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戦国時代、謀殺されて怨霊となったアイヌの首領・ショヤコウジ兄弟のエピソード

2020-10-24 | アイヌ民族関連
excite.co.jp 2020年10月23日

かつて蝦夷地(現:北海道)や樺太、千島列島に独自の文化を繰り広げていたアイヌ系諸部族(以下アイヌ)は、本州の人々と交流したり争ったりしていました。
歴史の授業では江戸時代初期に勃発したシャクシャインの乱(寛文九1669年)について軽くふれた記憶がありますが、当然それだけではありません。
そこで今回は、戦国時代におけるショヤコウジ兄弟の戦いを紹介したいと思います。
■渡島半島の統一を目指すショヤコウジ兄弟、蠣崎光広を攻める
ショヤコウジ(庶野訇峙)兄弟については諸説あり、ショヤコウジ(地名?家名?あるいは部族名?)の兄弟なのか、ショヤ(兄?)とコウジ(弟?)という二人の名前をつなげただけなのか、もしくは兄か弟のどちらかがショヤコウジという代表格であり、彼に兄弟がいたことを示している(例:劉備3兄弟)のか、はっきりしません。
いずれにせよ、彼らは渡島半島の東部に勢力を広げていたアイヌの首領で、永正十二1515年(※)に同西部を支配していた蠣崎光広(かきざき みつひろ)の領土へ侵攻します。
(※史料によって永正十六1519年とする記録もありますが、光広はその前年に亡くなっているため、ここでは永正十二年説を採りました)
ショヤコウジ兄弟が戦争を挑んだ理由については不詳ですが、おおかた利権の対立か、蠣崎領の守備が手薄だったのか、その隙を衝いて縄張りを広げようとでもしたのでしょう。
よくアイヌの歴史について語る時、こと和人(あるいは和人寄りの蝦夷など)との関係性において「搾取と迫害に追い詰められて決起した」的な論調が目立つものの、アイヌだって常に「和人支配に虐げられるばかりの弱者」ではなく、積極攻勢に出ることも間々ありました。
■追い詰められた光広は……。
実際、アイヌの軍勢は勇猛果敢に戦い、和人側もしばしば苦しめられています。
「退け、退け……っ!」
ショヤコウジ兄弟らの攻勢を防ぎきれず、蠣崎勢はジリジリと後退。他家の援軍もあてにできず、このままでは全滅です。
「……かくなる上は!」
光広は一計を案じ、ショヤコウジ兄弟に対して和睦を申し入れました。
「つきましては皆様をおもてなし致したく、また献上品などもございますので、是非とも松前(現:北海道松前町)までお越し下さいませ……」
これで渡島半島は我らが支配下に統一された……蠣崎家からのご招待を受けて、ショヤコウジ兄弟はご満悦です。
和睦の酒宴に招かれたアイヌの首領たち(イメージ)。
「そうまで言うなら、もてなされてやらんでもないぞ!」
「しかし兄者、これは油断させるための罠かも知れん。いくら和睦とは言え、敵の本拠地に乗り込むのは……」
「なぁに、心配要らん。我らが武勇をもってすれば、万に一つ敵の謀計があろうと、罠もろとも蹴散らしてくれるわい!」
「そうだな……よし、行こう!」
果たして酒宴に招かれたショヤコウジ兄弟と仲間たちは、光広たちのおべんちゃらに気をよくして痛飲し、すっかり酔いつぶれたところを一網打尽に殺されてしまったのでした。
これを「騙し討ち」とするか「謀計の一つ」とするかは判断に迷うところですが、それだけ光広たちが追い詰められていたことは間違いないようです。
■怨霊となったショヤコウジ兄弟
かくして指導者を失ったアイヌたちは潮が退くように本拠地へと逃げ帰り、ショヤコウジ兄弟らの遺骸は館近くに埋葬され、「夷塚(ゑびすづかorゑみしづか)」と呼ばれるようになりました。
「おのれぇ……よくも騙しおったなぁ……っ!」
今夜も塚から呻き声が……(イメージ)。
怨霊となったショヤコウジ兄弟は、それからも蠣崎家が出陣する度に土中より呻き声を上げるようになり、光広の孫である蠣崎季広(すえひろ)の代にアイヌとの講和条約「夷狄商舶往来法度(いてきのしょうはくおうらいのはっと)」が結ばれるまで、絶えることがなかったと言います。
※参考文献:
長谷川成一 編『北方社会史の視座 歴史・文化・生活 第1巻』清文堂出版、2007年12月
木村裕俊 訳『新羅之記録 現代語訳』無明舎出版、2013年3月
榎本進『アイヌ民族の歴史』草風館、2007年3月
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan
https://www.excite.co.jp/news/article/Japaaan_130535/

