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全国で初 アイヌの遺骨返還【新ひだか】

2020-10-07 | アイヌ民族関連
日高報知新聞 2020.10.06 
【新ひだか】東京大学が保管するアイヌ民族の遺骨のうち町内三石地区(旧三石町)で出土した一体が4日、政府指針に基づき全国で始めて三石アイヌ協会に返還され、協会はカムイノミ(神への祈りの儀式)を行って豊岡墓地にある無縁納骨堂に納めた。
 政府は2018年(平成30年)に指針をつくり、大学が保管する遺骨をアイヌ民族団体に返還できるようにし、出土地などの情報を公開した上で、昨年各団体から返還申請を受け付けた。
 東大にあったのは、1888年(明治21年)に学術研究の一環で寄贈により入手したという頭骨。当時、東大教授だった人がアイヌの計測観察など目的に北海道に旅行し持ち帰ったと見られている。
 当初は医学部解剖学講座で保管していたが、1966年(昭和41年)の総合研究博物館設置により管理移管され、現在に至っているが、研究者により確認も行ったが、出土地が「日高国三石」しかわかっていない。
 遺骨を迎えるカムイノミは三石アイヌ協会(幌村司会長)が主催者となり、静内アイヌ協会の葛野次雄会長を祭司に三石西蓬莱のチセ(アイヌの家屋)で行われた。
 東大本部の山本哲也総務課長ら3人が遺骨を持って参列し、幌村会長に返還したあとカムイノミが行われた。自然への感謝のお祈りに続いて仏様へのお祈りを行い、再埋葬は初めてということもあり、新式のやり方だが清らかな心で先祖供養をしたことを神に報告した。
 終わって東大の山本課長が「国のガイドラインにより、三石から返還要求があり、両者があるべき姿を協議して合意した。大学とアイヌの方々が未来に向けて意義深いこと。今後も尊厳ある慰霊の実現に向け力を尽くしていく」とあいさつ。
 幌村会長は「先祖の遺骨を持ち去られた遺族の悲しみは察するに余りある。三石に帰ってこそ安らかに眠ることができると信じ、無事に迎えられたことは三石アイヌ協会にとって意義深いもの」と述べた。

遺骨を持つ東大の山本課長(右)と同行の職員(左の2人)

葛野祭司(左)により遺骨を迎えるカムイノミ
http://www.hokkaido-nl.jp/article/19129

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<ウポポイ オルシペ>1 知里真志保の日記 差別のまなざしつづる

2020-10-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/07 05:00
 ウポポイ(民族共生象徴空間)が、7月12日に白老町にオープンしてから3カ月がたとうとしています。
 各施設やウポポイの愛称は、いずれも伝承者や研究者、デザイナーなど、各地のアイヌ民族や和人のほかさまざまな人の協力を得て、開業にこぎつけることができました。
 「ウポポイ オルシペ」では、ウポポイでくり広げられるモノ(資料)、ヒト(伝承者、研究者)、コト(伝承、調査研究、教育活動)をめぐる物語を、ウポポイで働く職員から発信していきたいと思います。
 初回は、知里真志保(1909~61年)が残した日記を紹介します。『アイヌ神謡集』をのこした幸恵の弟として、現在の登別市に生まれ育ちました。幼いころから優秀で、旧制第一高等学校から東京帝国大学英文科(現・東京大学)に進みました。軍人の家に書生として住み込んで勉学に励んだといわれています。
 いわばエリートですが、上京した数少ないアイヌ民族の若者として、今ほど情報が多くない時代に少数者がどれほど奇異の目で見られたか、彼はその感情をノートにつづっています。「アイヌは迫害されるもの」。拭いきれない差別のまなざし。それは、晩年北大教授となり、『分類アイヌ語辞典』などアイヌ語・アイヌ文化研究の基礎を作った彼の原動力ともなりました。
 当館では、知里真志保がのこした原稿や手帳などを整理しているところです。プライバシーに配慮しながら、残されたこれらの資料を展示室で公開し、彼の生涯を通してアイヌ民族の歴史を紹介していきたいと思います。(文・田村将人=国立アイヌ民族博物館展示企画室長、写真・藪中剛司=同研究学芸部長)
※「オルシペ」の「シ」は小さい字

 隔週水曜日に掲載します。博物館では、展示資料のうち、周囲の環境の影響を受けやすい衣服や絵画、地図、ノート等は約2カ月で入れ替えを行うため、紹介した資料が展示されていないこともあります。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/468003

