先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

バチラー記念堂 ライトアップ開始 伊達

2021-12-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/21 05:00
 【伊達】石造りの教会「有珠バチラー夫妻記念堂」(向有珠町)で18日から、夜間の通年ライトアップが始まった。有珠山の噴石で作られた記念堂が、青や赤など色とりどりの色に照らされ、幻想的な雰囲気に包まれた。
 記念堂を地域の観光スポットとして盛り上げるのが狙い。集まった地域住民らは暗闇に浮かび上がる記念堂を写真に収めていた。点灯式には札幌からバイオリニストを招き、演奏会も開いた。
 ライトアップは4月ごろまでの冬期は午後5~9時、4~11月までは午後6ごろの日没~午後9時に点灯する。記念堂の大町信也牧師は「地域のランドマーク的な存在になってほしい」と話した。
 記念堂は2階建てで1937年にアイヌの人々のために教育機関や医療機関を創設するなど尽力してきた英国人宣教師ジョン・バチラー夫妻の功績をたたえる目的で作られたもの。市の有形文化財に指定されている。(山中悠介)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/625330

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ伝統の丸木舟作り着々 阿寒湖温泉 後継者育成事業の一環(動画

2021-12-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/20 20:15

 【阿寒湖温泉】アイヌ民族の伝統儀式などに使う丸木舟製作が釧路市阿寒町阿寒湖温泉で進んでいる。20日は阿寒湖地区の木彫作家らがチェーンソーを巧みに操り、木くずを舞い上げながら丸太を削った。
 材料となるカツラの大木は、7月中旬に弟子屈町内の国有林から伐採。今月上旬に丸太を舟の形に切り出す作業が阿寒湖地区の木彫制作施設で始まり、作家らが平日の午前中に集中的に進めている。
 この日は7人が参加。舟に乗って人が座れる幅かどうかを確認し、チェーンソーなど工具を慎重に操りながら側面を少しずつ薄く削って形を整えた。舟は長さ7・2メートル、幅65センチ、高さ50センチで、3人乗りを予定する。年内に全体の形を削り終え、来年1月には舟に文様を彫る。
 国のアイヌ政策推進交付金を活用する「アイヌ工芸技術後継者育成事業」の一環。同地区では約20年ぶりの製作で、市が阿寒アイヌ工芸組合に委託した。約20年前に先人たちに丸木舟造りを教わり、今回の指導役を務める床州生(しゅうせい)さん(55)は「見た人たちが感動するような美しい装飾を施した舟にしたい」と話している。(伊藤美穂)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/625339

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「先住民の先祖競技大会」開催 伝統保護が目的 パナマ

2021-12-21 | 先住民族関連
AFP 2021年12月20日12時40分

【AFP=時事】中南米パナマで16日、先住民の伝統的な生活様式の保護を目的とした「先住民の先祖競技大会」が開催された。(写真は「先住民の先祖競技大会」の出場者)
 大会は英スコットランドの「ハイランドゲームズ」やスペイン北部バスクの民族スポーツ大会に似たもので、今回で3回目となる。
 出場したのは、七つの先住民族を代表する250人。五つの先住民自治区の中で最も広いノベ・ブグレで弓矢、やり投げ、丸太運び、綱引き、競走、水泳、カヌーの競技が行われた。
 先住民族ノベ出身で、大会の代表を務めるセサール・シーレ氏は、大会について「先祖伝来のスポーツ活動を通じて、私たち先住民の文化を普及・保存・促進していきたいという考えから生まれた」と説明した。
 「私たちの先祖は戦士だった。新しい世代に、昔はこうしたことが重要だったのだと伝えようとしている」
 パナマでは、ノベ、ブグレ、クナなど七つの先住民が承認されている。2010年の前回の国勢調査によると、人口430万人のうち、先住民は12%を占めている。【翻訳編集AFPBBNews】
https://www.jiji.com/jc/article?k=20211220042415a&g=afp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<ツイートで振り返る2021@北海道><ツイートで振り返る2021@北海道>7月 ゴールデンカムイ ウポポイに原画や民具 /北海道

2021-12-21 | アイヌ民族関連
毎日新聞2021/12/21 05:15
4日 @hoku_mai
 白老町・ウポポイに、人気コミック「ゴールデンカムイ」が登場です。アイヌ民具など約200点を集めた特別展が始まりました。展示企画室長の田村将人さんは筆者の野田サトルさんの取材協力もしており「事実をきちんと調べて忠実に表現している作品」と話しています。
………………………………………………………………………………………………………
 緊急事態宣言が明けたばかりの7月初旬。白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を訪れると、国立アイヌ民族博物館2階の特別展示室はいつもと違うにぎわいを見せていた。人気漫画「ゴールデンカムイ」の原画やアイヌ民具などを並べた初の有料特別展が開かれていたためだ。来場者の中には、幼い娘に楽しそうに説明する父親もおり、関心の高さを実感した。
 週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載中のこの漫画は日露戦争後の北海道を舞台にアイヌ民族の少女と元軍人らが活躍するストーリー。コミックス全28巻(12月現在)の累計発行部数は1800万部を突破している。
 作者の野田サトルさんの取材に協力した同博物館の田村将人・展示企画室長(45)が、ウポポイ開業に合わせて計画した特別展だったが、開業延期や緊急事態宣言による休館など新型コロナウイルスに翻弄(ほんろう)され、当初の目標より約1年ずれこんだ。
 2カ月弱の開催で、来場者は約2万人。アンケートでは「実際に道具や資料を見て漫画に出てきたアイヌの儀式や文化を理解できた」(30代女性)といった感想もあり、好評だったようだ。
 田村さんは「アイヌ文化に関心のない人もウポポイに足を運ぶきっかけになった」と手ごたえを感じている。来年、博物館ではアイヌの言語や文化を残そうと懸命に取り組んだ人物などを取り上げる方向で協議しているといい、今後も目が離せない。【平山公崇】=つづく
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211221ddlk01040010000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする