日立運輸東京モノレール モノレール浜松町から新平和島ゆき 片道乗車券 

1971(昭和46)年7月に日立運輸東京モノレール(現・東京モノレール)のモノレール浜松町駅で発行された、新平和島(現・流通センター)駅ゆき片道乗車券です。


   

緑色TMR東京モノレール自社地紋のB型相互式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。
着駅の「新平和島」の「平」の文字は何と表現したら良いか分かりませんが、斜めの点がカタカナの「ハ」の字になっている旧字体の漢字ですが、小児断片にあります「平」は現在の字体になっています。

前回エントリーで御紹介いたしましたが、同社は東京モノレールとして開業し、1967(昭和42)年に「日立運輸東京モノレール」という社名になった後、再び1981(昭和56)年に東京モノレールという社名になっており、御紹介の券は日立運輸東京モノレール時代の券になります。

着駅の新平和島駅は同線の途中駅として1969(昭和44)年12月に開業した大田区平和島地区の倉庫群の中にある駅で、近隣には後に同駅の駅名にもなる東京流通センターが、御紹介の券が発行された年の9月に竣工したことに伴い、1972(昭和47)年1月に流通センター駅に駅名が改称されています。

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