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登別産ホップ使った地ビール 仕込み着々12月発売 ラベルと名称決まる

2020-10-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/23 21:16
 【登別】登別産ホップを使った地ビール開発に取り組む、市民有志でつくる研究会は23日、地ビールのラベルや名称などを公表した。ホップを大きく描いたデザインで、12月12日から販売する予定。同日、乾燥させたホップの仕込み作業も行われ、完成に向けて関係者の期待は高まっている。
 地ビールの名称は「ヌプルペッ ペールエール」で、「ヌプルペッ」は登別の語源となったアイヌ語。ラベルのデザインは登別出身のアーティスト、リー・イズミダさん(東京在住)が手がけた。中心にホップを描いた落ち着いたデザインだ。1本330ミリリットル、600円で販売する予定。12月12日から数量限定でわかさいも本舗登別本店や登別東店、ちょいす登別店などで扱う計画で、市はふるさと納税の返礼品としての活用も検討している。
 開発を進める「登別産ホップ研究会」は当初、地元産ホップ100%のビールを目指したが、収穫した約17キロのホップを乾燥させると2・6キロにとどまった。このため、上川管内上富良野町産のホップを加えて製造することにした。登別産も上富良野町産も同じ米国原産のカスケードホップだが、登別産は特にシトラス系の香りが特に強く、上富良野町産は全体的に香りが強いという。
 同会メンバーで、望月製麺所会長の泉田覚さん(66)は「こんなに少なくなるとは思わなかった。来年は株数を増やして、登別産100%を作りたい」と話す。
 仕込み作業は、登別市内のわかさいも本舗のビール工場で行われた。粉砕してネットに詰めた乾燥ホップが、次々と麦汁の煮沸釜に入れられた。十数分ほど煮沸した後、約20度まで冷やした。タンクで約1カ月間発酵、熟成させると完成する。同工場長の柴田泰彦さん(52)は「道内産のホップだけでつくるのは初めてで、未知の部分が多いが、希望に満ちている。爽やかな感じのビールになるのでは」と期待を込める。
 同会は2018年から泉田さんの私有地でホップの栽培をスタート。3年目の今年、初めてまとまった量の収穫に成功した。(今関茉莉)
※登別の語源となったアイヌ語「ヌプルペッ」の「ル」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/474052

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道教委の出土品通知は「差別」 アイヌ民族2団体抗議

2020-10-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/24 02:48 更新
 アイヌ民族ら有志による二つの市民団体は23日、近世以前の人の遺体が出土した場合、道教委の文化財認定を受けるとする通知を1999年に出していた道教委に対し、「アイヌ民族の遺骨を前提とした民族差別だ」として抗議を申し入れした。
 団体はいずれも札幌や旭川などのアイヌ民族でつくる「先住民族アイヌの声実現!実行委員会」と、「日本人類学会のアイヌ遺骨研究を考える会」。両団体が民族の遺骨問題を調べる中で今回の通知が判明した。
 通知は道内の各教育局や市町村教委に出したもので、出土品の扱いを説明。人の遺体については「直接人類の過去を立証するもの」として、特に近世以前の遺体に関しては「将来にわたり保存・活用の必要性」があると記している。
 道教委に抗議文を提出した考える会の出原昌志事務局長は「近世以前に北海道に住んだ多くはアイヌ民族。通知は乱暴で配慮がない」と強調。これに対し、道教委文化財・博物館課の西脇対名夫(つなお)課長補佐は「通知は出土品の保護が本来の目的だった。改訂に向け民族の声を聞きたい」と述べた。
 2団体は同日、盗掘されたアイヌ民族の遺骨返還を求める全国1231団体から集めた署名を国に提出した。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/474036

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<ウポポイ3カ月で見えたもの>4 還す 収集経緯 分からぬ遺骨

