先住民族関連ニュース

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貝澤雪子さんのアットゥシ織。アイヌの工芸、樹皮の布[真野響子が巡るきもの遺産20]

2023-10-03 | アイヌ民族関連

有料会員限定記事

婦人画報2023/10/01 By 須田秀子

着物に込められた作り手の浪漫とストーリー。俳優の真野響子さんが、北海道・平取町二風谷の貝澤雪子さんを訪ねました。

着物に宿る風土と歴史、作り手の浪漫とストーリー。それらを探して、北海道から沖縄まで、真野響子さんと産地の工房を巡りました。2012年から3年続いた好評連載です。

現地で着物をまとい、作り手や博物館・識者に取材し、執筆された真野さんの原稿は、連載タイトル「きもの遺産」に通じるように、いつまでも読み継がれてほしいものです。

「染織のよき仕事を次世代へ」。そんな思いで真野響子さんが北海道の平町(びらとり)二風谷(にぶたに)の地を訪ねました。そこはアイヌ文化が息づく町。アットゥシ織、または厚司織、アッシ織とも呼ばれる、オヒョウの樹皮から作るアイヌ民族の織物を貝澤雪子さんが織り継いでいます。

※『婦人画報』2013年9月号より転載しています。商品のお問い合わせはご遠慮ください。

巡る人・文=真野響子
撮影=鈴木 心

第二十回 

アイヌの工芸、樹皮の布

帯、木彫り作品/貝沢民芸

撮影=鈴木 心

アットゥシ織の帯「神の恵み」

2013年、二風谷生まれのアットゥシ織がアイヌ工芸の木彫り「イタ」とともに、北海道で初めて経済産業大臣指定の伝統的工芸品となりました。貝澤さんが、民族衣装に仕立てられる織物を和装の帯に仕上げたのは15年ほど前から。木綿や紬にぴったりの、味わい深い帯となっています。手前の木彫り「捧酒箸」は、長男・守さんの作品。

アットゥシ織の帯「自然と共生」

織物の名手だった姑のハギさんに教え込まれ、アットゥシ織をおよそ50年間織り続けているという貝澤雪子さんの近作(当時)。ほとんどが生成りか藍、墨色だけだった織物を、雪子さんは黄檗(きはだ)などの草木で染め、明るい彩りの帯に仕上げています。単衣に合う軽やかさも魅力。「萱野茂 二風谷アイヌ資料館」に復元された伝統家屋「チセ」にて。

機のもっとも古い形とされる「腰機」を使いこなす貝澤さん。体を前後させ、縦糸をゆるめたり張ったりしながら織り進めていく。

撮影=鈴木 心

Profile

かいざわゆきこ

1941年北海道生まれ。幼少からアットゥシ織の糸作りをして育ち、'60年貝澤守幸氏と結婚。民芸店を営みながら、姑のハギさんより教えを受け、本格的にアットゥシ織製作に携わる。36歳で夫を亡くし、木彫りと料理店も手がけ、働きづめで4人の子を育てた。現在はアットゥシ織の第一人者として活動しながら、後継者の育成に取り組んでいる。

・・・

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「人権侵犯」認定された自民党・杉田水脈がまた出世…「環境部会長代理」に推したのは誰なのか?

2023-10-03 | アイヌ民族関連

文春オンライン2023年10月3日

 びっくりした。このニュースを見たからだ。

『杉田水脈氏が自民党環境部会長代理に起用 アイヌ民族投稿めぐる「人権侵犯」認定も』(日刊スポーツ9月29日)

 自民党は総務会で杉田水脈衆院議員を党環境部会長代理にすることを決めた。何度読んでもそう書いてある。

 杉田議員は2016年、国連の会議に参加したときのことについて、ブログやSNSに「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと投稿。先日これらに対して札幌法務局から「人権侵犯」と認定されたばかりだった。国会議員が、だ。

 しかし今回、党環境部会の会長代理に起用された。部会長に次ぐ立場で、党の環境政策の議論に影響力を持つことになるという。

 なんで人権侵犯認定されたばかりの人が出世しているのだろう?

一体誰が推したのか?