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印象的な限定ユニホーム

2020-10-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/06 05:00
 日本ハムが8、9月に本拠地で着た限定ユニホームが印象に残っている。胆振管内白老町の「民族共生象徴空間(ウポポイ)」誕生を記念し、アイヌ文様をモチーフに採り入れたものだ。今季は来場時にレプリカユニホームが配布される機会も多く、ファンにもなじみ深いはずだ。
 当初は3、4月の15試合で着る予定だったが、開幕延期の影響で着用時期がスライド。8月に着た12試合で8勝3敗1引き分けと大きく勝ち越すと、9月15日からの6連戦で、験の良さを買われて異例の“再登板”を果たした。ソフトバンク、ロッテと上位を相手に、3勝3敗で踏ん張った。
 着用時の勝率の高さもあってか、選手からの評判も良かった。バーヘイゲンは「胸に北海道の文字が刻まれ、マウンドで気持ちが高ぶる。普段のユニホームと併用して、着る機会が増えればいいと思うぐらい、デザインが気に入っている」と名残惜しそうに話した。
 6~15日の9試合は、2018年から期間限定で着ている「北海道スカイブルーユニホーム」で臨む。波に乗りきれない今季だが、普段と違う装いの力も借りて心機一転、チーム浮揚につながるだろうか。(安房翼)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/467701

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菅首相インタビュー 核ごみ 選定方法変えず JR財政支 援継続検討

2020-10-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/06 05:00
 菅義偉首相は5日のインタビューで、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に関し、調査の候補地を国が事前に絞り込むよう鈴木直道知事が求めていることについて「地域の理解、協力を得ながら法制度に基づいて手続きを進めていく。方針を変えることはない」と現行の選定方法を堅持する意向を示した。本年度末に根拠法の期限を迎えるJR北海道への財政支援の継続については「地域の関係者の意見も考えながら、しっかり検討していきたい」と述べた。
 首相は北方領土を含む日ロ平和条約締結交渉について「次の世代に先送りすることなく問題に終止符を打つべく、領土問題を解決し条約を締結する、との方針に変わりはない」と強調。安倍晋三前首相とプーチン大統領が一昨年の首脳会談で1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を進めることで合意したことを念頭に「やりとりは引き継いでおり、諸合意を踏まえて交渉を進めていく」と語った。
 北海道の潜在性については「観光客を引きつける気候、自然、食、文化の四つの要素すべてがある。限りない可能性がある」と高く評価。自ら進めてきた胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」(ウポポイ)や道内空港民営化などに触れ「全国の先駆けとなる観光先進地、強い農業づくりを進めていきたい」と強調した。
 一方、政府が検討を進める「敵基地攻撃能力」の保有に関しては「(安倍氏が示した)談話を踏まえ、防衛相に、ミサイル阻止の新たな方針を年末までに示し、速やかに実行に移すよう改めて指示を行った」と指摘。安倍氏が宿願に掲げた憲法改正については「与野党の枠を超えて議論を行い、国民的議論につなげてほしい」と述べるにとどめた。(広田孝明、鈴木誠)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/467630

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「与える以上に奪わない」──映画監督ジェームズ・キャメロンが目指す、先住民族との共存。【社会変化を率いるセレブたち】

