ユネスコ無形文化遺産の和食を引き立てるパートナーと言えば「日本酒」。
京都市は1昨年1月に「京都市清酒の普及に促進する条例」を全国に先駆けて制定し、「日本酒で乾杯」を合言葉に普及をはかっています。
そこで今日は日本酒に関する話題を2つ。
「My猪口を贈ろう」
京都市内で伝統産業に携わる職人で作る「KYO-MONO is Cool!プロジェクト」は2月14日のバレンタインデーに向け、京焼、清水焼の猪口と西陣織の猪口袋、、京都の日本酒をセットで贈ることができる専用のギフトパッケージを造りました。京都駅ビル2階にある「ギャラリーカフェ 京都茶寮」に併設されたギャラリーで、「My猪口100Collection」という展示会を2月26日まで行っており、そこで同時に「My猪口(choco)ギフト」を販売しております。お値段は3000円~5000円。京都茶寮では老舗5軒の季節上菓子と宇治茶が楽しめますので、立ち寄って見てはいかがでしょうか。
「錦のうまいもんと京の日本酒祭り」
豊臣秀吉が開設したといわれる魚鳥市場を起源とする「錦市場」。京の台所として広く親しまれる錦市場は開設400年を迎え、記念イベントとして「錦の美味いもんと京の日本酒祭」を3月7日に開催します。時間は19:00~21:30。老舗の鮮魚店や湯葉店、だし巻のお店など、15店舖が酒の肴を販売し、京都の酒造メーカー20蔵元の日本酒を京焼・清水 焼のお猪口で楽しんでいただけるというものです。先着1200人限定の完全前売り制ですのでお急ぎを。
・・・行ってみるだけでもいいかな。
京都好き男
節分も過ぎ、今年も石長松菊園のロビーに雛人形を飾りました。
外国からのお客様も、"Oh! Beautiful!"と、写真を撮っていらしゃいます。
はんなり京美人のおひな様の左側にイケメンお内裏さま・・・あれ?!逆では?!
日本中のひな飾りとは、並び方とは逆が京飾りになっているのです。
これは昔、「天子南面」、つまり天皇様が南を向いて立たれた際に、右手に皇后様が立たれたしきたりを、京都だけが今も守っているのです。
明治以降、西洋の影響で男性の左に女性が並ぶ立ち方を天皇家が取り入れられ、全国のひな飾りもこれに倣ったとされます。
まだまだ、寒い京の街。梅や桃の花がほころぶ季節を待ちわびております。
女将