今日お宿いしちょうの屋上に上がってこれから夏に予定している「風のガーデン」のために、掃除をしてきました。
上がって見て目に飛び込んできたのは、冷泉通りの疏水べりに並ぶ桜並木の美しさでした。
この時期に初めてこんなに桜の木があるのだと改めて分かりました。
そして、比叡山と大文字山そして清水寺などがくっきりと東山の山並に浮かび、景色の良さは確かに説明されている通りだと思い、みんなであれはどこだろう、とかきっと南禅寺だなんて言って、しばし手がとまったままで、こんなところで一度は食事してみたいものだと、思いました。
普段の仕事柄なかなか屋上に上がる事はないので、たまには見学に行く事にします。
発見が多いのも感動の積み重ねと思います。
皆様もぜひこの感動を味わって下さい。
お待ち申しております。
代表者ホール担当鷲見(ホール担当全員)
「日本は一つにまとまらなければならない」
江戸時代末期、永く続いてきた徳川幕府の封建政治、鎖国政策が行き詰まりを見せ、海の向こうからは開国を求めて黒船がやって来たりと、世は動乱期。
「このままでは日本は外国の植民地になってしまう」
危機感を覚えながらも、どうしたら良いのか分からず悶々としていた一介の志士、龍馬の懊悩を一瞬で解決に導いた江戸幕臣、勝海舟による、
「島国である日本に、これから必要なのは、海軍である」
の一言で、龍馬の思想は開眼したと言われています。
彼の魅力は、犬猿の仲であった「薩・長の連合」と、
血を流さない無血開城の政権交代劇「大政奉還」
そのどちらにも深く尽力し関係した、稀有どころか唯一無二の存在、と語られる点も、ひとつに挙げられます。
時代を変えるべく疾走した龍馬は、残念ながら明治維新を見ることなく近江屋暗殺に倒れました。
研修会では、故人を弔ってある霊山護国神社へ赴き、往時を偲びました。
龍馬の隣には、同郷の友でもあり、散り際まで時、場所を同じくした、
中岡慎太郎。
盟友が / 並んで仰ぐ / 同じ空
満開の桜に、移ろいゆく古都の風に、二人は今、何を想うのでしょう。
関〇