新橋駅発行 初乗り区間用地図式券

昭和46年9月に新橋駅で発行された、30円区間ゆきの地図式乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のB型地図式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。


昭和46年の国鉄運賃は昭和44年5月の改定の1~5キロ帯の30円区間で「初乗り」区間となります。その後の昭和49年の改定で、初乗り区間は1~3キロ帯および4~5キロ帯に分かれていますので、初乗り区間ながら遠くまで行けたものだと感じられます。

新橋から横浜方面は品川までで、東京方東北方面へは御徒町まで、中央方面は御茶ノ水、総武方面は浅草橋となっていました。まだ総武快速線はありませんので、地図上にはありません。


   


次は同じ新橋からの初乗り区間の券売機券で、まだ初乗り運賃が20円であったころのものです。桃色特殊用こくてつKOKUTETSU地紋のA型券となっています。
運賃帯は30円の時と変わりませんので乗車できる区間は同じですが、版面の関係でしょうか、秋葉原から直線に伸びた先に浅草橋があり、乗車可能区間を示す地図としては間違いないものの、一瞬違和感を覚えます。

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