閑静な住宅街の中を歩いているとひっそり趣のあるの入り口が現れます。
門を潜ると竹林の中を奥へと伸びる石畳。
ここは徳川家康の家臣石川丈山の隠居の山荘として建てられました。
「詩仙堂」の名の由来は、建物の中心にある部屋「詩仙の間」
四方の壁には中国の漢晋唐宋の詩家三十六人の詩の入った肖像画。
この肖像画を描いたのが、二条城の襖絵を書いたことでも有名な狩野探幽
詩は丈山自らが書いたといわれています。
残念ながら写真撮影はNG。
庭は広く、流れる水と鹿威しの音が耳に心地良い空間でした。
この日は生憎の雨でしたが水滴の落ちた緑が鮮やかに光って美しい光景でした。
もみじが色付く秋の頃はまた違う印象になることでしょう。
まもなく紅葉シーズン。
秋の詩仙堂を見にぜひぜひ京都へおこしやす!
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