道の駅 親不知ピアパーク 記念きっぷ

たまには鉄道きっぷではない話題を。
平成28年9月に新潟県糸魚川市にある「道の駅」、親不知ピアパークで発行された記念きっぷです。


   


道の駅記念きっぷは株式会社アプトという会社が企画発売している企画商品で、道の駅のお土産品コーナーで発売されています。同社ホームページを見ますと全国の道の駅で発売されていることが分かりますが、発売していないところもあるようです。

大きさはD型硬券くらいの大きさで、黄褐色の地紋となっており、様式は統一されています。


親不知ピアパークは北陸自動車道「親不知IC」から車で2分のところにある道の駅で、えちごトキめき鉄道の親不知駅からも近い場所にあります。

親不知は通行の難所であった天下の険として有名な親不知・子不知海岸で、えちごトキめき鉄道親不知駅を中心とする青海駅から市振駅間の約15㎞の総称で、日本の道百選にも選ばれている場所です。親不知駅・市振駅の間が親不知親不知駅・青海駅の間が子不知と呼ばれています

地名の由来はいくつかあるようですが、ここは北陸道最大の難所で、断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻み、波打ち際を駆け抜ける際に親は子を忘れ、子は親を顧みる暇がなかったことから親知らず・子知らずと呼ばれるようになったという説や、平清盛の弟である頼盛の夫人が、夫の後を慕って親不知を通りかかった折、2才の愛児をふところから取り落とし、波にさらわれてしまった際に悲しみのあまり詠んだ「親知らず 子はこの浦の波まくら 越路の磯の あわと消えゆく」という歌が由来であるという説が有名です。

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