2020-10-07 | 先住民族関連
VOGUE 2020年10月5日 By MASAMI YOKOYAMA
『ターミネーター』(1984年)や『タイタニック』(1997年)など、自身が監督した映画はわずか10作品でありながら、累計の興行収入は62億ドル(約6544億円)を突破する世界屈指のヒットメーカー、ジェームズ・キャメロン。なかでも、『アバター』(2009年)には、「環境問題とは、等しく先住民族問題である」というキャメロン自身の環境保護に対する哲学が込められている。
「環境問題についてより多くの人に考えてもらうという点では、『アバター』は大きく貢献したと思います。ですが、それは “自然ともっと繋がろう”というやんわりとした機運をもたらしただけで、明確なメッセージではありません」
アメリカメディアのインタビューにこう答えたのは、映画監督のジェームズ・キャメロン。キャメロンといえば『タイタニック』(1997年)等、映画史に残る不朽の作品をいくつも手掛け、ヒット請け負い人としてその名を轟かせる映画界の巨匠だ。かねてより、「エンターテインメントを通じて環境問題を啓蒙したい」という想いがあった彼は、『アバター』(2009年)でその新境地を開き、ドキュメンタリーシリーズ『危険な時代に生きる』(2014年)でより明確なメッセージを打ち出した。このドキュメンタリーでは、アーノルド・シュワルツェネッガーなどの著名人が環境破壊に見舞われている現場に赴き、環境問題をより詳細で現実的かつ多角的に取り上げ注目を集めた。
「映画はあくまでもエンターテイメントですから、あまり政治色の強い打ち出し方をしても誰も観たくないでしょう。『アバター』シリーズでは一貫して海洋環境問題をテーマに掲げ、『観るのではない、そこにいるのだ』というキャッチフレーズの通り、観る人が自然の脅威と素晴らしさに擬似的に触れる事で、自分もこの自然界の一部なんだと感じてもらうことに一番心を配りました。ですが、こういう行動をした方がいいとか、我々が直面している地球環境の現状を詳細に伝えたわけではありません。ですから、より現実を知ってもらうためにも、ドキュメンタリーを製作する必要があると思ったのです」
“環境保護=先住民族との共存”の図式。
映画『アバター』は、地球資源を貪り尽くす貪欲な企業が、遠い星の原始生態系を破壊するというストーリーだ。そしてこの地球上でも同様に、先進国の底なしの欲望が、発展途上国の少数民族や先住民族の生活圏を脅かしている。本作でキャメロンが描き出したのは、自身の環境問題への取り組みの主柱となっている「先住民族との共存」というテーマだ。そんな中、国連主催の先住民問題に関する常設フォーラムに本作の上映のために出席したキャメロンは、オーディエンスにこう訴えかけた。
「先住民族の権利を侵害しているのはダム、高速道路、石油パイプラインといったインフラプロジェクトに代表される開発行為だと考えます。例えば、石油処理施設からの廃棄物や排煙、排水物といった公害は、そこに住む先住民族を苦しめているのです。ですが、その原因となっているのは、この消費社会で生活する我々です。私たちは消費者として、暗に市場経済を通じて、このような産業施設や資源採取の継続に加担しているのです」
過去にミュージシャンのスティングらとともに、ブラジル・パラー州のアウタミーラで政府により強行建設された「ベロモンチ水力発電ダム」に対し、大規模な抗議活動を展開してきたキャメロン。世界第3位の規模とも言われるこのダムの建設以降、アマゾンの奥地で生活を営んできた先住民族シクリ族の暮らしは破壊され、さまざまな凶悪犯罪が急増し、無政府状態に陥ったことから、「アウタミーラの悲劇」とも呼ばれている。同時に、これまでも先住民族の諸権利を謳った憲法条文や宣言が採択されてきたが、現状は執行力に乏しく、結局何の保護も受けられない彼らが、自らの資金と資源を使って自己防衛を余儀なくされている現状をキャメロンは憂いている。
今我々に求められる、意識の転換。
しかしながら、その裏で先住民族との共存に向けて努力を継続する科学者たちの存在という、一縷の希望にも目を向けるべきだ、と彼は続ける。
「科学者たちは彼らの生活圏に土足で押し入るような真似はせず、生態系や現地の先住民へのインパクトを最小限にとどめる配慮をしながら、熱帯雨林における生物多様性や先住民族の文化等についての研究を日々行っています。石油やガス、鉱山業などの採取産業には残念ながらこうした配慮はありませんが、彼らと共に生きるため心を尽くしている科学者たちもいるのです」
映画製作を通じて、数々の地球環境の修羅場を見つめてきたキャメロン。そんな彼は今、地球規模で「意識の転換」が必要だと強調する。
「薬草の使い方など、先住民族が保有する“知的財産”(=知恵)の利用による共存を目指すべき、という意見もあります。ですが、本当に重要なのは、彼らが長年にわたって自然と調和しながら生きてきたという“価値の体系”(=自然との精神的な繋がりや仲間間の責任感)で、我々が学ぶべきはこれだと私は考えます。そして、“与える以上に奪わない”という意識の転換を図る事——これに全てがかかっていると思うのです。手遅れにならないうちに変化を起こしましょう。私には、5人の子どもがいます。彼らの父親として、地球の未来に希望を持つことは義務でもあるのです」
過去の記事はこちら。
Text: Masami Yokoyama Editor: Mina Oba
https://www.vogue.co.jp/change/article/celebrities-driving-social-change-james-cameron

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誰が?いったい何のために?謎に満ち溢れた円形の建造物「メディスン・ホイール」(アメリカ)

