NHK 12月25日 16時18分

プラネタリウムで映し出される星座を通じて、鹿児島県の喜界島とアイヌの文化を紹介する催しが、25日、札幌市で開かれました。
この催しは、喜界島をフィールドとする北海道などの研究者のグループが、喜界島と北海道の文化についても理解を深めようと開きました。
プラネタリウムでは喜界島と北海道の星空が映し出されました。
そして、様々な星座の説明が行われ、オリオン座については喜界島では三つ星を表す「ミツルブシ」と呼ばれ、アイヌの人たちの間では鹿の王様である「シアプカ」と呼ばれ、民話などで語り継がれてきたことが説明されました。
札幌市の12歳の男の子は「幻想的できれいでした。日本の中でも各地で星空の見方が違うんだなと勉強になりました」と話していました。
札幌市の大学院生は「各地の暮らしや文化が投影されて、民話ができるんだなと胸にジーンとくるものがありました」と話していました。
プラネタリウムの監修を行った南山大学の後藤明教授は「西欧の星座に関する話はよく知られていますが、その土地の生活が反映された星の見方がそれぞれありました。日本は南北に長いですが、北と南で星の見え方も違います。それを体験してほしい」と話していました。
この催しは、札幌市南区の「サッポロピリカコタン」で26日まで行われ、他にも文化を紹介する演劇や、コンサートが行われる予定です。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211225/7000041604.html

プラネタリウムで映し出される星座を通じて、鹿児島県の喜界島とアイヌの文化を紹介する催しが、25日、札幌市で開かれました。
この催しは、喜界島をフィールドとする北海道などの研究者のグループが、喜界島と北海道の文化についても理解を深めようと開きました。
プラネタリウムでは喜界島と北海道の星空が映し出されました。
そして、様々な星座の説明が行われ、オリオン座については喜界島では三つ星を表す「ミツルブシ」と呼ばれ、アイヌの人たちの間では鹿の王様である「シアプカ」と呼ばれ、民話などで語り継がれてきたことが説明されました。
札幌市の12歳の男の子は「幻想的できれいでした。日本の中でも各地で星空の見方が違うんだなと勉強になりました」と話していました。
札幌市の大学院生は「各地の暮らしや文化が投影されて、民話ができるんだなと胸にジーンとくるものがありました」と話していました。
プラネタリウムの監修を行った南山大学の後藤明教授は「西欧の星座に関する話はよく知られていますが、その土地の生活が反映された星の見方がそれぞれありました。日本は南北に長いですが、北と南で星の見え方も違います。それを体験してほしい」と話していました。
この催しは、札幌市南区の「サッポロピリカコタン」で26日まで行われ、他にも文化を紹介する演劇や、コンサートが行われる予定です。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211225/7000041604.html