 このニュースが報じられる前は、自民党は杉田水脈氏を次の選挙で公認するのか? という点が注目されていた。自民党内でも次期衆院選で公認候補とすることが問題視されていたという。しかし茂木敏充幹事長は言及を避けていた。すると杉田氏は環境部会長代理となった。森山裕総務会長は「適材適所で進めていると思う」と述べている。杉田氏は「資質」を認められたことになる。おそらく次の選挙でも自民党に公認されるのかもしれない。

 思い起こすと杉田氏は昨年も総務政務官に抜てきされた。当然ながら過去の差別発言が問われ、岸田文雄首相が年末のどさくさ時に更迭した。しかし今回また……。一体誰が杉田氏を推したのか? 次の記事に答えが書いてあった。

《杉田氏が所属する安倍派幹部の萩生田光一政調会長が選んだ。》(朝日新聞9月30日)

 安倍派幹部の萩生田氏が推したとある。

なぜか「出世」できる不思議

 それにしても杉田氏は差別をしながらなぜ何度も「出世」できるのか? 杉田氏の経歴をおさらいしよう。8月に出版された『宗教右派とフェミニズム』(ポリタスTV編、山口智美/斉藤正美、青弓社)に経緯が詳しいので要約して抜粋する。

・杉田氏は複数政党を渡り歩きながら右派に支持される政治活動をおこなってきたが、特に「慰安婦」問題の否定が活動の中心になってきた。

関連するビデオ: 杉田水脈議員ブログ“人権侵犯の事実あり”と認定 本人の受け止めは? (テレ朝news)

・2012年12月に杉田氏は衆議院選で日本維新の会から初当選すると、翌年に維新の議員とともにアメリカのグレンデール市を訪問し、「平和の少女像」の撤去を要求。国会でも少女像について質問し、右派のあいだで注目を浴びた。

・2014年に次世代の党から出馬すると落選。浪人中は「慰安婦」問題をめぐる右派の「歴史戦」活動に積極的に関わった。

・「歴史戦」とは産経新聞が2014年に始めた連載企画のタイトルがもとになり、広く右派の間で使われるようになった言葉。中国や韓国、及び「朝日新聞」をはじめとする日本の左派が日本を貶めるために、「慰安婦」問題や徴用工問題、南京事件など歴史認識問題に関して不当に攻撃を仕掛けていて、それに対抗するために戦わなければならないとする。それを「歴史戦」と称した。

・杉田氏は精力的に「歴史戦」活動を行い、2017年10月に自民党の公認候補として衆院選比例ブロックに出馬し、当選。

 こうして今に至るのである。注目すべきは複数の政党を渡り歩きながら2017年に自民党の目に留まり、しかも比例中国ブロックの単独1位で立候補という「厚遇」を手に入れたことだ。

 この時のプロセスについて2018年の毎日新聞(8月2日)が書いている。

《実はこの経緯について、ジャーナリストの桜井よしこ氏が昨年9月、ネット上の番組の対談で「安倍さんが『杉田さんはすばらしい』と言うので萩生田さん(光一党幹事長代行)が一生懸命にお誘いした」と語った。》

 なるほどそういう状況があったのか。安倍氏、桜井氏、そして萩生田氏の名前も出てくる。

 ちなみにこの記事が書かれた当時は、杉田氏が『新潮45』への寄稿で性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」と否定した問題の渦中であり、毎日新聞は杉田氏の経歴を検証していたのだ。

「首相の思いを代弁すれば…」

 同時期の2018年7月28日の東京新聞には、杉田氏のような議員は「安倍首相におもねり、首相の思いを代弁すれば報奨があると期待している」「出世を目指す政治家たちにとり、差別発言を自制する理由はない」という識者の見立てが載っていた。

 そして昨年7月。安倍氏銃撃事件をきっかけに旧統一教会問題がクローズアップされた。

《しかし、統一教会が2000年代はじめに特に盛んになった、フェミニズムや男女共同参画への反動(バックラッシュ)の動きの中の中心的な団体だったことに触れるメディアはほぼ皆無だった。》(『宗教右派とフェミニズム』)

