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『ゴールデンカムイ』第4期制作決定 PVなど解禁で制作はブレインズ・ベース

2021-12-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/05 20:00

アニメ『ゴールデンカムイ』第4期制作決定 (C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
 テレビアニメ『ゴールデンカムイ』の第4期が制作されることが決定した。あわせてティザービジュアルやPV、メインスタッフ情報が解禁された。
【動画】壮大な映像美…あのキャラの姿も!『ゴールデンカムイ』第4期のPV
https://www.youtube.com/watch?v=VQSnBP_qUYg&feature=emb_logo
 チーフディレクターはすがはらしずたか、シリーズ構成は高木登、キャラクターデザインは山川拓己、アニメーション制作はブレインズ・ベースが担当する。
 難波日登志(第一期~第三期 監督)は「『ゴールデンカムイ』第四期より、ブレインズ・ベースさんと、すがはらしずたかチーフディレクターに引き継いで頂けることになりました」とし、「第一期から第三期を監督させていただき私が感じたのは、原作の素晴らしさとアニメ化の難しさです。『ゴールデンカムイ』は骨太のストーリー、歴史物のリアリティ、アイヌや少数民族の言語やカルチャー、アクションとギャグ、表現しにくい下ネタ等々まさに何でもありで、アニメ化にはハードルの高い作品です」と説明。
 「その分チャレンジのし甲斐がある作品でもありました。そのハードルは第四期で更に高くなっています。今回バトンタッチする、すがはらチーフディレクターとブレインズ・ベースの制作スタッフなら、その高いハードルに果敢に挑み、前シリーズ以上の充実した仕上がりにしていただけると確信しています!応援しています!頑張ってくださいませ!ファンの皆様、第四期の杉元、アシリパたちの活躍を楽しみにしていましょう!」と呼びかけた。
 すがはらしずたか(第四期 チーフディレクター)は、「この度作品の舵取りを難波監督より引き継がせて頂くことになりました。『ゴールデンカムイ』という作品の持つ圧倒的な世界観、美麗な作画、緻密な考証、アクションやギャグ要素。何より骨太なストーリー展開。その情報量の多さにめまいを覚える中。出口はまだまだ見えておりませんが、難波監督とジェノスタジオさんの作り上げたイズムを受けつぎ、必死に食らいつくべく格闘する日々を過ごしております。とにかく原作、アニメのファンの皆さんに今まで以上に楽しんでいただける様、スタッフ一丸となって頑張っています」と意気込み。
 「クライマックスに向けて、これからますます盛り上がる「闇鍋ウエスタン」。杉元とアシリパの新しい冒険を楽しみにしていてください!」と伝えた。
 同作は、明治時代の北海道を舞台に、アイヌが遺したという大金を手に入れるため、日露戦争の死線を潜り抜けた元軍人の杉元佐一が、アイヌの美少女・アシリパと行動をともにし、一攫千金を夢みる物語。
 『週刊ヤングジャンプ』で連載中の同名漫画が原作で、シリーズ累計1700万部を突破。これまでテレビアニメが3度放送(1期2018年4月~6月、2期同年10月~12月、3期2020年10月~12月)、数々の漫画賞を受賞したほか、2019年5月にイギリス・ロンドンの大英博物館で行われた漫画展『The Citi exhibition Manga』ではキービジュアルに採用されるなど、世界的な人気作品となっている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/619408

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<ここが聞きたい>初代アイヌ文化振興担当を務める 白老町地域おこし協力隊・乾藍那さん(34) 漫画で魅力発信したい

