JR東海 古虎溪から多治見ゆき 片道乗車券

2006(平成18)年8月に、JR東海中央西線の古虎溪駅で発行された、多治見ゆきの片道乗車券です。


   

青色JRC地紋の特殊共通券で、マルス端末で前出しされた簡易委託駅用の様式になります。

古虎溪駅は1971(昭和46)年に簡易委託駅化され、出札業務は多治見市が受託して行われています。
しかし、同駅にはマルス端末は設備されておらず、管理駅である多治見駅のマルス端末で前出しされた券に、発売都度ゴム印で発売日を捺印して発売されています。そのため、有効期間欄の日付欄は空白になっており、実際に券が発行された発行日については通常の記載方法ではなく、カッコ書きで記載されています。

この券の場合、「(180412)」とあるように、平成18年4月12日に発行されていることが分かります。
また、発行駅名は「多治見駅MR2発行」というように多治見駅のマルス端末2号機で発行されたことが分かる記載になっていますが、別に「(簡委)古虎溪」と記載されています。

古虎溪駅では、駅名標や案内板、乗車券共に「古虎溪」と「溪」の字が旧字体になっていますが、「渓」が当用漢字になります。

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