京都の紅葉の名所としてよく知られている左京区の真如堂(真正極楽寺)。
ここの境内は紅葉の時季のみならず、四季を通じて様々な花が咲き拝観する人を楽しませてくれます。
まだまだ新緑に包まれる境内、本堂の前には、向かって右に菩提樹、左に沙羅(春椿)の木があり、沙羅は可憐な花が見頃を迎えていました。
反対側のぶっきょの聖なる木の一つ、樹齢250年とみられる菩提樹は、本来なら小さな乳白色の花が鈴なりにぶら下がり甘い香りを出しますが、残念ながら行った時は少し見頃を過ぎておりました。
そして、意外と知られていないのが、真如堂は隠れた紫陽花の名所という事。本堂の裏手や鐘楼堂の周辺には先日の雨で鮮やかさを増した紫陽花が風情ある趣を醸し出していました。
真如堂の墓地には安土桃山時代を代表する画家、海北友松や、明智光秀の重臣、斉藤利光のお墓があります。
因みに三井家の菩提寺ともなっております。
京都好き男 細木
本日は誕生日会でした~。
今回は5、6月生まれ合同で開催されました。
5月と6月の合同開催は初めてのことだと思います。
少し新鮮な感じ。
まずはカルロス・ディオールこと、中村シェフ渾身のランチを頂きます。
一皿目は、6月限定メニュー”Asso di cuori”。
ふわとろオムレツの下に、ドライカレー。
卵でマイルドに仕上げつつ、中から出てくるスパイシーな感じが梅雨のじめじめを吹き飛ばしてくれます。
メインのお皿はこちら。
京都平井牛のポワレ ソース・エスニック ~軽いガーリックの香りと共に~
平井牛は丹波産の黒毛和牛。
薄めに切ってありますが、十分にジューシーな感じ。
軽い、の名の通り、ガーリックはそれほど気にならず、玉ねぎの甘さが肉に合います。
鯛、小海老、イタヤ貝のバプール バジルオイル。
バプールというのは、蒸し物のこと。
ジェノヴェーゼっぽい味で、見た目よりも濃厚な感じ。
魚介のそのものもちろん、そのうまみをまとったヤングコーンやズッキーニがまた美味しい。
そして、デセール。
マンゴームースをサンドしたホットケーキ、パパイヤ ア・ラ・モード、季節のフルーツ。
ヴォリューム満点!
マンゴームースは、欲を言えばもう少し主張が強くても良かったかな。
さっぱりしてるのが良いと言えば良いのだけど。
いずれも美味しくて、堪能させていただきました。
グラシアス、中村シェフ。
さて、デセールを食しながらの歓談のテーマは、お勧めの本、でした。
皆さんそれぞれ嗜好に応じて読書されているようですが、お勧め、というのは難しいようです。
自分は好きだけど、他の人は好きになってくれるかな~、と、不安に思うのでしょうか。
これと、一冊を挙げられる方は少なかったですね。
それでも、それぞれの方の読書に対する考え方や、その周辺にある趣味嗜好を垣間見ることができました。
普段はなかなかそういうことを話す機会は少ないので、非常に楽しい時間を過ごすことができました。
ブログ取材班