JR北海道 JR北海道プラザ東京支店閉店

先月の11日(土)、東京駅丸の内地下にあったJR北海道プラザ東京支店が5月の大型連休を迎えることなく閉店されました。
理由としては東京駅地下の再開発による立ち退きとのことですが、最近不祥事が相次いだ同社にとって、JR東日本やJR東海が幅を利かせている東京駅で旅行センターを営業しても、さほどの収益が見込めないことも原因のひとつであると思われますが、国鉄民営化の昭和62年から27年間、首都圏唯一のJR北海道直営窓口として営業してきました。


   


現在の同支店は閉鎖された状態で残されており、入口には閉店を告知するポスターが貼られています。


管理人は都内在住ですが、JR北海道プラザは平日・土曜しか営業していないという不便さからあまり利用することはなく、同支店で発行された乗車券類はあまりコレクションしておりません。


   


これは東京駅で普通列車のグリーン券を購入する際、時間があったので同支店で購入したものです。マルス発行の感熱式券ですが、青色JR北地紋のマルス券で、発行箇所名は「北・プラザ東京」となっており、他社扱いである「(1-タ)」の表記があります。


同支店が首都圏から撤退したことにより、本州にある同社の旅行センターは大阪と仙台のみとなりました。来年3月には北海道新幹線が開業する予定ですが、寝台特急北斗星の定期営業列車が廃止された現在、なんとなく北海道への鉄道旅行そのものが遠い存在となった感じがします。

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