2021-12-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/05 11:30
いぬい・あいな 札幌市出身。2011年に京都市立芸術大学を卒業後、イタリアの大学院に進み、油絵を学んだ。18年に帰国後は北海道日伊協会のイタリア語講師を務め、21年10月から現職。
 アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で注目を集める白老町に今年、地域おこし協力隊のアイヌ文化振興担当が創設された。初代担当に着任した乾藍那さん(34)に活動への思いやアイヌ文化伝承に向けた取り組みについて聞いた。(聞き手・小林彩乃)
 ――なぜ白老の協力隊に就こうと思ったのですか。
 「私の両親はともに世界各地の民族の文化を研究する大学教授でした。子どものころから自宅には、アイヌ民族が作った木彫りのまな板やムックリ(口琴)、関連書籍などが多数ありました。昨年ウポポイを訪れ、白老のアイヌ文化や自然に触れ、この地でアイヌ文化に携わる仕事がしたいと思いました。町が協力隊を募集していると聞き、すぐに応募を決めました」
 ――白老に住み、何をしていますか。
 「アイヌ文化を勉強するため、毎週アイヌ語教室やアイヌ古式舞踊、アイヌ刺しゅうのサークルに通っています。白老には日常生活に独自のアイヌ文化が根付いていると感じます。子どもにアイヌ民謡や子守歌を聞かせ、アイヌ刺しゅうを教え、伝統を受け継いできたのだと思います」
 ――10月に協力隊として着任し、どんな活動をしていますか。
 「『タント・タンタ・シラオイ』というホームページ(HP)を作成しています。アイヌ文化のサークルやイベントの情報などをHPにまとめ、ウポポイだけではない町内のアイヌ文化の発信を目指しています。アイヌ文化は伝承者不足が懸念されています。いずれは自分で刺しゅうを施した着物を着て、古式舞踊を踊るなど、アイヌ文化の伝承に少しでも役に立てたらと思っています」
 ――白老で感じたことはありますか。
 「アイヌ民族の方々と話していると、2012年から6年間、油絵を学ぶために過ごしたイタリアでの体験を思い出します。イタリアでは道を歩いていると、日本人というだけでごみや石を投げられ、暴言を吐かれるなどの差別を受けました。アイヌ民族も土地や漁業権などを奪われ、差別された歴史があると聞きます。イタリアでの体験が協力隊の活動に生きるのではないかと思います」
 ――最長24年3月までの任期中、経験を生かしてやりたいことはありますか。
 「学生時代に学んだ絵画の知識や技術を生かし、フェイスブックに今夏、漫画を投稿しました。気候変動の影響で道内の自然に異変が起きていることやイタリアで受けた差別の体験を伝えました。多くの反響があり、自信がつきました。アイヌ文化の魅力をアピールする漫画を描いてみたいです」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/619323

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5G活用農業 金子総務相が視察 岩見沢の実証実験

2021-12-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/05 05:00
 【岩見沢】金子恭之総務相は4日、岩見沢市を訪れ、同市や北大などが実証実験を進める特定敷地内で使える高速大容量通信規格「ローカル5G」を活用したスマート農業の取り組みを視察した。金子氏は視察後、「地域の課題解決における情報通信技術の必要性をあらためて認識した。総務省としてしっかり取り組みたい」との考えを示した。
 金子氏は同市北村地区の農場で無人走行するトラクターが障害物を感知し自動で止まる様子を見学。トラクターにも試乗した。同市中心部の遠隔監視制御室では同地区の農場と札幌市の北大構内で計4台のトラクターが同時に無人走行する様子を監視するシステムの説明を受け、岩見沢の農家らと車座対話も行った。金子氏は「岩見沢の取り組みに感嘆した」と話した。
 これに先立ち札幌市内で行政相談委員と対話した。5日は胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」などを視察予定。(浦崎竜馬)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/619230

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海氷の動きを予測するAIは、北極圏の人々と動物を守れるか

