京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

ハートみ~つけた!

2021-01-16 | 京だより

今回は詩仙堂を目指してテクテク。



途中縁起のいい名前が彫られた石の形に目が止まりちょっと寄り道。

「金福寺」。ここは松尾芭蕉や与謝蕪村ゆかりのお寺でもあります。



御朱印帳を書いていただいた折にも親切丁寧に説明をして頂きました。
ここから数分で詩仙堂へ。

 



北野は30年前、懐かしいというよりきれいさっぱり忘れていた影色(笑)
詩仙堂のすぐ上には宮本武蔵の一乗寺下がり松の決闘で有名な「下り松の古木」が祀られている八大神社があります。

 



決闘の場所はここから少し下がった所にありますが、そこの松は今は五代目だそうです。

 

映画にもなっていて若かりし頃の高倉健さんも出ていたみたいです。
また、本殿のしめなわのミカンですが両サイドに2個づつあり、かがみもちの上に飾られている干し柿も同じ配列なんですよ。
みんながこんな気持ちだと平和でいいですよよね。
ここまで来たら曼殊院へ。



山門だけ写真におさめて途中気になったお寺まで急いで戻り受付へ。
もう4時半。閉門が5時なので中に入るのは今度にして山門だけでも写真に撮ろうと参道まで移動したときにパーッと目に飛び込んで来たのが「ハート」。
なんでこんなところに。目がしばらくくぎ付け。

 

 

なんか目茶嬉しい。「ここは恋人たちの聖地か!?」なんて勝手に一人ではしゃいでいるおとめな58才(笑)
この時1組にごご夫婦が受付の方に「いまから見て回れる時間はありますか?」と尋ねておられたのですが、
「20分もあれば見れますよ。今からだと夕焼けがきれいですよ」との事。
ちょっと気持ちがゆれたのですが、まぁ今日はハートを見つけただけでも十分。
コロナが落ち着いたらぜひ圓光寺でハートを見つけてみてね。
幸せな気分になれますよ。

ゆっぴー


今年は丑年

2021-01-16 | 京だより

今年の干支は丑。というわけで北野天満宮へ行って来ました。
ここは菅原道真を祀るという事もあり、境内には数多くの牛の像があります。



1月という事もあり初詣の方や、受験生の方も多く見受けられました。

今の時期はなかなか京都に来づらいとは思いますが、来られた際には数を数えてみてください。
境内の梅の花ももうすぐ満開になりそうです。
秀吉が築いた御土居の一部も残っており、歴史に興味のある方にとっては一見の価値がある場所だと思います。
ところで、北野天満宮に牛の像が多い理由ですが、菅公が丑年生まれで丑の月の丑の日に亡くなったことから神の使いとされたとか。
数多くある牛の像ですが、ほとんどが臥牛。
ただ1頭だけ立ち牛がいるそうです。探してみてください。

松井でした