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国の指針後初 大学から遺骨返還(動画)

2020-10-05 | アイヌ民族関連
NHK 10月04日 18時32分

明治時代に新ひだか町から掘り出され、東京大学に保管されていたアイヌ民族の遺骨が4日、地元のアイヌ協会に返還されました。
返還されたのは明治時代にいまの新ひだか町三石地区から掘り出され東京大学が研究目的で保管していたアイヌ民族の遺骨1体です。
4日、大学側から3人が地区を訪れて地元のアイヌ協会の関係者に遺骨を引き渡しました。
アイヌの人たちは返還を受けたあと神々に感謝と祈りを捧げる「カムイノミ」という儀式を行い、納骨堂に遺骨を納めました。
国はおととし、身元がわからない遺骨でも掘り出された地域がわかればアイヌ団体からの申請で返還できるとする指針を示していて、今回はこの指針に基づく初めての返還となりました。
東京大学の山本哲也本部総務課長は「今回の返還が私たちとアイヌの人たちにとってよい一歩となるよう祈る。アイヌの人々による尊厳ある慰霊の実現に力を尽くしていく」と話していました。
三石アイヌ協会の幌村司会長は「遺骨は明治以来の帰郷となってよかったし、私たちもほっとしている。どのように埋葬するか今後、検討したい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201004/7000025348.html

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アイヌ民族の遺骨1体、東大が三石アイヌ協会に返還 祈りの儀式で納骨

2020-10-05 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/04 23:11 更新

東大から遺骨返還を受け、先祖供養の儀式を行う三石アイヌ協会の関係者ら
 【新ひだか】日高管内新ひだか町三石地区の三石アイヌ協会(幌村司会長)は4日、東大が保管するアイヌ民族の遺骨のうち同地区で出土した1体の返還を受けた。文部科学省によると、身元不明の遺骨でも出土地のアイヌ民族団体に返還できる手続きを定めた、2018年策定の政府指針に基づく初の返還例。東大職員が遺骨を持参し同協会が神への祈りの儀式「カムイノミ」を行って納骨した。
 東大によると、返還されたのは成人男性の頭骨で、東大教授だった小金井良精(よし きよ)氏が1888年(明治21年)に同地区から研究目的で持ち帰ったとみられる。
 東大職員3人が同地区のアイヌ民族の伝統家屋チセを訪れ、遺骨を幌村会長に手渡した。同協会は、神々に感謝の祈りをささげた後、遺骨を同地区のアイヌ民族の無縁納骨堂に納めた。
 返還にあたり、東大の山本哲也・本部総務課長は「今後もアイヌの人々による尊厳ある慰霊の実現に向け、力を尽くしていく」とあいさつ。幌村会長は「(遺骨の)ご本人にとって132年ぶりの帰郷となった。三石でこそ安らかに眠ることができると信じ、心からの慰霊を続けていきたい」と述べた。
 文科省によると、指針に基づきアイヌ民族団体から返還申請を受け付けて手続きを進めている遺骨は、三石の1体のほかに同管内平取、日高両町と紋別市の計41体。平取町の関係者によると、同町には早ければ10月中にも返還される見通しという。(横田望)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/467176

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東京大学 三石アイヌ協会に遺骨を返還(動画)

2020-10-05 | アイヌ民族関連
HTB 10/4(日) 18:24配信

 東京大学が新ひだか町から持ち出し、保管していたアイヌ民族の遺骨が、4日、およそ130年ぶりに返還されました。
 返還されたのは、1888年に東京大学の教授が研究目的で日高管内の墓地などからアイヌ民族の遺骨を収集した際、新ひだか町三石から持ち出された成人男性の頭の骨とされている遺骨です。
 これまで大学などが保管していたアイヌ遺骨の返還は、遺族など、個人に限定されていましたが国はおととし、身元不明の遺骨も持ち出された地域に返還することを認め、国のガイドラインに従い今回、初めて三石アイヌ協会に返還されました。
 三石アイヌ協会幌村司会長「明治以来の帰郷でありますから(遺骨の)本人にとって良かったし、我々もうれしいというか、ほっとしている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/15be2dbc8ee07f52b4d32e97025a9749c807c6e0