 世の中がバックラッシュに鈍いのをいいことに、杉田氏のような政治家が過激な言説、いや、差別発言すらまき散らして出世していく様子が見えてくる。ある一定の人にウケようという杉田氏の動きがわかる。

時代に逆行する自民党

 やはり問われるのは今後の自民党の対応だ。思い起こしたいのはジャニーズ事務所との契約を見直す企業が相次いでいることだ。

 ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、各企業は人権侵害に寛容と思われたらアウトなのでCMやスポンサーから撤退している。

 それに比べるとどうだろう。自民党は「人権侵犯」と認められた差別発言の宝庫・杉田氏をむしろ重用している。政党と企業は違うとはいえ逆行している。この差はなんだろう。

 でも「客」を逃したくないという意味では自民党も企業と同じかもしれない。杉田氏を重用して右派コア層に目配せしているのではないか。安倍氏亡き今、安倍派の萩生田氏が杉田氏を推している理由も見えてくる。

 しかし杉田氏を重用することは、自民党は人権侵害や差別に寛容だと宣言しているようにしか見えない。岸田首相は自民党総裁として同意なのだろうか。だとしたらこれをマニフェストに入れて解散総選挙をしてみては?

(プチ鹿島)

https://www.msn.com/ja-jp/news/other/人権侵犯-認定された自民党-杉田水脈がまた出世-環境部会長代理-に推したのは誰なのか/ar-AA1hB1Hj


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アイヌ古式舞踊 参拝客魅了 千歳神社で伝承保存会が披露

2023-10-03 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2023年10月2日 22:51

千歳神社の本殿で古式舞踊を披露する千歳アイヌ文化伝承保存会の会員ら

 【千歳】千歳アイヌ文化伝承保存会は1日、千歳神社(真町)でアイヌ民族の古式舞踊を披露した。参拝客らが足を止めて、にぎやかな舞踊に見入った。

 千歳神社の境内にはアイヌ民族の砦(とりで)で、祭祀(さいし)や見張りの場として広く使われていた「チャシ」跡の石碑があることなどから、広く市民らに知ってもらうきっかけになればと、昨年から始めて2回目。

 1日は同保存会の会員8人が本殿前でアイヌ民族の衣装を身にまとい演舞を披露すると、約30人の参拝客らが動画を撮ったり手拍子を送ったりした。その後、チャシ跡の前でも先祖供養の思いを込め演舞した。

・・・・・

(工藤さえら)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/918727/


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ウポポイ保管の遺骨9体、恵庭アイヌ協会に返還

2023-10-03 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2023年10月2日 20:41(10月2日 20:44更新)

国土交通省の田村公一大臣官房審議官(左)から遺骨を受け取る恵庭アイヌ協会の藤原顕達会長

 【白老、恵庭】胆振管内白老町の「民族共生象徴空間(ウポポイ)」内の慰霊施設に納められていたアイヌ民族の遺骨9体が2日、恵庭市の恵庭アイヌ協会に返還された。ウポポイの慰霊施設から遺骨が地域のアイヌ協会に返還されたのは初めて。

 国土交通省の田村公一大臣官房審議官がウポポイを訪れ、恵庭アイヌ協会の藤原顕達会長にきり箱に入った遺骨を手渡した。藤原会長は「今後も先祖を思い出しながら慰霊をしていきたい」と述べた。15日に先祖供養の儀式「イチャルパ」を行うという。

 ・・・・

(武藤里美、工藤さえら)

※「イチャルパ」の「ル」は小さい字。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/918626/


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アイヌ民族の遺骨の一部 恵庭アイヌ協会に初めて返還 「ウポポイ」の慰霊施設に保管 北海道

2023-10-03 | アイヌ民族関連

STV10/2(月) 17:41配信

北海道白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」の慰霊施設にある、アイヌ民族の遺骨の一部が恵庭アイヌ協会に返還されました。

