京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京都府立植物園花だより№2

2021-03-30 | 京だより

市内の桜はほぼ満開。コロナ禍ではありますが何となく清々しい気分になります。
今回、比較的「密」にならずコロナ対策もされている京都府立植物園に満開の桜を見に行ってきました。
府立植物園には約170種500本の桜があり3月中旬の寒緋桜、下旬から4月上旬のソメイヨシノ、八重紅枝垂桜、4月下旬の菊桜まで、桜を楽しめます。

 

 

今年は例年より早く「桜林」を中心に満開を迎えソメイヨシノ、紅枝垂桜が頭上を覆うように咲き、珍しい「アメリカ」も咲いています。
桜林へは賀茂川門から入ると便利です。
桜以外にも黄色のシナレンギョウ、紫のフジモドキ、桃色のシダレモモ、ハナモモが咲いています。

 

 

他にも、桜にとてもよく似たアーモンド、門の近くには芝桜が咲いております。
賀茂川門を出て賀茂川に向かうと「半木の道(なからぎのみち)」に出ます。



紅枝垂桜が賀茂川沿いに咲き北大路橋まで散策が楽しめます。
なお、今年は新型コロナウィルス感染防止対策のため、例年開催されている「鴨川茶店」は中止。
植物園の桜のライトアップも中止ですが、開園時間が延長され、午前9時から午後6時までのなっております。

京都好き男 細木