2020-10-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/23 11:01
 胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の中心部から1・2キロ離れた丘の上に、アイヌ民族の遺骨を納めた慰霊施設がひっそりとたたずみ、周囲は観光客もまばらだ。遺骨は明治から昭和にかけ、北大や東大などの研究者が埋葬地から発掘するなど無断で入手したものが大半だ。
■国と大学に責任
 「踏みにじられた尊厳の回復を引き続き求めていく。国と大学には責任がある」。北海道アイヌ協会の大川勝理事長は今月14日、ウポポイ開業後に初めて慰霊施設で行われた先祖供養の儀式イチャルパの際、こう力を込めた。儀式には各地のアイヌ協会員のほか、遺骨を保管していた大学関係者約50人が集まった。
 慰霊施設には全国12大学が保管していた遺骨約1500体のうち9大学の1323体と1個体として特定できない遺骨が入った287箱が納められている。国は地域に返還する前に一時保管する場と位置づける。
 遺骨は、19世紀から20世紀前半にかけて「アイヌ民族白人説」の検証などのため、欧州の研究者らが収集を始めた。1930年(昭和5年)ごろからは旧帝国大の和人研究者も発掘を始めた。東大教授だった故小金井良精(よしきよ)が1888年(明治21年)に遺骨を収集した様子を記した北海道旅行記には「アイノ(アイヌ)がまだ附近に居る様なところは避けて、成るべく古い無縁の墓場を探し求めるのが最も大切であると考へてゐた」と記述。アイヌ民族に見つからないよう「盗掘」していたことが分かる。
 こうして持ち去られた遺骨は各地の大学の棚にむき出しで陳列されるなどずさんな保管状況にあることが1980年代に発覚。北海道ウタリ協会(現アイヌ協会)が返還運動を始めたが、大学は納骨堂を設けるなどの対応にとどめ、抜本的な解決に消極的だった。
 転機となったのは2012年、日高管内浦河町出身のアイヌ民族が北大を相手に返還を求めて提訴し、その動きは紋別など道内各地に広がった。このうち十勝管内浦幌町のアイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」(旧浦幌アイヌ協会)は14年から北大や東大を順次訴え、今年8月までに全て和解。大学から遺骨102体を取り戻し、再埋葬した。差間(さしま)正樹名誉会長(70)は「先祖の遺骨を地元の土に還(かえ)したい一心だった」と語る。
 こうした動きもあり、国は18年、地域から求めのあった遺骨は原則として返還する方針を決め、地域の受け入れ態勢など返還の条件や手続きを定めたガイドラインを出した。
■説明や謝罪なく
 返還要求のあった遺骨はウポポイの慰霊施設には集約されず、各大学が引き続き保管。そして今月4日、初めてガイドラインに基づく形で、東大が日高管内新ひだか町の三石アイヌ協会に遺骨1体を返還した。
 ただ東大は、遺骨は「日高国三石」で出土した成人男性のもので、和人男性が1888年、小金井良精に寄贈したとするだけで入手経緯などに関する詳細な記録は「存在しない」と説明。同協会の幌村司会長(65)は「本当にいいかげんだ。いったいどんな研究ができたのだろうか」と憤る。
 ニュージーランドなどの海外では、先住民族に遺骨を返還する際、収集経緯を調べた報告書を添付しているが、日本では国や大学が説明責任を果たさないままだ。札幌医科大は昨年11月に謝罪したが、北大や東大などほとんどの大学は謝罪すらしていない。
 10月下旬には北大や札幌医科大も初めてガイドラインに沿って遺骨を日高管内平取町に還す見通しだが、ウポポイで眠る遺骨は「故郷」に戻れる見通しすら立っていない。「平取アイヌ遺骨を考える会」の木村二三夫共同代表(71)は「遺骨にも人権がある。本来なら国や大学は収集の経緯をきちんと調べ、奪ったものを還すのが道理だ。真剣に還すつもりがあるのか疑問だ」と訴える。
 07年に国連で採択された先住民族の権利に関する国連宣言には「遺骨の返還に対する権利」を明記し、日本も賛成票を投じている。
※「イチャルパ」の「ル」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/473777

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「アニめし」を動画配信する管理栄養士 坂本星美(さかもと・ほしみ)さん

2020-10-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/23 10:54
 アニメなどの人気キャラクター風のコスプレで、作品にちなんだ料理のレシピを動画で配信する自称「アニめし」料理研究家。新作では札幌発の仮想アイドル「初音ミク」をイメージした焼きそばを考案、紫キャベツに含まれるアントシアニンで黄色い麺を緑に変色させる過程をミクになりきり解説する。
 「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」編では山かけうどん、「ドラえもん」編ではどら焼き、「ゴールデンカムイ」編ではアイヌ料理のオハウ…。5月から動画投稿サイト「ユーチューブ」で40本を配信し再生回数は計1万回を超す。料理の材料はサケやジャガイモなど道産食材が中心。「新型コロナで沈む社会を楽しく盛り上げ、食の大切さを伝えながら北海道のPRもしたい」と話す。
 天使大(札幌市)在学中から、NPO法人代表として児童館で食育イベントを開催。アジアの最貧国の一つネパールにも通い、現地の子どもたちにみそ汁を振る舞いながら栄養バランスの大切さを伝えてきた。
 しかし新型コロナの影響で、食育イベントやネパール行きが休止になったため、会えなくなった子どもたちへのメッセージとして動画制作を始めた。「日本のアニメは海外の子どもたちにも人気。アニメが入り口なら、幅広い層に食の大切さを発信できる」。生真面目な性格だが、自撮りする動画ではコスプレで歌や踊りも披露し、はじける。「コロナのつらさをばねに、新境地を開けた」と笑う。
 恵庭市在住。日本企業のネパール進出をサポートする札幌の会社社長に9月に就任したばかりの25歳。(佐竹直子)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/473770

