京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

明智光秀ゆかりの地№10~谷性寺

2020-07-14 | 京だより

京都府亀岡市は明智光秀の丹波平定の拠点となった町。
谷性寺(こくしょうじ)はJR亀岡駅よりバスにて30分程の田園地帯にたたずむ、真言宗大覚寺派寺院。
本尊は不動明王。
 

光秀が天正5年に初めて丹波の地に入って依頼、この本尊、不動明王を崇敬するなど所縁が深く、「光秀寺」とも呼ばれる。
本能寺の変の前には「一殺多生の降魔の剣を授けたまえ」と成就を祈願したという。
参道をの上り切った「山門」をくぐった所にあるのが光秀の首を埋葬したと伝わる首塚。
現在ある首塚は勤王の志士によって光秀の怨念を鎮めるため建てて供養したと言われる。
境内の東側にある山門風の門は昭和51年(1976)に亀山城下にあった西願寺の門を移築したもの。
「光秀公首塚」の正面東側に位置しこの門を通して首塚が正面に見える事から「明智門」と名付けられたそうです。



本堂はコロナウィルス感染拡大防止のため解放されておらず、御本尊の不動明王を見る事が出来ず、残念至極。



谷性寺では毎年5月3日に開催される「亀岡光秀まつり」では追善供養が行なわれます。
明智家の家紋がキキョウである事から「桔梗寺」とも呼ばれます。
谷性寺の門前には地元地域住民が、光秀の供養にキキョウを植えて整備した「ききょうの里」があり、今まさに、紫や白、珍しいピンクや八重咲のものまで咲き、見頃です。







他にもアジサイ、ユリ、ヒマワリも咲いています。



光秀の騎馬像も誇らしげに建ち亀岡の英雄といった感じです。



近くには「湯の花温泉」があり日帰り入浴もできますので是非どうぞ。
密には十分お気を付けください。

京都好き男 細木


自己主張を感じる花

2020-07-14 | 京だより

花の名前は、ヒメヒオウギズイセンです。

鮮やかなオレンジ色が綺麗で道端で咲いていると

思わず目を奪われてしまいます。

明治時代の中頃、観賞用として日本に入ってきました。

自然が発する色は、インパクトがありますね。

加茂街道で見つけた花です。                <サイダー>