京成電鉄 船橋競馬場から110円区間ゆき片道乗車券

京成電鉄船橋競馬場駅で発行された、110円区間ゆきの片道乗車券です。


   


青色JPRてつどう地紋のB型金額式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。


同駅は駅名の通り船橋競馬場の最寄駅であり、近隣に「ららぽーとTOKYO-BAY」という大型ショッピングセンターのある駅です。

平成になってからは硬券の発売は通常では行われていなかったと思いますが、競馬場でのレース開催日等の混雑時において、臨時窓口での臨発が行われていたように記憶しています。


同駅は花輪駅として開業し、のちに京成花輪駅に改称されています。戦後の昭和20年代中頃になると船橋競馬場前駅に改称され、昭和30年代に「船橋ヘルスセンター」という ゛12万坪の海辺に1万坪の白亜の温泉デパート” と呼ばれた天然温泉を主体とした大型遊戯施設が開業すると、センター競馬場前駅に改称されます。
船橋ヘルスセンターは昭和50年代初頭に閉鎖されてしまった後も駅名は「センター」を名乗り続けていましたが、昭和60年代初頭にに船橋競馬場駅に改称されて現在に至っています。

昭和20年代は「船橋競馬場」駅でしたが、現在の駅名は「船橋競馬場」となっており、微妙に異なっています。

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JR西日本 親不知から180円区間ゆき片道乗車券

平成4年8月に親不知駅で発行された180円区間ゆきの片道乗車券です。


   


桃色JRW地紋のB型金額式大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。

同駅は平成6年頃には無人化されてしまっており、それ以降は券売機による乗車券の発券が行われていました。
事実かどうか定かではありませんが、硬券が廃止されてから無人化までの間に、補片サイズの金額式常備軟券を発売していたという話を聞いたことがあります。

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親不知駅発行 普通入場券

昭和56年4月に、北陸本線親不知駅で発行された普通入場券です。


   


白色無地紋のB型大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。


親不知駅は通行の難所であった天下の険として有名な親不知海岸に隣接する駅で北陸本線の駅として開業しましたが、国鉄民営化の際にJR西日本の駅となり、平成6年頃に無人化されたうえで、平成27年3月の北陸新幹線開業時に平行在来線として廃止され、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの駅となっています。

かつては石灰石採掘業者の専用線が分岐して賑わっていた時代もあったようですが、今はひっそりと静まり返り、日本海の荒波の音が響き渡るこぢんまりとした駅となっています。

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道の駅 親不知ピアパーク 記念きっぷ

たまには鉄道きっぷではない話題を。
平成28年9月に新潟県糸魚川市にある「道の駅」、親不知ピアパークで発行された記念きっぷです。


   


道の駅記念きっぷは株式会社アプトという会社が企画発売している企画商品で、道の駅のお土産品コーナーで発売されています。同社ホームページを見ますと全国の道の駅で発売されていることが分かりますが、発売していないところもあるようです。

大きさはD型硬券くらいの大きさで、黄褐色の地紋となっており、様式は統一されています。


親不知ピアパークは北陸自動車道「親不知IC」から車で2分のところにある道の駅で、えちごトキめき鉄道の親不知駅からも近い場所にあります。

親不知は通行の難所であった天下の険として有名な親不知・子不知海岸で、えちごトキめき鉄道親不知駅を中心とする青海駅から市振駅間の約15㎞の総称で、日本の道百選にも選ばれている場所です。親不知駅・市振駅の間が親不知親不知駅・青海駅の間が子不知と呼ばれています

地名の由来はいくつかあるようですが、ここは北陸道最大の難所で、断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻み、波打ち際を駆け抜ける際に親は子を忘れ、子は親を顧みる暇がなかったことから親知らず・子知らずと呼ばれるようになったという説や、平清盛の弟である頼盛の夫人が、夫の後を慕って親不知を通りかかった折、2才の愛児をふところから取り落とし、波にさらわれてしまった際に悲しみのあまり詠んだ「親知らず 子はこの浦の波まくら 越路の磯の あわと消えゆく」という歌が由来であるという説が有名です。

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福井鉄道 家久駅発行福井市内ゆき往復乗車券

廃札券ですが、家久駅で発行された、福井市内までの往復乗車券です。


   


青色福井鉄道自社地紋のB型往復券で、複券の地色が青く色づけされています。


   


裏面です。


同駅は現在木造駅舎と行き違い施設を有する無人駅ですが、同駅だけ右側通行で場内に進入するようになっています。これは通票交換をしていた時代、駅舎が南隅にあるため、線路を横切りプラットホームに出る客の安全性を確保するために考えられたまま、現在に至っているものと思われます。

同駅無人化の記録を見つけることができませんでしたが、有人駅時代は業務委託駅で、昭和50年代中頃には無人化されたと聞いたことがあります。

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小田急電鉄 超いきものまつり2016 地元でSHOW!! 記念入場券

平成28年8月27日から、J-POPバンドの「いきものがかり」が、メジャーデビュー10周年記念の凱旋ライブを地元の海老名と厚木で開催するにあたり、全面協力体制の小田急電鉄は、海老名のライブ前日の8月26日に海老名駅で、厚木のライブ前日の9月9日に本厚木駅で、「超いきものまつり2016 地元でSHOW!!」記念入場券を発売しました。


  


記念入場券台紙の表紙です。
小田急バージョンのいきものがかり10周年のロゴをあしらったものとなっています。


  


表紙を開けると、海老名駅駅と本厚木駅で放送されている、いきものがかりバージョンの列車接近音の紹介が書かれており、2枚のD型硬券入場券が出て来ます。


  


海老名駅分の入場券です。
海老名の「海老」にちなみ、ロゴマークのローレル部分が赤くなっており、エビが描かれています。


  


本厚木分の入場券です。
厚木は養豚業が盛んな町なので、ロゴマークにはブタが描かれています。


  


海老名分の裏面です。発行駅名の上にもエビが描かれています。


  


本厚木分の裏面です。発行駅名の上にブタが描かれています。


この券は海老名駅と本厚木駅で各々のライブが開催される前日のみに発売されたもので、両駅とも同じものが2,000セットで合計が4,000セットが発売されましたが、午前中には完売したようです。

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