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ウポポイ 道内の保存会と連携 各地のアイヌ古式舞踊披露へ

2020-10-24 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2020/10/23配信
 アイヌ民族文化財団(本部札幌市)は、道内のアイヌ古式舞踊保存会と連携し、白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)で各地域の伝統舞踊を披露する計画だ。国の重要無形民俗文化財に指定されている古式舞踊を上演し、アイヌ文化の深みと…
この続き:874文字
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https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/32189/

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“暗黒の木曜日”、「とくに苦しい」のは?【今日は何の日】

2020-10-24 | アイヌ民族関連
FORZA STYLE 10/24(土) 7:01
¶10月24日|国際連合デー(United Nations Day)|ニューヨーク株式取引所で株価が空前の大暴落(1929)|日本で携帯電話のナンバーポータビリティ制度が開始(2006)|柳宗悦(やなぎ むねよし)が日本民藝館を東京・駒場に開設(1936)|東京オリンピックが閉幕(1964)|
「とくにく(1929)るしい世界恐慌」だよね! 1929年の今日が「暗黒の木曜日(Black Thursday)」、ニューヨーク・ウォール街の株式取引所で株価が大暴落を起こして、世界大恐慌が始まったんだよ。5日後の10月29日火曜日にも、さらなる大暴落が起きて「悲劇の火曜日(Tragedy Tuesday)」と呼ばれたんだって。
ちなみに、ドクトル赤峰も愛する「日本民藝館」では、11月23日まで「特別展 アイヌの美しき手仕事」を開催中。秋の日に、民衆的工芸品の力強い美しさに触れてみるのも、いいよね!
みなさま、幸せな土曜日(Happy Saturday)を!
#毎朝検温 #StaySafe #目鼻口に触らない #PhysicalDistancing
2020年10月24日(土)【二十四節気|七十二候】
霜降(10/23-11/6)|霜始降(しもはじめてふる)〈第五十二候〉(10/23-10/27)
https://news.yahoo.co.jp/articles/aef1ed581882a35dbf3660d63875a4f5c7e8c106

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オードリー・タン氏が語った日本と地域の課題:NoMaps2020

