京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

紅葉の高台寺から「ねねの道」、「維新の道」へ

2021-11-14 | 京だより

早朝の高台寺はまだ観光客も少なく静寂に包まれています。



二つの池を配した池泉回遊式庭園は紅葉の名所で今まさに錦秋を迎えようとしています。

 

高台寺の西側の階段を下りると円山公園から清水寺へと抜ける全長250mの美しい石畳で風情のある「ねねの道」へ出ます。



京都市が3年ほどかけた石畳の張り替え工事が終わり、大変きれいになりました。
ねねの道を進むと幕末勤王の志士たちを祀る京都霊山護国神社への参道、「維新の道」へ出ます。
坂道を上った所にあるのが「霊山歴史館」(幕末維新ミュージアム)と京都霊山護国神社。

 

霊山歴史館は黒船来航から、龍馬、新選組、明治維新までの専門博物館。
現在、「展覧会 渋沢栄一が生きた幕末第3期栄一をめぐる人々」を開催中。(2022年1月23日まで)
京都霊山護国神社の境内には、坂本龍馬や、当館ゆかりの桂小五郎(木戸孝允)の墓があります。



ぜひお参りください。

東山地区はまもなく紅葉シーズンを迎え人でも多くなります。
午前中の散策をおすすめします。

京都好き男 細木