ゆりかもめ 往復乗車券の様式

ゆりかもめ船の科学館駅発行の往復乗車券です。



      



ゆき券とかえり券2枚1組となっています。
「ゆき」と「かえり」の表記以外に2枚が相違するところは無く、しいて言えば、券番らしき4桁の数字(ここでは1833)のハイフンのあとにある番号が異なっているくらいです。



片道券が平凡な金額式であるのに対し、往復券は発駅指定のない金額式となっており、回数券に似た体裁の券です。
ですから、乗車駅が限定されていないため、例えば、「ゆき」券で新橋駅で乗車して汐留駅で下車し、「かえり」券で汐留駅で乗車して竹芝駅まで行くという、往復でない乗車も可能です。


これでは、ゆき券とかえり券のどちらを先に使用しても問題は無く、また、発駅の指定がありませんので回数券を2枚購入したような感覚です。



     



約10年前に購入した往復券です。


券売機の機種が変わっているので字体が異なっていますが、大きく変わっているところは、年号が西暦表示になったことと、当時の券には「ゆき」と「かえり」の区別が全くない点です。ますます往復券らしさがありません。



   



やはり約10年前に購入した回数券ですが、表題の「往復券」と「回数券」の違いと、有効期限、出てくる枚数が違うだけで、様式的には同一です。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )