有楽町駅発行 普通入場券

今から37年前の1983(昭和58)年11月3日に、東海道本線有楽町駅で発行された普通入場券です。


   

白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。


昭和58年頃の有楽町は、数寄屋橋にあった日劇(日本劇場)と朝日新聞社の東京本社ビルが取り壊され、その跡地に有楽町センタービルマリオンが建設中の時代でした。


   

当時の日劇です。このような建物が現在のマリオンの建っている場所にあり、その向こうに見える灰色のビルが朝日新聞社のビルでした。

御紹介の券が発行された翌年の10月、有楽町センタービルマリオンの本館が暫定開業し、4年後の10月に全面開業となっていますが、テナントとして入っていた有楽町西武の閉店は有楽町ルミネの開店、日劇時代から約84年間続いていた日劇PLEX(後のTOHOシネマズ日劇)の閉館など、エンターテイメントの最先端を行く街は、時代の流れによって変貌しています。

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