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「アイヌ」学習、機会に地域差 「道外でも生の声聞き理解深めて」

2020-10-05 | アイヌ民族関連
毎日新聞2020年10月5日 東京朝刊 会員限定有料記事 

 2019年に施行されたアイヌ施策推進法で、先住民と明記されたアイヌ民族。20年7月には北海道白老町にアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が開業し、改めて注目が集まる。20年度から全面実施された小学校の学習指導要領にも「アイヌ」が盛り込まれているが、どう教えるかは現場任せ。熱心に取り組む地域がある一方、学ぶ機会の地域差が課題になっている。【高橋由衣】
 「オハウ(汁物)! トノト(酒)!」。カードを2枚めくると、それぞれアイヌ料理の汁物と酒の絵が描かれており、児童たちはアイヌ語で声を合わせた。北海道平取(びらとり)町の二風谷(にぶたに)小の体育館で8月28日、全校児童12人がグループになり、神経衰弱ゲームで盛り上がっていた。
この記事は有料記事です。
残り1419文字(全文1756文字)
https://mainichi.jp/articles/20201005/ddm/013/100/037000c

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アイヌ文様の刺しゅう200点ずらり 旭川、4日まで

2020-10-05 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2020/10/04 11:00

アイヌ文様の刺繡(ししゅう)作品が並んだ展示会=2020年10月3日、北海道旭川市
(朝日新聞デジタル)
 北海道旭川市緑町15丁目の旭川市民生活館で、アイヌ民芸品展示会が開かれている。同館主催の講座でアイヌ文様の刺繡(ししゅう)を学んだ生徒や、卒業生の作品200点以上が並び、販売も行う。4日午後3時まで。
 旭川アイヌ協議会や旭川アイヌ協会の協力で開催。旭川に伝わるアイヌ文様を施したコースターやシャツ、かばん、ティッシュペーパーケースなどが並び、1年以上かけてつくられたベッドカバーもある(一部は非売品)。入場無料。入場の際はマスクの着用が必要。問い合わせは同館(0166・52・8866)。(井上潜)
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/region/asahi_region-ASNB371WRNB3IIPE009.html

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熱海発、即興音楽ライブ 24、25日中心にパフォーマンス

2020-10-05 | 先住民族関連
静岡新聞(2020/10/4 11:49)

即興の朗読で言葉をやりとりする巻上さん(手前)と町田さん(左端)=熱海市の起雲閣
 熱海市の起雲閣で2日夜、即興の音楽やパフォーマンスを中心に据えたフェスティバル「熱海未来音楽祭」が開幕した。プロデューサーを務める音楽家の巻上公一さん(64)=同市=、作家で音楽家の町田康さん(58)=同=が詩の即興朗読で共演した。
 2人はギターや打楽器、電子楽器の即興演奏やダンスパフォーマンスをバックに、視線を交わしながら自らが選んだ詩を交互に朗読した。巻上さんが三島市出身の大岡信さんや、米大陸の先住民族の詩を朗々と読み上げると、町田さんは萩原朔太郎さんやソ連の詩人マヤコフスキーの作品で“応戦”した。会場で約40人が耳を傾け、インターネットを活用した中継も行った。
 音楽祭は昨年に続く2回目。今年は24、25の両日を中心に、音楽やダンス、パレードなどさまざまな催しを同市内で予定する。24日には同市とポルトガル・リスボンをネットでつないだトランペットと和楽器の即興ライブを、25日には熱海サンビーチで町田さん作、巻上さん演出の音楽パフォーマンスを行う。詳細は公式ウェブサイト(「熱海未来音楽祭」で検索)参照。
https://www.at-s.com/news/article/culture/shizuoka/815638.html

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