西武鉄道池袋線 保谷駅近くの歯医者さん

久しぶりに「古紙」以外の話題を。

管理人の地元、西武池袋線保谷駅に近い歯医者さんです。

   

「さいとう歯科ファミリーメンテナンスルーム」という歯医者さんです。
管理人は歯だけは丈夫なので歯医者さんにかかったのは子供の頃の乳歯に虫歯があったくらいで、虫歯のあった乳歯が抜けたら、歯医者さんには縁のない生活を送っていますので患者ではありません。しかしながら、ちょっと気になる歯医者さんなので御紹介したいと思います。

このさいとう歯科ファミリーメンテナンスルームさんですが、入口の横には大きな窓があり、その窓には何かしらの「展示物」があります。見ていると、だいたい1か月ごとに展示が変わるようです。


   

近寄ってみると、「ん?」
昔懐かしいプラレールがタワーのように引かれており、そこにはすぐ近く、20mくらい離れた所にある踏切で見るような電車が停まっています。


   

見事に、西武線の電車が停まっています。しかも、プラレールで発売されている西武線の電車が全部あるんじゃないかと思えるくらいです。


   

特急のレッドアロークラシックやニューレッドアロー、ラビューが並んでいます。


   

30000系スマイルトレインもオリジナルの他、ぐでたま電車やドラえもんGOまで居ます。


   

電車は日によって順番が変わっていたりします。


   

こんなレアな電車が並んでいたりもします。


先生を存知上げませんので、先生が鉄道好きなのか分かりませんが、かなりの凝りようです。きっとおかあさん方が「さ、電車の歯医者さん行こうね」って子供さんを歯医者さんに連れて行くのでしょう。


別に、電車だけ展示されているのではなく、季節の展示をされることもあります。


   

たとえば、3月はひな祭りですね。


   

それと、特に季節のイベントの無い月はお人形さんが展示されていたりします。

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JR東日本 塩尻駅発行 (中)小野駅ゆき片道乗車券

2016(平成28)年3月にJR東日本中央東線塩尻駅で発行された、同じく中央東線の(中)小野駅ゆきの片道乗車券です。


   

青色JRE地紋の特殊共通券用紙に印字されたマルス端末発行券でとなっています。

日付から推測される方もいらっしゃるかと思いますが、この券は中央東線および大糸線の簡易委託駅がPOS端末化されて常備軟券が廃止されることから、東京都区内から塩嶺ルート経由の大糸線内までの片道乗車券を購入して当該駅で蒐集をし、「大八廻り」区間の小野駅のみ、塩尻駅で別途乗車券を購入したものです。その時、たまたま乗車変更をしたい乗車券を所持していましたため、塩尻駅で乗車変更して購入した次第です。
そのため、右上に乗車変更した旨の[乗変]の表記があります。

なお、着駅である小野駅は、駅名の頭に中央線の駅であることを示す「(中)」の符号がありますが、これはJR線内に「小野駅」がJR西日本湖西線にもありますため、区別するために付けられています。

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吉祥寺駅発行 新宿廻り竜王ゆき 連続乗車券

今から43年前の本日であります、1978(昭和53)年6月6日に中央東線吉祥寺駅で発行された、新宿駅廻りの竜王駅ゆき連続乗車券です。


   

青色こくてつ地紋の軟券で、東京印刷場で調製されたものになります。
乗車経路は、吉祥寺~(中央東線)~新宿/東京山手線内~(中央東線)~竜王で、吉祥寺から一旦新宿方面へ行き、折返しのうえ、再度吉祥寺を経由してその先の竜王まで行くというものになります。発行日欄の上に四角で囲まれた「吉祥寺・新宿・竜王」の表記がありますが、これが乗車経路の概要になります。

当時は高尾発だけではなく、新宿駅を始発とする普通列車があったことから始発列車に乗ることで座席を確保することや、やはり新宿発の急行列車や特急列車に乗車するために一旦新宿まで行くことが第一の目的としてそれなりの需要があったようで、常備券として設備されていたようです。
当時の普通列車は新宿を発車すると次の停車駅は立川であり、その後八王子・高尾と停車いたしましたが、列車によって始発駅の新宿でなければ座席の確保が難しいこともあったかと思われます。また、急行列車や特急列車は新宿を発車すると現在のように立川停車の設定はなく、次の停車駅は八王子であったため、吉祥寺から各駅停車で八王子へ行くより、一旦新宿へ行って始発から乗車した方が気分的に楽であったという理由もあったかも知れません。


