先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

札医大でイチャルパ 道アイヌ協会が先祖を慰霊

2020-10-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/07 19:50
 北海道アイヌ協会は7日、札幌医科大が保管するアイヌ民族の遺骨を慰霊する「イチャルパ」を同大構内で行った。協会の会員や大学関係者ら約30人が出席し、先祖の霊を供養した。
 同大に保管されていたアイヌ民族の遺骨は計263体。このうち大半は昨年11月、胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の慰霊施設に納められた。残りの一部は釧路や江別など4地域への返還を目指し、保管されている。
 儀式に先立ち、同協会の大川勝理事長は「遺骨が保管された経緯などについて、禍根を残すことがないよう、当事者相互の理解を基本に、国に必要な対応を求めていく」とあいさつ。神への祈りの儀式「カムイノミ」に続き、祭壇に果物や伝統料理を供えるイチャルパで鎮魂の祈りをささげた。(田鍋里奈)
☆イチャルパのルは小さいル
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/468329

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ムックリの演奏と製作体験を限定実施 ウポポイ 10月の土日

2020-10-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/07 21:07 更新
 【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」は、新型コロナウイルス感染防止のため、7月の開業から実施を見合わせてきたアイヌ民族の楽器「ムックリ(口琴)」の演奏体験と製作体験を、10月のみ土日限定で実施する。
 新型ウイルス対策の入場制限を緩和したことに合わせ、3日から始めた。演奏体験は午後2時40分からで先着20人。マスクをしたまま口元にムックリを近づけ、音を出すための手の動きなどを学ぶ。製作体験は午前11時からで先着10人。竹を彫刻刀で削って作る。ムックリはどちらの体験でも持ち帰ることができる。
 希望者は当日、会場の体験学習館で受け付ける。参加費は各千円。17日以降の体験時間は変更の可能性があり、11月の実施については検討中。詳細はホームページで確認できる。問い合わせは、ウポポイ(電)0144・82・3914へ。(斎藤佑樹)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/468324

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「ようこそ!白老町へ」町職員らが修学旅行生歓迎

2020-10-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/07 19:14
 【白老】町とJR北海道は7日、JR白老駅で、修学旅行で特急北斗を利用してアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を訪れた釜石市立釜石中の生徒たちを歓迎した。
 札幌―函館間を運行する特急北斗はウポポイ開業に合わせ、3月のダイヤ改正から白老駅に停車。JRと町によると、開業以降、道内外から数十人程度の修学旅行で特急北斗を利用することはあったが、100人を超える団体の利用は初めてという。
 この日はJR北海道の苫小牧地区駅長らのほか、町職員と白老観光協会の職員約30人が参加。アイヌ民族の伝統衣装を身に着けた参加者たちは、白老駅自由通路で「ようこそ!白老町へ」と書いた横断幕を持ち、アイヌ語で「こんにちは」を意味する「イランカラプテ」と呼びかけ、生徒らを出迎えた。
 同中3年の坂本麗(らい)さん(15)は「アイヌの文化や歴史をウポポイで学びたい。踊りを見るのが楽しみ」と話した。(斎藤佑樹)
◆イランカラプテのプは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/468318

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アイヌ文化振興へ連携協定 北大先住民センターと平取町など

2020-10-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/07 17:22 更新
 北大アイヌ・先住民研究センターは7日、日高管内平取町と平取アイヌ協会との間で、アイヌ文化の振興や伝承者の育成に向けた連携協定を結んだと発表した。同センターによる同様の協定は初で、他の地域でも今後、締結を進める考え。
 昨年5月施行のアイヌ施策推進法に基づく交付金事業で、道内の各市町村でアイヌ文化振興に関する取り組みが活発化する中、資料の活用や海外の先住民族との交流などを促進する狙い。
 協定内容は「地域の持続的発展」「人的交流・人材育成」など7項目で、9月23日に協定書に調印した。
 平取アイヌ協会の木村英彦会長は「若いアイヌの取り組みを後押しできるような連携に期待したい」と話し、同センターの加藤博文センター長は「国内唯一の先住民研究の拠点として、各地のアイヌ民族の伝承活動や地域の発展に貢献できれば」と抱負を語った。(斉藤千絵)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/468269

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青に願う

2020-10-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/07 16:00
 マリッジブルーやブルーマンデーのように、青い色には憂鬱(ゆううつ)や不快などの意味がついて回る。一方、メーテルリンクの「青い鳥」では幸福の象徴だし、青空のように爽快さや冷静さを感じさせてもくれる。
 西欧で青は「魔力があって悪魔を払ってくれる色、逆に死を呼び寄せる喪の色ともされていた」(新井美樹「色の辞典」)時代もあったという。
 今も昔も二面性を持つ青色だが、釧路市阿寒町の阿寒湖では、断然「悪魔を払う色」として、人々が青の力に期待を寄せる。
 連日、夜8時、湖畔から観光船が出航する。沖に船が止まると、次々と発光ダイオード(LED)ライトで青く輝く、プラスチック製のボールが投げ込まれる。11月まで開催中のイベント「カムイへの祈り カムイコオリパク」だ。
 アイヌ語で「カムイ」は神、「オリパク」は謙虚。神様と謙虚に向き合いながら新型コロナウイルス終息を願い、医療従事者に感謝の意を表そうと始まった。
 漆黒の湖面に浮かぶ数々の青は神秘的だ。冷静さや清潔感といった色のイメージが伝わってくる。下船後はたいまつを掲げて温泉街を行進し、エカシ(長老)が神へ祈る儀式「カムイノミ」で、健康と安全を祈願する。
 週末ともなると、定員150人が埋まることも多いそうだ。最近は「Go To トラベル」で訪れた観光客の参加も目立つ。
 一日も早くコロナが収まりますよう―。冷涼な秋の空気に包まれた阿寒湖で、人々は今夜も青に願いを込める。(坂本和之)
◆「カムイコオリパク」と「オリパク」の「ク」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/468242