2020-10-24 | 先住民族関連
アスキー 10/23(金) 18:00
2020年もNoMapsの季節がやってきた。カンファレンスの口火を切ったキーノートセッションでは、台湾のデジタル担当大臣 オードリー・タン氏をゲストに、「市民生活とテクノロジーの調和」についてさくらインターネットの代表取締役社長である田中 邦裕氏とともにディスカッションを繰り広げた。
 2020年もNoMapsの季節がやってきた。カンファレンスの口火を切ったキーノートセッションでは、台湾のデジタル担当大臣 オードリー・タン氏をゲストに、「市民生活とテクノロジーの調和」について、さくらインターネットの代表取締役社長である田中 邦裕氏とともにディスカッションを繰り広げた。ファシリテーターはCode for Sapporo、Code for Japanで活躍する古川 泰人氏。テーマは「現在行なわれていること」と「これからのこと」のふたつだ。
デジタル庁長官にオードリー氏を推す声、日本の閉塞感打破のヒントとは
 冒頭、古川氏がふたりに北海道の印象などを聞き、ディスカッションは本題に入った。最初に投げかけた質問は、最近興味を持っているテクノロジーについて。
 オードリー氏は現役エンジニアとしての顔も持っており、最新技術を学び続けている。一方の田中氏も、インターネット企業のトップとしてテクノロジーの動向には鋭い。奇しくもふたりが挙げたのは、拡張現実テクノロジーを有する台湾のスタートアップ・XRSPACEが手掛ける5G対応VRヘッドセット「XRSPACE MOVA」だった。
 続いて古川氏はオードリー氏に、日本を含む世界各国のイベントに参加していて見える、世界共通の課題、日本の課題について尋ねた。
 「いま世界中の人々が『創造的破壊技術』の代わりに『包括的技術』に取り組む方法を考えています。その点において世界を見渡しても、台湾と日本には多くの共通項があると思います」(オードリー氏)
 この言葉を受けて田中氏は、日本はビジョンを掲げていても実行力が伴わず、国民も変われると本心から思っていないのではないかと語った。
 「日本にデジタル庁ができることになり、誰が長官になるのか興味深く見られています。そんな中、オードリーさんにデジタル庁長官になってほしいという声をよく聞くんです。日本はビジョンを持っているが、実行力に欠ける。そんなときに国内人材ではなくオードリーさんに期待してしまうような閉塞感もある。この状況を打破しないといけないと思っています。何かヒントはありませんか?」(田中氏)
 オードリー氏はG0v(ガブゼロ/台湾最大のシビックテックコミュニティ)での活動を経てデジタル大臣に就いた経緯を語り、日本のCode for Japanにも同じような技量を持った人材はいるはずと語った。さらに台湾のリバースメンターシップ制度について紹介し、多様な背景での連携を充実させる役割につく人は、シビックテックコミュニティと強いコネクションを持っているべきだと述べた。
 そして、話題は自発的な協働を促す仕組みへ。台湾では総統杯というハッカソンが開催され、毎年優秀な5チームに国家元首自らがトロフィーを渡し、そのプロジェクトを国の政策に取り入れているという。行政府がハッカソンにおいて社会実装も含めた公約をかかげ、それを多くの国民が知っていれば、各地域の住民もその活動への参加を強く希望するのだとオードリー氏は紹介した。
 「日本でもできるはずなので、是非政府に提言したいですね。台湾の例を聞いていると、ものごとを継続、拡大していくためには国の力が重要になるけれど、始めるのは常に市民からだということを実感します」(田中氏)
長期的な視点を持てば中小企業でもイノベーションに投資できる
 第一次産業が盛んな北海道において、多くが伝統的なシステムで成り立っており、デジタルの恩恵を受けられていないとして、古川氏は次のような質問をした。
 「台湾では第一次産業に対するイノベーションはありますか? また現場に実装されるにあたって、フィールドワーカーである農業や漁業の生産者が自発的に参加するインセンティブはあるのでしょうか?」(古川氏)
 オードリー氏は農薬散布など人手を集めるのが困難なシーンでは、ドローンの活用などに興味が集まっており、その分野において5G技術への期待が高まっていると答えた。
 「台湾では5G技術の導入は実験的な目的だけではなく、農薬散布ドローンのように日常的な利用のために整備されるべきだとされています。大きな自治体のように強固なネットワークが整備されていない、地方を優先して5Gの導入を始めました。
 5つの通信事業者に多額の予算を先払いし、地域の協同組合や社会起業家たちが通信事業者と共同事業を行なうことに奨励金を出すとともに、自動運転社や遠隔医療、遠隔教育を含んだサンドボックスづくりに取り組んでいます」(オードリー氏)
