京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

観光客の行かない

2015-09-08 | 京都案内

京都へお越しの皆様、ありがとうございます。

調理場で働いておりますと、朝の仕込みが終わり、お昼を食べた後に夕方まで、空き時間ができます。
たまにその時間を利用して散歩に出るのですが、先日は深草にあります、石峰寺というお寺へ行ってまいりました。
黄檗宗のお寺で、山号は百丈山。観光寺院というわけではありませんが、知る人ぞ知るお寺です。
それは江戸時代の商人であり画家でもあった、伊藤若冲が下絵を描いた五百羅漢で知られているのです。
境内の竹林の中に、大小さまざまな石仏がならび、そのお顔は一体ずつ違うようです。
写生、撮影はご遠慮してくださいということで残念ながら、羅漢の写真はありません。
他に、朱塗りの唐門を潜って右に曲がって進んでいきますと、土葬された彼のお墓があります。

 

  

石峰寺へは、京阪神宮丸太町駅から約123分深草駅下車、東へ徒歩約10分です。


橋本でした