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高島屋大阪店、ご当地マスク販売 全国から300種、20日まで

2020-10-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/07 11:07

高島屋大阪店でアイヌ民族文様をあしらったマスクを着用し、ご当地マスクを紹介する店員=7日午前、大阪市
 高島屋大阪店(大阪市中央区)は7日、全国47都道府県の染め物や織物の産地などで作られたご当地マスクを集め、販売を始めた。「マスク博覧会」と題した20日までの期間限定イベントで、素材やデザインの異なる約300種類をそろえた。
 1階の入り口近くに特設売り場を設置。菅義偉首相が着けて話題となったアイヌ文様をあしらったマスクもある。
 イベントは高島屋の呉服売り場の担当者が企画した。広報担当者は「世界に誇る日本の染織の魅力を体感してもらえれば」としている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/468142

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北海道の「アイヌ刺しゅう」

2020-10-08 | アイヌ民族関連
なんば経済新聞 2020.10.07

ご当地マスクなどを集めた催事「マスク博覧会」が10月7日、高島屋大阪店1階で始まった。北海道の「アイヌ刺しゅう」。
https://namba.keizai.biz/photoflash/8955/

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全国を料理旅、郷土料理アレンジのレシピ本

2020-10-08 | アイヌ民族関連
岐阜新聞 10/7(水) 9:22
◆美濃加茂出身の料理家 minokamoさん出版
 岐阜新聞くらし面(毎月第3水曜日)で「minokamo毎日ごはん」を連載中の料理家・minokamo(本名・長尾明子)さん=美濃加茂市出身、東京都=が、レシピ本「料理旅から、ただいま」(風土社)を出版した。岐阜をはじめ各地の郷土料理を作りやすくアレンジしたレシピ26点を紹介しており、minokamoさんは「旅先でもらった、おいしい料理レシピのお土産をお裾分けしたい」と話す。
 「料理旅から―」は、風土社の季刊誌「チルチンびと」の連載を大幅加筆し、まとめたもの。巻頭を飾るのは、地元岐阜の赤かぶ漬け、朴葉寿司(ほおばずし)、玉みそなど。いずれも加茂郡七宗町で暮らした祖母和子さんの料理が原点になっている。続いて、愛知県の「蛸(たこ)あさり飯」、青森県の「鯖(さば)のせんべい汁」など12道県を旅して出合った郷土料理のアレンジレシピを春夏秋冬別に紹介。番外編としてイギリスとベルギーの料理も掲載した。「毎日ごはん」でおなじみのかわいらしいイラストで、各県の郷土食やそれにまつわるエピソードが描かれる。
 写真家でもあるminokamoさんは、料理だけでなく旅先の人々が調理するもようや表情も生き生きと写し出す。25歳で上京し、東京での暮らしは二十数年。「そこに行かなければ知らずにいた料理との出合いがたくさんあった」と感慨深げ。
 「料理旅から―」掲載のお薦めレシピは、北海道の「黒胡椒(こしょう)風味の三平汁」。タラとたっぷりの野菜を昆布だしで煮込んだ冬の味は、アイヌ料理が起源ともいわれており、遠く離れた北海道に思いをはせることができる。黒胡椒をかけてポトフ風にアレンジした。「『おいしい』がきっかけで、行ってみたい、懐かしい、といった気持ちになれる」
 郷土料理をアレンジする際に心掛けたのは、できるだけ手に入りやすい食材を使うこと。そこで祖母の家の近所にあった商店を思い浮かべてみる。「あの商店に置いてなさそうな食材では、作れない人もいて困るだろうから」と笑う。思い付いたらすぐ作れるようなレシピにしたという。
 旅は1、2カ月に1度のペースで続けていたminokamoさん。新型コロナウイルス感染が拡大していた頃は自宅で過ごす日々だったが、レシピ作りは続けた。規制が徐々に緩和されつつある今、また旅を再開しようと考えている。
 minokamoさんにとって、料理とは「毎日元気に過ごすためのものであり、誰かとつながれるもの」。離れていても同じ料理を作って食べれば相手を思うことができる。「みんなとご飯を食べておいしいね、と言い合えるのはすてきなこと。そんな料理を紹介していきたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b5933d56e0edec1eade0bdeae5147abb9e86d42

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