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明治以前までの
日本人の走り方ともいわれる
「忍者走り」またはナンバ走りとも。
前の佐川急便の飛脚の絵も
左腕と左脚のように同じ側がでています。

盆踊りも、相撲のはり手も
同じ側をだして動きます。
お腹をひねらず、重心移動のしやすい
省エネな体づかい。

逆に、腕をふるウォーキングやジョギングは
カロリーを消費する運動なので
ダイエットにもつかわれる。

僕は小学生のときもクラス2番目くらいに
足が遅く、走るのが苦手でしたが
20歳をすぎて、この走り方が身についてからは
坂道も軽やかに疾走できるようになった。

体の振りがすくなく、
混雑のなかもすいすいと進める。
右へ移動なら右肩と右足が平行にうごくので
前を向いたまま横移動できる。
上下の揺れもすくなく、たとえばビデオカメラを
持ったまま水平に走れます。

モンゴルの騎兵の乗っていた馬も
同じ側の足をだす走り方で
揺れがすくなく、馬上で弓を射ったりが
しやすかったそうです。

お腹をひねらないと
内蔵の負担もかるく
着物も着くずれしにくい。
腕をふらないので
荷を持ってあるくのも楽。

重心をおとすと、
上半身が自由で腕を意識しなくなり
忍者歩きのほうが自然ですが

身についた歩き方は
そう簡単に変わるものでもないので
興味ある方がいたら、今度
歩き方や走り方のワークショップもしてみたい。

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