銚子電気鉄道 犬吠から外川ゆき片道乗車券 ~その1

正月三が日も明け、だんだんと仕事始めを迎える時期になりました。正月中は近場の寺社に行かれた方や、遠方の寺社に行かれた方もいらっしゃることと思います。今回は、関東では「初日の出」で有名な犬吠崎の最寄り駅である、銚子電気鉄道犬吠駅で発行された乗車券を御紹介いたしましょう。

1987(昭和62)年4月に銚子電気鉄道犬吠駅で発行された、外川ゆきの片道乗車券です。


   

橙色JPRてつどう地紋のB型一般式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものです。
当時の運賃は110円であったようですが、現在では消費税等の関係もありますが180円となっており、35年間で約64%の値上げになっています。

同駅では同区間の小児専用券も設備されておりますが、当時設備されておりました券は昭和40年代から50年代に設備された券の残券とみられ、地紋の色が異なっておりました。


   

大人・小児用券と同時に購入した、犬吠から外川ゆきの小児専用券になります。
青色JPRてつどう地紋のB型一般式小児専用券で、やはり山口証券印刷で調製されたものです。当時、同社の自社完結乗車券は橙色の地紋になっておりましたが、この券は橙色地紋になる前の様式になります。運賃変更印が捺印されているので見づらいですが、運賃は40円となっておりますので、この券が設備された当時の同区間の大人運賃は80円もしくは70円であったと思われます。

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