 日本でもサンドボックスを作って5Gで新たな実験がたくさん行なわれている。田中氏は台湾と日本の違いとして、日本は南北に長い国であり、地方によって抱えている課題が違うこと、それに対してテクノロジーで解決できることが多数あることなどを挙げた。また古川氏は、台湾では5G導入にあたって地方が優先されていることに対して、デジタルディバイドを解消するための判断なのかとオードリー氏に問うた。
 「都市部での5Gは『あれば便利なもの』ですが、地方では『なければ困る必要な物』としての事例がたくさんあります。5Gを単に既存ネットワーク同等の選択肢として考えるのではなく、課題のある地域をより良い場所にするための手段として捉え、社会投資家たちに投資してもらいます。特に医療や教育、そして通信分野において地方に平等性をもたらすことが明確となり、長期的には投資の社会的リターンがとても高いのです」(オードリー氏)
 この答えを聞き、古川氏は次のように質問を重ねた。
 「地方への投資は民間企業にとってコストがかかるものです。それなりの利益を得られなければ投資しにくいと思うのですが、そこはどのように交渉したのですか?」(古川氏)
 これに対するオードリー氏の答は、地方への投資は必ずしもハイリターンな投資である必要はないというものだった。特に中小企業にとっては、こうした投資が自身のイノベーションを促進するとも付け加えた。
 「オープンイノベーションのエコシステムに参加、貢献することで、企業は利益を増やすのではなくコストを削減できます。研究開発をクラウドソーシングすることで、コストもリスクも高いインフラへの投資を減らせるからです。
 また、自社の技術スタッフに最新かつ最高の知識を与えることもできます。何か新しい課題が発生した場合に『この技術のメンテナーを知っているので、アドバイスをリクエストしてみましょう』と対応できるようになります。これらはすぐに費用対効果を得られるものではありませんが、事業開発と人材開発の両面で高い効果があるでしょう」(オードリー氏)
ダイバーシティとインクルージョンは同時に進められるべき
 話題は民間企業の社会貢献事例から、スタートアップや中小企業でも社会貢献できるのかどうかという話題へ展開した。
 たとえば日本ではクリプトンフューチャーメディアがコロナ対策にオンラインイベント主催者向けのシステムを開発、提供したり、田中氏が社長を務めるさくらインターネットもシビックテックやオープンソースのコミュニティに積極的な支援を行ったりしているが、そのような企業はまだ一部に過ぎない。
 台湾では、トレンドマイクロ社が「ドクターメッセージ」というLINE向けサービスを提供している。LINE上で誤情報が拡散するのを防ぐためのもので、ともだち登録することで誰でも使える。日本でも「ウイルスバスター チェック!」の名称で2020年8月より提供開始した。
 「これらの事例はいずれも、ある程度大きな企業のものです。企業体力がない中小企業でも、ソーシャルイノベーションに貢献できることはあるのでしょうか?」(古川氏)
 自身がSocialtextというスタートアップで働いていた当時のオープンイノベーションの仕組みを紹介し、中小企業であってもシビックテックコミュニティはすぐそばで歓迎しているものだと、オードリー氏は答えた。同じ質問に田中氏は、シビックセンターへの貢献は宣伝や広報ではないと切り出して、次のように語った。
 「今だけのことを考えると、社会貢献はコストも時間もかかり、利益にはそれほど影響がありません。しかし10年、20年後を考えたとき、社会とつながりを持っていて、社会にとってかけがえのない企業になっているためには、社会活動を続けていく必要があると思っています」(田中氏)
 次に古川氏が投げかけたトピックは、カルチャーとコンテンツについて。北海道のアイヌのように、台湾にも多くの先住民族が暮らしている。台湾ではG0vがこれら少数民族の言葉をオープンデータとして公開したり、オードリー氏自身もMoeDictという先住民族の言葉を収録したオンライン辞書プラットフォームを公開したりしている。デジタル技術を活用して伝統的な文化を守り、オープンにすることで利活用を促進する姿勢はインクルーシブ(包括的)なものに思えると古川氏は言う。そのうえでオードリー氏に、そうした取り組みにおいて工夫している点はなにかと聞いた。
 「現代社会では参政権などの基本的人権の概念が浸透しており、自分の権利を主張するための力として皆が自覚しています。しかし、アイヌ民族やアミ族など他の言語を話す先住民族にとっては、まったく事情が異なります。もし国民投票があっても、彼らの存在は非常に少数派となり、その声は社会になかなか届きません。伝統文化について記憶している人が減少して事態は悪化し、先住民族の行動意欲を奪っています。この状況で求められるのは、『アイヌのため』ではなく『アイヌと一緒に』行動すること。彼らの心に寄り添うことが大切です」(オードリー氏)
