雨が心配されましたが、無事行われた五山送り火。
京の夏の風物詩ではありますが、本来はお盆に迎えた先祖の精霊を送る宗教行事の意味を持ちます。
送り火に手を合わせご先祖に思いを馳せたいものです🙏
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間も無く2017年の夏を送る、五山送り火が始まります。お宿いしちょう屋上の鑑賞会会場にもお客様がお集まりになっております。心配された雨もなく、星空です!

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大雲院は東山区円山公園の側にある浄土宗系の単立寺院です。
本能寺の変で討たれた織田信長の嫡子信忠の菩提を弔うため、二条御所址(京都国際マンガミュージアムが建つ)に創建されたのが初め。
大雲院の名は信忠の法名から付けられています。
後、秀吉の命により四条寺町南に移転。遥かに下って1972年(昭和47年)に現在地へ移りました。
境内には、総門、鐘楼、本堂、書院が建ち並び、墓地には、信長・信忠親子の慰霊碑が建ち、天下の大泥棒、石川五右衛門の墓もあります。
高台寺西側の「ねねの道」を北へ歩くと祇園閣が目を引きます。
祇園祭の山鉾をモチーフにした外観が特徴の祇園閣。
建築家・伊藤忠太氏の手により、ホテルオークラの創始者、大倉喜八郎が所有した別荘の一角に昭和3年に建てられましたが、大雲院の移転により、その伽藍の一つになりました。
鉄筋コンクリート造りで高さ36m。
屋根や扉など、随所に銅が用いられていて金、銀に次ぐ銅閣の異名を持ち、国の登録有形文化財に登録されている昭和の名建築です。
閣上からは360度の眺望が楽しめますが残念ながら撮影禁止。
京の夏の旅特別公開期間中(9/30まで)東山を訪れる際には是非どうぞ。
京都好き男 細木