものが飲めるのは幸せです、マジで。
今回は午後TEAのレモンを温めて入れていきました、買うて良かったと思える一品。
そして既にステッカーチューンをしてあります(爆)


明神一之池と二之池、ここを見てた時は私一人、他には誰もいない世界でした。
グリーンシーズンには考えられないことです。
ここまで約10キロ弱、復路は違う道を選ぶかと考えましたが遠回りになる上踏み後もなさそうなので来た道をまた足早に帰るとします。


(左)復路はほとんど写真も撮らず黙々と歩いてました、そんな中の少ない写真。
(右)小梨平キャンプ場には数張りのテントがありました。
私もやりたい。

河童橋を梓川上流側から見る。


(左)河童橋を過ぎてすぐに出会った親子の後姿。
小さい子供は女の子で年のころは7~8歳って感じでしたが、でっかいザック背負ってがんばって歩いてました。
思わず「がんばれ~」って声かけたら照れくさそうに笑ってました。
この時期に親子しかもあんな小さな女の子が大きい荷物背負って来るなんてスゴイと感心してしまいした。
ウチの娘にはゼッタイ無理だ。
(右)早、釜トンネル入り口。
復路も梓川コースと林間コースを繋ぎ、大正池横を通り帰ってきましたが、ええかげん遠かったです。
ちなみに私がクルマを置いた駐車場から明神まで約10キロ、往復で20キロ弱を歩いたことなりなかなかの距離である。
結局、晴れ間は一度も出るどころか、ガスも途切れることなく焼岳や穂高も一度も見ることなく前回のリベンジとはなりませんでしたが、明神まで足を延ばせたということは良しとします。
しかし、晴れ渡る雪の上高地にはとても、とても、とても、未練があります。
できることなら今度はテント持って来たいところです(笑)
この後、またひたすら歩いてクルマまで戻り、平湯の森で温泉に浸かってから帰る。
なかなかハードな一日でした。