毒を放出!

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バックカントリースノーシューハイク

2011-01-08 22:23:40 | お山歩き
新年会で食って呑んで上機嫌の1月1日の晩、次の日2日に予定していた用事がキャンセルとなったと妻が言う。
「と、いうことは明日はフリー?」
「天気は良いのか?」
「これはどこかに行かねば」
ということを瞬時に考え、休み前からやりたいと思っていた3つのプランを考える。
1・標高600M程のゆるやかな低山でトレランパックとトレランシューズでライトウェイトハイキング。
2・標高1000Mまでの奥深いお山まで行ってスノーシューハイキング。
3・スキー場に行ってゴンドラ乗って上まで行ってそこからバックカントリースノーシューハイキング。
しかしアルコール入って思考能力低下中だったので決められず、その日は日付が変わってから寝た。

そして1月2日。
日の出と共に起きたら最高に天気が良い。
これは出掛けなければならない。
朝飯食いながら行き先を考え、それから準備に取り掛かり家を出る。
行き先は・・・
プラン1は1日の雪で低山と言えど雪を被りトレランシューズじゃ無理な状態になっているはずなのでパス。
プラン2は一般道を使って山奥まで行くので意外に時間がかかるし、その道中が除雪されていない可能性もあって危険なのでパス。
ということでプラン3、行き先は大日ヶ岳に決定。
一昨年にも行った山である(ホントは別なところに行きたかったが下調べが出来てなかったのでここしか思いつかなかった)。


(左)東海北陸自動車道をひた走る。 天気は良好♪向こうに見える雪山が気分を盛り上げてくれる。
(右)高鷲IC越え国道を走るが年末年始の雪でこの天気でもこの通りで緊張する。

で、スキー場到着しウェア着込んでスノーシュー等々をパッキングし、リフト券(山岳券)買うてゴンドラ乗って一気にワープ。


天気はサイコー!
さ、登るぞ!



バックカントリーには既に人が入っているようでトレースが付いているのでラッセルする必要はなしで楽チン♪そして道迷いの心配もなし!
そして雪質は良好、トレースから外れて歩くとバフバフと沈み込み楽しい♪


第一のピークに着き、その先を見渡す。
スカッと見えてとても気持ちイイ!



急斜面を上向いて登ると雪壁の向こうには青く澄み渡った空しか見えなくてこれまた気持ちイイ。
トレースを辿るのは楽だが、面白味に欠けるので度々そこを外れて歩いてみたりする。


ザックザック楽しんで歩いて山頂着。
前に来た時に比べれば雲が多く白山山頂がスッキリ見えないが、満足。
前の時にはホント晴れ渡っていたからね。



スント計測もほぼドンピシャ、風が吹いてて少々寒いが山頂付近をウロウロして景色を堪能し、昼飯の準備。
この日は餅入りチキンラーメン、チキンラーメンは丸型で角を折ることなくコッヘルにすっぽり入れられるので嬉しい。
気温は3度ほどあるけど、風のため体感気温は低め。


こちらはその稜線がかっこええ山。
西方面は雲がより多かった。


単眼鏡も持ってきたが、こういうところではあまり見るものなし。
雪面に伸びる自分の影を撮ってみる。

山頂ではぼんやり景色を眺めながら、他の数組のバックカントリースキーヤー&ボーダーが登っているのを見たり滑降準備したりしているのを見たりしてゆっくり過ごす。
1時間半ぐらいここで滞在。
今思えば、北に繋がる稜線をもう少し奥まで歩いてみてもよかったかな。


15時には下に降りたかったのでそれに合わせて下山開始。
下りは踏み跡のないところをバフバフいわして歩き下りる。
しかしアレだな、下りも歩いて降りるというのはチト寂しい、やはり滑り降りたいというのがホンネ。
山スキーセットが欲しくなる、山スキーでなくて普通のスキーでもええけど。
しかし私はスキーがしたくてここに来ているのではない、それを忘れてはいかん。


それにしても天気、ロケーション共に最高。
こんなにお手軽にバックカントリーを楽しめるココはええところだと思う。
ちょっと楽し過ぎという気がしないでもないけど(笑)


この開放感はなかなか味わえない。
スノーハイクは楽しい。

ひたすらバフバフいわして下りては、時折自分の踏み跡を振り返り気分満喫して帰る。
満足じゃ。
また行きたい。
コメント (14)
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