鹿島鉄道 常陸小川駅発行 石岡接続国鉄線1380円区間ゆき片道連絡乗車券

1987(昭和62)年6月に、2007(平成19)年3月末(廃止日は翌4月1日)を以って営業を廃止した鹿島鉄道の常陸小川駅で発行された、石岡駅接続の国鉄線1380円区間ゆきの片道連絡乗車券です。


   

桃色PJRてつどう地紋のB型金額式大人・小児用券で、井口印刷で調製されたものです。国鉄線の1380円区間は営業キロ81~90km帯となります。
当日は、石岡駅から特急ひたち号の自由席に乗車して上野駅まで乗車しており、左端にその時の検札鋏の刻印が入っています。

1987(昭和62)年と言いますと4月に国鉄が民営化されてJRになった年であり、この券には「国鉄線」と記載されていますが、正確には「東日本会社線」ということになります。当時のJRでは自社の乗車券についても国鉄時代の地紋が「過渡期」として1年間使用することが認められていたくらいですので、私鉄からの連絡乗車券に国鉄と記載されていても容認されていたものと思われます。

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