アイヌ文様 切り絵で挑戦 釧路親子が伝統遊び、文化体験

北海道新聞 11/30 16:00

　アイヌ民族の遊びや文化を体験する催し「アイヌ伝統遊び体験交流会」が、釧路市交流プラザさいわいで開かれ、市内の家族連れら１６人が切り絵に挑戦するなどした。
　釧路アイヌ協会主催で、２０日に開催。同協会会員が講師を務めた。参加者は好きな型紙を選んで折り紙に書き写し、はさみで切り抜いて、アイヌ文様の切り絵を製作。母親と参加した釧路市立共栄中１年の塚田未来さん（１３）は「難しかったけど上手に作ることができました」と話していた。
　交流会では口琴のムックリや弦楽器のトンコリといった伝統楽器に触れたほか、お菓子をわなにかからないよう素早く取る遊び「ねずみのおどり」も体験。上手にお菓子を取ることができると歓声や拍手が上がった。（今井裕紀）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/617357

アイヌの精神や知恵学ぶ拠点を 宇梶静江さん白老へ移住 「経験生かした活動に取り組む」

苫小牧民報　2021/11/30配信
　アイヌ民族の文化伝承者で詩人、古布絵（こふえ）作家として知られる宇梶静江さん（８８）が今月下旬、埼玉県から白老町に移住した。住居のそばにある倉庫にいろりを設け、伝統文化の伝承や語り合いの場とする施設の整備も始めており、「白老にアイヌの精神…
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https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/64098/

伝統の知恵学ぶ 帯広でアイヌ料理体験交流会

十勝毎日新聞　2021/11/30 9:31

　アイヌ民族の伝統料理を作り、試食をする「薬膳アイヌ料理体験交流会」が２８日、帯広市内のとかちプラザ調理室で開かれた。市民ら１０人が参加し、アイヌ料理の知恵を学んだ。
　帯広市主催。イオル（伝統的生活空間）再生事業として行われ、帯広アイヌ協会副会長の木村マサヱさんが講師を務めた。
　木村さんは十勝の食材を使って、チェプオハウ（鮭の汁物）、いなきびごはん、ムニニモシト...
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https://kachimai.jp/article/index.php?no=548088

アイヌ文様、御朱印に 成田山瀧泉寺とToyToyさんコラボ【登別】

室蘭民報2021.11.30
成田山瀧泉寺で用意しているアイヌ文様の御朱印
道内外の参拝客注目
　成田山瀧泉寺（山瀬隆幸住職）のアイヌ文様のスタンプを押した御朱印が、道内外の参拝客の注目を集めている。スタンプはアイヌアーティスト・ＴｏｙＴｏｙ（トイトイ）さん＝札幌在住＝がデザイン。会員制交流サイト（ＳＮＳ）を通じた注文もあるという。同寺院の山瀬珠香さんは「魔よけなどさまざまな意味が込められています」とアピールしている。
　御朱印は神社や寺で拝受できる、神仏とのご縁の記録。近年、収集が全国的なブームとなっている。
　珠香さんは、他の寺院のイベントでトイトイさんと知り合い、民族や宗派の垣根を越えて「共に生きる」思いを共有。コラボ企画として通常の御朱印とは別に、瀧泉寺独特のアイヌ文様を取り入れたものを検討。今年７月下旬に完成した。
　スタンプには、外敵や病気から身を守る魔よけの思いを込めた棘（とげ）「アイウシ」や、悪い神様の目を回す渦巻き模様「モレゥ」などの文様を取り入れ、中央に吉相体で「成田山瀧泉寺ヌプルぺッ」を入れた。赤と白文字の２種類あり、白文字はイベント用とする。
　完成後は、登別温泉に立ち寄った観光客のほか、ＳＮＳや情報サイトを通じ、大阪や愛知など道外在住者のファンから注文が入った。「半分以上は道外の方にお渡ししています」（珠香さん）という。
　一枚５００円。誕生日や還暦祝いなど特別な場合は色紙での提供も可能（料金８００円）。問い合わせは同寺院、０１４３・８４局２４３７番へ。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/23854