 「for」ではなく「with」を意識し、彼らの今後のため「after」を念頭において行動する姿勢が求められると、オードリー氏は結んだ。一方同じトピックについて意見を求められた田中氏は、「効率という言葉からの解放をまず念頭におくべき」と語り始めた。
 「ダイバーシティとインクルージョンは共になければいけない言葉です。それぞれの違いを認めた上で、その多様な人たちの個性を失わないまま一緒に動けるようにすることが重要だからです。効率を求めると均質化、もしくは分断に進んでしまいます。ダイバーシティとインクルージョンを進めていくと効率は下がるかもしれないけれど、その方がハッピーであると、皆が納得するまで話し合うべきでしょう」(田中氏)
ソーシャルイノベーションにおいては若者も大人も年長者も同じ
 ソーシャルイノベーションやシビックテックの話題は何度も出てきたが、そこには必ずコミュニティがある。日本では30代、40代の男性エンジニアが中心になっているが、古川氏が見学したG0vのハッカソンではデザイナーや原子力に詳しい人など多種多様な人が参加していたという。台湾のコミュニティーがこうした多様性を得られる背景や、今後のソーシャルイノベーションに必要とされる属性やスキルについてオードリーさんに尋ねた。
 「台湾ではプログラミングのことを『ソフトウェアデザイン』と呼んでいます。ソフトウェアを作る過程で人と話をするのが重要なデザイン寄りのパートもあれば、コンピュータに向かってコーディングするパートもあります。ソフトウェアデザインという言葉を使うことで、これらがすべて『人』を相手にする仕事であるということを強調します」(オードリー氏)
 人の話を聞いて課題を発見し、あるいは共通の価値を見出す能力が重要だとオードリー氏は言う。それはエンジニアというよりも、デザイナーやファシリテーターと言える。またプログラマのような思考方法は、多くの人に役立つスキルだと続けた。
 「すべての子どもがプログラマーになってほしいとは思いません。しかし、計算論的な思考や物事を抽象化して考えることを学ぶのは重要です。困難な状況や難しい課題に直面したときに、より扱いやすい課題に単純かして取り組むことができるでしょう」(オードリー氏)
 古川氏は最後に、もし自身がいまティーンエイジャーだったら何をしていると思うかと、オードリー氏に質問した。対してオードリー氏は、自身が初めてインターネットガバナンスプロジェクトに参加したのが15歳か16歳の頃だったと言い、もしいまティーンエイジャーだったとしても同じように活動しているだろうと答えた。
 「最近設立されたオープンガバメントパートナーシップ・ナショナルアクションプラン評議会のメンバーにも、ティーンエイジャーはいます。今から3年前、タピオカティーに使われるプラスチックストローを削減する活動に取り組み、その成果が評価されて評議会入りしました。つまり、何かしらの貢献を伴うソーシャルイノベーションにおいては、ティーンエイジャーや大人、年長者の間に何も違いはないのです」(オードリー氏)
 オードリー氏は「全てのものにはヒビがあり、そして光はそこから射し込んでくる」というレナード・コーエンの言葉を紹介し、先入観を持たない人はそのヒビを単に建物の一部として見るのではなく、生命が入り込んでくる何か、として捉えることができるだろうと語った。先入観を持たず新鮮な視点を持つために、ティーンエイジャーである必要はないとも。
 「自分にとって安全で快適な場所から飛び出して、知らない人と一緒に働いてみてください。あっという間に彼らはあなたの中にひび割れを見つけ、あなたも彼らの中にひび割れを見つけるでしょう。そこから光が一緒に射し込むのです」(オードリー氏)
 18歳でさくらインターネットを起業した田中氏も、オードリー氏と同じく10代から活躍してきた人物だ。同じ問いに「もう1回人生をやってもオープンソース開発や起業をするだろう」と答えた。
 「今の人脈や知識を10代の自分が持っていたら、もっと大きなことができたのではないかとは思います。なので、今の私が持っているノウハウを10代、20代の若い人にもっと伝えていきたいですね」(田中氏)
 次世代育成に意欲を見せる田中氏。オードリー氏の口から語られた台湾の若者の活躍ぶりに、いい刺激を受けたのかもしれない。
文● 重森大 編集●北島幹雄/ASCII STARTUP
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e872455bed098bcfe4254eb54162f31dccfcb57

