十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

内山興正老師の年賀状(5)

2009年01月17日 | 人生

H2年  人生詩なし。


H3年


人生一望


      苦楽  愛憎  幸不幸など  どうせこの自分の
      思いが  死後までもっていけるものでなし
      すべての思いを投げ出してのみ  安眠ひとつも
      できるのだ
      ───では悪いことをしなけりゃ損  好き勝手す
      ればしただけ得だ───  そんなことを考える手
      前には自分の悪業が身についてまわり  夢の
      中でうなされるだけ  恰もアクセルふかせば前
      進し  ハンドル右へ廻せば右  左へ廻せば左
      ブレーキ踏めば止まってしまう
      思いの中では本末因果正確に働く故に  結局
      自分の思い以上の一句といえば
      “どっちへどうころんでも御いのち”
      ただこのいのちの深さこそ  わが生きる道
      わが生きるねらい

コメント (1)
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