いやいや、寝てる間に再来年になってしまう。
もう今年も明日を残すのみだもの。
皆様、やり残したことはありませんかね。
年賀状まだ書けてない!ってのは、もはや風物詩。
多分、夏休み終了直前の宿題と一緒。
一月は行くとか、二月は逃げるとか、三月は去るとか、年を越すと、そんなことを言われる。
でもね、十二月のほうが早いよ、きっと。
もうね、消える、って感じだね、時間が。
ぜんぜん韻を踏んでないけど。
そんな中、多くのお客様をお迎えしておりますが、大変ありがたいことですね。
京都の年越しといえば、まず、南座横にある松葉のにしんそばで年越しそば。
それから知恩院の大梵鐘で鳴らす除夜の鐘。
そして、それを聴いた後、そのまま八坂神社で、白朮参り。
これがオーソドックスなパターン。
そして、体力に余裕があれば、東山連山の上に昇り来る、初日の出を見る。
春はあけぼの、ようよう白くなりゆく、山ぎわすこしあかりて、ってやつだ。
春はまだだって言われたら、それまでだけど、新春だし、良しとしよう。
それから初詣めぐり。
いやいや「初」詣を巡るのはおかしいんだけど。
平安神宮や、伏見稲荷大社に、八坂神社を加えたのが、京都三大初詣聖地。
言っておくが、人は多い。
しかし、一日にそれらを制覇する人は、多分、いない。
意味はないが、チャレンジしてみてはどうだろう。
京都には、とにかく神社がたくさんあるから、自分の生活にあった神様に詣でるのが良し。
今年こそ恋愛を成就させたい!というのなら、清水寺にある地主神社。
どうしても別れたい相手がいるのよね~、というなら、安井金比羅宮。
受験などを控え、学業を成就させたいのなら、北野天満宮。
お酒を愛してやまない人なら、松尾大社。
子宝を授かりたいなら、梅宮大社。
子育てに悩んでいるなら、護王神社。
サッカー他、球技の上達を願うなら、白峯神宮。
芸事で身を立てたいなら、車折神社。
とにかく、金、金、金、というなら、御金神社。
ああ、切りがない。
でも、本当は、自分の努力しだい。
一か八かで罰が下って、OH MY GOD、ではいけません。
人事を尽くして天命を待つ、というところで、神頼み。
ということで、来年もよろしくお願いいたします。
”あいらんど”