2020-10-07 | 先住民族関連
エキサイトニュース 2020/10/06 20:30カラパイア

古代の人々は時に、現代の我々が首を傾げるような不可解なものを残す。はるか昔にいなくなってしまった彼らに理由を聞くわけにもいかず、謎は深まるばかりだ。
 アメリカのメディスン山の山頂の荒野にある、岩盤の上に白い石灰岩を円形に敷き詰めた「メディスン・ホイール」という建造物も、誰が何の目的で作り上げたのか、未だに良くわかっておらず、様々な議論や憶測が盛んに飛び交っている。
山頂に位置する円形の謎めいた建造物
 ワイオミング州「ビッグホーン国定自然林」の中に位置するメディスン山は、標高3000メートル、見渡す限り手つかずの荒々しい風景が広がる。
 ここは、ワイオミング州ラヴェルの東、ビッグホーン山脈の一部だが、アラパホ族、バノック族、ブラックフット族、シャイアン族、クロウ族、クートネー・サリッシュ族、スー族、クリー族、ショショーネ族など、さまざまな先住民族から長くおそれられてきた場所だ。
 先住民族たちはこの山を精霊の王国として扱い、近づくときは最大限の敬意を払った。ここは、考古学の歴史としても非常に重要な伝説が数多く残る。
 山頂近くに、壮麗で神聖な伝説と儀式の場、霊界との境目ともいえる場所がある。ここには、平坦で広大な石灰岩盤が広がっているが、こんなところになんとも説明のつかない謎めいた構造物があるのだ。
 孤高な石灰岩の高原の上に、直径およそ24メートルの円形構造物があり、その形状はどこか車輪を思わせる。
 直径3.6メートルの円形のケルン(人によって組み立てられた積み石)が建つ中心から、石を並べたスポークが28本伸びている。円の縁に沿って、同じような円形、楕円形、馬蹄形の6つのケルンが作られている。
 全体は、「メディスン・ホイール」、または神聖な輪と呼ばれていて、同様のものは北米にはたくさんあるが、その中でもここビッグホーンのメディシン・ホイールは、最大で保存状態も良く、もっとも神秘的だ。
いつ、誰が、何のために作ったのか?
 どの部族も、自分たちが建てたものではないと言っており、誰が作ったのかはいまだ謎である。
 先住民族たちがここにやって来る前からあったもので、気が遠くなるほど大昔の祖先が作ったのではないかと彼らの間では言われている。
 1万年以上前の先史時代から、ここに人がいたことは知られているが、メディスン・ホイールがいつ作られたのか、正確な年代が特定できていないことは、さらに謎に拍車をかける。
 同じ地域のべつのエリアの遺跡は、調査によって7000年以上前のものとされていて、ホイールのすぐそばの遺物は紀元900年から1800年の間に作られたものであることはわかっている。
 建造物内にある木片の年代測定では、1760年のものであることはわかったが、ホイールが建造されただいぶ後にここに残された可能性もあり、ホイールができた正確な年代はやはり謎だが、推測では、1000年から3000年前の間に作られたのではと言われている。
 建てられた年代だけでなく、このメディスン・ホイールがなんのために使われたのかも、ほとんどわかっていない。
 1970年代に、天文学者のジャック・エディがこの場所を詳しく調べたところ、面白い発見があった。いくつかあるケルンの配置が、天体の重要性を示していると思われることがわかったのだ。
 ケルンの一部が、夏至の日の出の方向を示し、ほかは夏至の日没の方向と一致していた。さらに、その他のケルンの並びが、シリウス、アルデバラン、リゲルといった特定の明るい星を示していることもわかった。
 28本というスポークの数も重要で、多くの部族はこれを太陰周期(月のサイクル)の数と考えている。
 エディは、このホイールは太陽年の長さや進行、月の満ち欠けや日食や月食のサイクル、惑星の軌道周期などの天体活動を追跡するための、カレンダーや観測所のようなものだと考えている。
 メディスン・ホイールは、さまざまな儀式や、啓示を受けるための神聖な場所として使われたという考えもあるが、誰が作ったのかはわかっていない。
 多くの部族が、ここを断食のための重要な場所、癒しの場としている。バーント・フェイス(焼けただれた顔)と呼ばれるあるクロウ族がここにやってきて、リトル・ピープルの幻影を見てから、自分の崩れた顔が完全に治ったという話もある。ほかにも、さまざまな自己洞察や導き、パワーをホイールから得たと言う部族もいる。
強力なパワースポットとして先住民の末裔たちの儀式場に
 1970年8月、この場所は国定歴史建造物とされ、2011年には、メディスン・ホイール/メディシン・マウンテン国定歴史建造物と名前を変えた。
 この地域には、文化的、考古学的に重要な多様な遺跡がたくさんあるが、このホイールがもっともよく知られているし、謎も多い。
 現代では、キャンパーやハイカーの人気スポットにもなっているが、ホイールそのものが神秘的なパワーを秘めていて、先住民族の末裔たちの多くは、いまだにここを儀式のために使っている。
 ニューエージやウィッカ信者もこの場所に惹きつけられ、不思議なパワーを秘めるこの領域に身を置くために、急で危険な山道に果敢に立ち向かう。
 メディスン・ホイールは、おそらくわたしたちには決して解明できない謎に満ちた魅惑的な場所で、歴史的、考古学的に特異なことは、これからも変わらないだろう。
References:Medicine_Wheel / mysteriousuniverse/ written by konohazuku / edited by parumo
全文をカラパイアで読む:http://karapaia.com/archives/52295325.html
https://news.nicovideo.jp/watch/nw8243480