2021-12-06 | 先住民族関連
産経新聞 2021/12/5 15:00 WIRED
気候変動によって激しい変化に見舞われている北極圏。特に海氷の動きや大きさの変化は、現地で生活する人々や動物に大きな影響を与えている。こうしたなか進んでいるのが、人工知能を使って海氷の動きを予測するプロジェクトだ。
TEXT BY ERIC NIILERTRANSLATION BY MITSUKO SAEKI
WIRED(US)
北極圏に暮らす人や動物たちは何世代にもわたり、年間を通じて大きさが変化する季節性の海氷に依存してきた。ホッキョクグマや海洋哺乳類たちにとって、海に浮かぶ氷は大切な狩場であり休憩場所だ。先住民たちは氷に囲まれた「ポリニア」と呼ばれる不凍の水域で魚を捕り、熟知した複数のルートを使って氷上を移動している。
ところが、北極評議会(AC)が2021年5月に発表した報告書によると、1971年以降の北極圏では大気と海水の温暖化がほかの地域の3倍の速さで進んでいる。そのせいで、海氷の大きさの変化が予測しにくくなっているという。
そこで現在、一部の科学者や調査会社は人工知能(AI)を搭載した最新のツールを駆使し、氷が北極海を覆う場所と時期を正確かつタイムリーに予測しようとしている。物理学的な手法を用いて海面の様子を把握する既存の予測モデルを、AIアルゴリズムで補完しようというわけだ。
AIで海氷の動きを読む
北極海の海面は絶えず動いており、冷たい海流に風が激しく吹きつけてできた氷の塊がいくつも浮かぶ。海氷に関する情報は、北極圏に住む部族やアラスカ周辺で漁業に従事する人々、そして氷の間を縫って最短ルートをとりたい海運各社などにとってより一層、大切なものとなっている。
レスリー・カナヴェラは、AIを搭載したさまざまな予測モデルを開発しているバージニア州ロートンの科学コンサルティング会社、Polarcticの最高経営責任者(CEO)だ。カナヴェラによると、気候変動のペースが不安定になってきたせいで既存の海氷予測モデルの精度が落ちているという。予測の基盤となる北極海周辺の環境が急速に変化しているからだ。
「気候変動についても、北極圏周辺の環境に起きていることについても、まだよくわかっていません」と、ベーリング海沿岸の先住民族であるユピック族でアラスカ育ちのカナヴェラは言う。「統計モデルはありますが、そこからわかることはあくまで平均値にすぎません。そこで、地域全体の傾向を見て学習する能力をもったAIの出番となるわけです」
既存の物理学モデルは、氷の状態やそのときどきの気象状況、極域ジェット気流の速度と位置、上空を覆う雲の量、海水の温度といった数百年分の科学的記録を取り込み、そのデータを基に海氷が今後広がる範囲を予測する。ところが従来のプログラムを使って予測を立てようとすると、数時間から数日を費やしてコンピューターで大量の数値計算を処理しなければならない。
AIを使う場合も同じように複雑なデータが求められ、初期段階ではコンピューターによる大量の演算処理が必要になる。しかしながら、適切な量と内容のデータに基づくアルゴリズムの訓練が完了すれば、物理学モデルに勝る速度で気象状況のパターンを読み取れるようになるはずだと、英国南極観測局(BAS)のデータサイエンティストでAI海氷予測システム「IceNet」の開発者でもあるトーマス・アンダーソンは語る。
「IceNetもそうであるように、AIを搭載することで処理スピードは数千倍になります」と、アンダーソンは言う。「AIモデルは自動的に学習しますが、だからといってAIのほうが賢いわけではありません。物理学モデルを代替することもないでしょう。将来的には両方を情報源として活用することになると思います」
https://www.sankei.com/article/20211205-Q44ABJO7LJMXHD4KHZTMCHVVRY/

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総務相 アイヌ文化拠点「ウポポイ」を視察

2021-12-06 | アイヌ民族関連
日本テレビ系(NNN) 12/5(日) 22:16配信

金子総務大臣がアイヌ文化復興・発展のための拠点「ウポポイ」を視察しました。
「ウポポイ」はアイヌ文化復興と創造などに向けた拠点として去年、北海道・白老町にオープンした施設です。
金子大臣は敷地内を見渡せるデッキにあがり、ウポポイを運営する財団の幹部から施設の整備や、アイヌ文化を体験できるプログラムの実施状況などの説明を受けました。
金子大臣「多くの皆さんが入館している姿見て、安心したところであるし、本当にうれしく思いました」
金子大臣はまた、「アイヌ文化の振興を通じた町づくりの姿を視察できた。今後も、視察や意見交換を通じ地域の課題をしっかり把握し積極的な取り組みを行っている地方をサポートしていきたい」と述べました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3edc3d7b44508f928b5546a103095efa4bc1bb3

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「視察を政策につなげたい」金子総務相“ウポポイ”視察 地域おこし協力隊員と対話も

2021-12-06 | アイヌ民族関連
STV 12/5(日) 19:22配信

北海道・白老町を訪れた金子総務大臣が、民族共生象徴空間「ウポポイ」を、道の鈴木知事らと視察しました。
5日午後、鈴木知事らとともに、白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」を訪れた金子総務大臣は、スタッフから説明を受けながら、再現されたアイヌ民族の伝統的な村=コタンなどを視察しました。
(金子恭之 総務相)「アイヌ文化の振興と街づくりの姿を視察させていただきました」
これに先立ち金子大臣らは、白老町の地域おこし協力隊員と対話し、「今回の視察を地域の活性化に向けた政策につなげていきたい」などと話しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f19799cca90737e328c8e1da236d19e48e202bf


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