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10月23日の関連記事スクラップ/いじめ61万件で最多/セクハラで労災認定/病児保育11社運営せず

2020-10-24 | アイヌ民族関連
ヤフーニュース 10/23(金) 11:53 石渡嶺司 | 大学ジャーナリスト
【10月23日の関連記事スクラップ/いじめ61万件で最多/セクハラで労災認定/病児保育11社運営せず】
本日の大学・就職・教育・キャリア関連記事をスクラップ。
金曜は読売が教育面を掲載の曜日。
関連記事は46本と多め。全体では、いじめ61万件で最多、セクハラで労災認定、病児保育11社運営せず、非正規の手当て・解釈は、など。
●朝日新聞 5本
学術会議への批判 事務局などが反論 野党部会で(4面・4段)
いじめ認知 4年で10倍 19年度都内公立校 不登校も最多(21面〈東京〉・3段)▲
小中高の82.6%でいじめ 昨年度61万件、最多更新 自殺317人(29面・2段)▲
企業保育所の病児保育・一時預かり 助成金受給11社 運営せず 検査院25社調査 看護師不足 浮き彫り(30面・4段)■ ▲
オンライン入試 過度な負担 高校長の協会、文科省に改善要求 面接の通信トラブル 生徒に責任(30面・2段)▲
●読売新聞 9本
いじめ 最多61万件 小学校 5年で4倍 昨年度認知(1面・5段)▲▲▲
→関連記事 社説 いじめ最多 子供の小さな異変を見逃すな(3面・4段)▲
→関連記事 重大いじめ 後絶たず 認知最多61万件 コロナ関連事例 懸念(32面・4段)▲
解説 有識者検討会 議論開始 児相と親対立 保護長期化 虐待の有無判断難しく 施設の環境改善 課題 大阪社会部 増田尚浩(11面・4段)▲
最前線 アイヌの歴史・文化に触れる 伝統生活や言語 体験と理解 教科書の記述 充実したが…(18面・5段)▲
教育ルネサンス 動画で学ぶ・4 塾・予備校 生徒獲得に利用(18面・5段)▲▲▲
児童の暴力行為 大幅増 昨年度公立校 261件増1913件で最多 意思疎通苦手で問題行動 いじめは減少 不登校は増加(26面〈静岡〉・5段)▲
9校の新設認可を答申(31面・1段)
親の休業助成 利用低調 コロナで休校 出社できず 「特別有休」整備 壁に(33面・7段)■■■ ▲
●毎日新聞 7本
いじめ 最多61万件 小中高など 「重大事態」723件 19年度(1面・7段)▲
→関連記事 早期発見へ試行錯誤 記名か無記名か 保護者と回答 いじめ認知に地域差(25面・8段)▲
論点 非正規雇用の不安 依存しながら差別黙認 今野晴貴 NPO法人POSSE代表「ジョブ型」で待遇差縮小も 安西癒 弁護士 「家事育児は女性」前提で疲弊 大沢真知子 日本女子大教授(11面・4段)■ ▲
いじめ認知6万4579件 都内公立校 4年連続最多更新 19年度調査 軽微な事案集計で増加(21面〈東京〉・5段)▲
三条市立大などの新設答申(22面・1段)
セクハラを労災認定 立川労基署 女性、精神障害に(25面・4段)■
11施設 病児保育せず 「企業主導型」助成対象(25面・3段)■ ▲
●産経新聞 6本
ネットいじめ 5年で倍 SNS閉鎖性で把握困難 昨年度1.7万件 いじめ認知61万件(1面・6段)▲
→関連記事 都内学校 いじめ認知 6万4579件 最多更新 小中の不登校1万6068人(25面〈東京〉・6段)▲
→関連記事 いじめ認知 地域格差 「早期発見」文科省は評価 「冷やかしでも」定義の解釈 影響 低学年から不登校 増加 「早い段階で支援を」(29面・7段)▲
パソナが協会設立 働き方改革、地方創生を推進(9面・3段)■
三条市立大など 9校の新設答申(26面・1段)
病児保育 11ヵ所運用なし 検査院調査 国女性の企業型施設(29面・3段)■ ▲
●東京新聞 9本
休業支援金の支給 会社協力なしでも 厚労省 利用増へ新基準 「アルバイトの救済へ一歩」(1面・6段)■■■
社説 大学生と大麻 その害を甘く見るな(5面・3段)▲
教育費贈与 税優遇延長へ 政府、条件厳格化も視野(7面・3段)
首相「後任指名可能」発言を修正 学術会議問題 大西元会長「なお無責任」(7面・1段)
清水健さんの子育て日記 成長の秋日(10面・3段)
コロナで「行かない」選択 不登校の先に 子の意思尊重 「安心できるまで」 抱えていた不安 あふれる 休校明け 6月下旬から相談急増 「今の気持ち 聞いてあげて」(10~11面・5段)▲▲▲
いじめ認知 6万4600件 都内 公立校2019年度 「教師への暴力」小学校で最多(22面〈都心〉・6段)▲
いじめ61万件 最多更新 19年度「重大事態」は2割増 小中、不登校も最多18万件(26面・6段)▲
上司セクハラ 労災認定 三菱UFJ子会社元社員(26面・4段)■
●日本経済新聞 9本
社説 いじめ対策、法令順守徹底を(2面・4段)▲
学術会議「民営化含め検討」 自民PT座長、年内に提言(4面・3段)
菅政権の経済政策 私の注文・3 教育 手段より達成目標 重要 慶応大教授 中室牧子氏 (5面・5段)▲
「産官学で若手抜てきを」 自民議員 経済相に制度改革要望(5面・6段)▲
デジタル教科書普及へ 利用規制の緩和提言 諮問会議(5面・4段)▲
都、乳幼児の事故防止へ冊子作製(35面〈東京〉・1段)
在宅勤務時の情報漏洩リスク対応(35面〈東京〉・1段)
「非正規」の手当・休暇、分かれた最高裁判決 「誰に・なぜ 判断妥当」「基本の考え 混乱か」 解釈 専門家も分かれる(38面・4段)■■■
いじめ最多61万件 命に関わる「重大事態」増 昨年度の小中高 「自傷」発覚 調査は8カ月後 教委、深刻さの判断遅く(39面・6段)▲
●日経MJ 1本
ワーケーション 法人向けに照準 プリンスホテル 軽井沢など提案 パソナ 33地域の施設紹介(5面・7段)■
※記事タイトル後ろの■■■はYahoo!ニュース個人有料版の「採用担当者がおさえておきたい記事3選」選出記事。■は同・推奨記事。
※※記事タイトル後ろの▲▲▲はYahoo!ニュース個人有料版の「教育関係者がおさえておきたい記事3選」選出記事。▲は同・推奨記事。
※本記事では、読者対象である採用担当者の方に向けて「採用担当者がおさえておきたい記事3選」と推奨記事、その解説を加筆しています。
また、教育関係者が購読していることもあり、「教育関係者がおさえておきたい記事3選」と推奨記事、その解説も掲載しています。
本日は合計で約3700字、加筆しました。
この記事は有料です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiwatarireiji/20201023-00204324/

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