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アイヌ刺繍「穏やかな心で」ひと針ひと針 石鳥谷でWS【岩手】

2020-10-07 | アイヌ民族関連
岩手日日新聞社 10/6(火) 10:16

 アイヌ刺繍(ししゅう)を体験するワークショップが3日、花巻市石鳥谷町のやえはた自然農園の農園カフェそらで開かれた。参加者が魔除けのお守りの意味もある刺繍の技術を学びながらアイヌの文化や歴史に親しんだ。
 講師を務めたのはアイヌの歌や風習、文化などの普及活動に取り組む橋本政彦さん(62)=盛岡市在住=。アイヌでは着物などに刺繍を施す習わしがあり、同日は参加者5人に夫婦円満などを表現する伝統的なとげの文様「アイウシ」の作り方を指導した。
 草木染めの木綿糸などを用い、参加者が思い思いに配色をデザイン。「お守りなので穏やかな心で刺すこと」などのポイントを聞き、輪を鎖状につなげる「オホツリ」と呼ばれる技法で一針ずつ縫い進めた。
 アイヌ民族に伝わる竹製の楽器「ムックリ」の演奏が響く中、橋本さんはアイヌの人々と交流を深めたエピソードなどを紹介し、「アイヌ民族がずっと大事にしてきた自然を慈しむ心、命に感謝する心などが、こういう時代にこそ広まればいい。その入り口にしてもらいたい」と話していた。
 休憩中は同カフェの自家製の玄米粉を使ったロールケーキやプリン、ドリンクなどが提供された。
 同ワークショップは有料、参加者限定で月1回のペースで開かれている。予約、問い合わせはやえはた自然農園=0198(46)9606=へ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e6dad297f1593ba59f6ba21aa894a4a0f969f8

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「ウポポイ、ウポポイ~」と歌うウポポイ(民族共生象徴空間)のCMソングは?

2020-10-07 | アイヌ民族関連
CDジャーナル 10/6(火) 14:23
オオカミ、フクロウ、ヒグマといった動物や、ホタテ、カイ、サケなど北海道の郷土料理の材料とともに、独特な文様や民族衣装を着て古式舞踊を踊る姿などアイヌ文化の一面を見せながら、軽快なリズムとともに「ウポポイ、ウポポイ、ウコポイポイケ~」と歌われるラップ調の楽曲も興味をそそる、7月に北海道白老町にオープンしたアイヌ文化復興等に関するナショナルセンター、ウポポイ(民族共生象徴空間)のCM「ウポポイ登場」篇がオンエア。
 アイヌ語で“大勢で歌うこと”を意味する「ウポポイ」という不思議な言葉を軸にユニークなアイヌ語が次々と飛び出してくるCMソングを歌っているのは、水曜日のカンパネラのコムアイです。楽曲はオファーを受けた水曜日のカンパネラの作曲・編曲を担当するケンモチヒデフミが、水曜日のカンパネラの楽曲「シャクシャイン」を基にした替え歌として仕上げています。原曲の「シャクシャイン」も北海道の地名や物産が次々と飛び出す曲で、北海道にリンクしたコラボレーションともいえそうです。「シャクシャイン」は2015年11月リリースのアルバム『ジパング』(写真)に収録されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/03343a2b5c9feec4771b1e9861cc40a9a35a6b00

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