帝都高速度交通営団 虎ノ門から40円区間ゆき 片道乗車券

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さて、2022年の干支は寅(寅)です。今年も干支である寅(虎)の付く駅を探してみました。JRですと幾寅駅(根室本線)・虎杖浜駅(室蘭本線)・虎姫駅(北陸本線)・古虎溪(渓)駅(中央本線)くらいしか思いつきません。私鉄になると、東京メトロの虎ノ門駅(銀座線)・虎ノ門ヒルズ駅(日比谷線)くらいしかなく、寅年の駅名も昨年同様、さほど多くはないようです。

ということで、首都圏に生息している管理人にとっては一番なじみのある「虎」駅の乗車券を探してみました。

   

1967(昭和42)年7月に、帝都高速度交通営団(営団地下鉄。現・東京メトロ)銀座線の虎ノ門駅で発行された、40円区間ゆきの片道乗車券です。若草色JPRてつどう地紋のB型金額式大人専用券で、山口証券印刷系列の帝都交通印刷で調製されたものです。

今では虎ノ門の駅で硬券の乗車券が発売されていたと言ってもピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、この当時はまだ券売機は発展途上にあり、乗車券は窓口での手売りが一般的で、券売機はその補助的な存在でした。

この後、同社の硬券乗車券は「通用発売当日限り」の文言が「発売当日限り有効」に差し替えられ、その後小児断片のある大人・小児用に切り替えられています。

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