御紹介の券は連続乗車券と言われるもので、片道でも往復でも発売できない区間を発売する乗車券です。連続1と連続2で構成される2枚1組のきっぷで、連続1の到着駅と連続2の出発駅が同一であることが条件となります。
わかりやすく言うと、A駅→B駅の片道乗車券と、B駅→C駅の片道乗車券がセットになったものが連続乗車券で、今回の例では、A駅が吉祥寺駅、B駅が新宿/東京山手線内/駅、C駅が竜王駅になります。連続できるのは2区間に限り、3区間以上を一つの連続乗車券にすることはできません
連続乗車券は往復乗車券と異なり、どんなに長い距離の区間でも運賃が割引になることはありませんが、有効期間が1枚目の乗車券と2枚目の乗車券を合わせた日数になるというメリットがあることと、学割などの各種割引を適用して購入する場合、1枚の割引証で購入することができるメリットから、利用されることが多いようです。

御紹介の券の場合、連続1が吉祥寺から新宿ゆきの乗車券となり、有効1日、当時の運賃が110円で、連続2が東京山手線内(新宿)から竜王ゆきの乗車券となり、有効2日、当時の運賃が1,000円になります。従いまして、同区間を1組にした連続乗車券の場合、有効期間と運賃はそれぞれを加算した数となりますので、有効3日、運賃1,110円になります。

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京浜急行電鉄 品川駅発行金額式券の日付印字

拙ブログ2021年5月31日エントリーの「京浜急行電鉄 品川から130円区間ゆき片道乗車券」のなかで、
> 同社では平成10年代末期に全駅においてダッチングが廃止され、
> 硬券への日付はゴム印を捺印することによって行われておりました。
> これは、同社のダッチングが20年代対応でないものが多かったことと、
> 機器の状態の悪く、印字をすると券が破けるなどの不具合が生じている機器が
> 多かったことが原因であったようです。

と申し上げましたが、実際、同社ではダッチングマシンの調子が悪く、窓口にあっても券を通すと機械の中に券が挟まって引きちぎられてしまったりしたため、使用しないでゴム印で捺印する駅が多く見受けられました。
ある駅では、毎日印字環はきちんと回して印字される日と実際の日が合っているようにしていても、印字ができないために使用はしないという状況であったり、またある駅では、券はきちんと通るものの、インクがきちんと印字環に付着しないため、「年月日」の「日」の部分が印字出来ないというものもありました。

当時の同社では泉岳寺駅を除く各駅に硬券の設備があって、希望すれば発売して頂けたのですが、このような駅が続出したため、平成18年頃にダッチングマシンは本社の指示で返納する形で回収され、以後発券される硬券についてはゴム印での日付捺印が行われていました。同社の硬券は平成23年まで行われておりましたが、平成20年代にダッチングマシンで日付印字された硬券は存在しません。


前置きが長くなりましたが、コレクション的には存在しないものの、平成20年代の同社硬券で、ダッチングマシンで日付印字されている券があるコレクションショップで販売されておりましたので、購入してみました。

   

品川駅で発行された、同駅から130円区間ゆきの片道乗車券です。平成20(2008)年2月25日の日付がダッチングマシンにて印字されています。
これは、当日が京浜急行電鉄創立110周年の日に相当します。
管理人も京浜急行電鉄の別の駅で硬券の入場券を購入した際、
「ダッチングじゃないんですが、日付はお入れしますか?」
と聞かれたことがありますので、たぶんそのような経緯で購入された券に、後日ダッチングマシーンで日付を入れたものだと思います。
当然ながら駅で日付を入れたものではないと思われますので、あくまでも「コレクション用」であって使用することはできませんが、券自体はホンモノです。


   

小児用券も同じように購入し、1枚についてはダッチングマシンで日付を入れてみました。


   

実際に使用致しました券を再掲いたしますが、やはり硬券はダッチングマシンで日付を入れたものの方が引き立ちます。

(本来、このようなことをして実際に使用してしまえば「有価証券偽造」とか「詐欺」に該当すると思われますが、発売日が印字されて発行された発売当日限り有効である乗車券は「から通印」がなければ翌日以降は無効となって有価証券性を失ってしまうことと、同社の硬券は廃止されてから既に10年が経過していますため、悪意を持って使用することが不可能であると判断し、画像をアップさせて頂いております。)

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京浜急行電鉄 品川から90円区間ゆき片道乗車券

1985(昭和60)年12月に京浜急行電鉄の品川駅で発行された、90円区間ゆきの片道乗車券です。


   

桃色PJRてつどう地紋のB型矢印式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものです。
同社では永らく社線完結の片道乗車券において矢印式券もしくは相互式券が使用されており、関東地方の大手私鉄の乗車券としては珍しく、着駅が記載されたものが使用されておりました。
御紹介の券は品川駅から最短区間のもので、都営地下鉄方面については隣駅の泉岳寺駅が、横浜方面については4駅目の鮫洲駅が最遠区間になります。同社乗車券の着駅記載方法は途中分岐などで方向が違う着駅については並列で記載されますが、最遠区間までの同運賃駅(ここでは北品川駅・新馬場駅・青物横丁駅)については記載されませんでした。

同社では、初乗り運賃が100円に値上げされた際、前回御紹介致しましたような金額式券に変更になり、矢印式券や相互式券については廃止されてしまっております。

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