この施設から地域に返還されるのは初めてです。

ウポポイにある慰霊施設には、全国の大学などに保管されていたアイヌ民族の遺骨が1300体以上集められています。

このうち恵庭市内で見つかった9体の遺骨がきょう、恵庭アイヌ協会に返還されました。

遺骨が慰霊施設から地域に返還されるのは初めてです。

(恵庭アイヌ協会 藤原顕達会長)「そばにある方がいいということで地域返還に至りました。副葬品のもとに遺骨が返ってくる、これ以上のことはありません」

9体の遺骨は恵庭市内で保管されている副葬品とともに安置される予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e6544ab982b64a14afa7e1b4d94892adba24a79


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北海道のアイヌ民族慰霊施設 遺骨を初めて返還

2023-10-03 | アイヌ民族関連

産経新聞2023/10/2 16:20

北海道白老(しらおい)町のアイヌ文化復興創造拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に隣接するアイヌ民族の慰霊施設で2日、一時保管されていた遺骨9体が発見場所である北海道恵庭市のアイヌ協会に返還された。

国土交通省の田村公一大臣官房審議官は「慰霊施設で集約していた遺骨が地域に返還されるのは今回が初めて。大変意義深い」などとあいさつ。桐箱に入った遺骨9体を返還した。

同協会の藤原顕達(けんたつ)会長(59)は「オンカミ」と呼ばれるアイヌ民族の作法で拝礼した後、9つの桐箱を静かに受け取り、「別々になっていた埋葬副葬品と遺骨が一緒になってよかった」と話した。遺骨は恵庭市郷土資料館などに保管されていた関連の埋葬品とともに、市内の埋蔵文化財整理室に安置される。15日には恵庭アイヌ協会による先祖供養の儀式「イチャルパ」が執り行われる。

国交省北海道局などによると、返還された9体の遺骨は昭和63年から平成25年にかけて北海道恵庭市内の河川や道路工事の現場などで副葬品とともに見つかった。遺骨は札幌医科大学、副葬品は同資料館でそれぞれ保管されていた。遺骨については令和元年に慰霊施設が整備されたあと、他の大学や博物館などの保管分とともに集約された。同施設は遺族など関係者の受け入れ態勢が整うまでの間、適切に管理するための墓所となっている。

https://www.sankei.com/article/20231002-AJZP3CKNZFO2BN5FCBUKUXDY54/


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ウポポイの遺骨、初返還 9体、恵庭アイヌ協会に /北海道

2023-10-03 | アイヌ民族関連

毎日新聞 2023/10/3 地方版 有料記事 499文字

 国土交通省は2日、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の慰霊施設に保管していたアイヌ民族の遺骨9体を恵庭アイヌ協会に返還した。アイヌ民族の遺骨がウポポイの施設から出土された地域に返されるのは初めて。

 返還された遺骨は1987年から2013年にかけて恵庭市内の遺跡などで発見、発掘されたもので、男性2体、女性1体、性別不明6体。ほとんどが成人という。いずれも札幌医大で保管された後、ウポポイの慰霊施設に移されていた。

・・・・・・

 国交省によると、ウポポイの慰霊施設には遺骨1348体と1人分と特定が難しい294箱が集約されており、地域のアイヌ民族の団体から返還申請を受け付けている。【平山公崇】

https://mainichi.jp/articles/20231003/ddl/k01/040/085000c


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伝統継承 仲間増やし アイヌ文化の伝承者 川村晴道さん(24) /北海道

2023-10-03 | アイヌ民族関連

毎日新聞 2023/10/3 地方版 有料記事 678文字

川村晴道(はると)さん(24)

 9月24日、旭川市のシンボル・旭橋に近い石狩川河川敷で開かれたアイヌ民族の伝統儀式「カムイチェプノミ」。サケの恵みに感謝するこの儀式を、祭司として仕切った。「稚魚の放流も大事ですが、旭川のアイヌはサケの恵みに助けられてきた。サケを迎える儀式についても多くの人に知ってほしい」と話す。

 曽祖父が1916年に開設した日本最古のアイヌ民族資料館「川村カ子(ね)トアイヌ記念館」の新館が7月完成した。父兼一さんが2021年2月に69歳で急逝して空席だった館長に就任した。川村家が代々引き継ぎ、4代目にあたる。

 「父は無口だったので、言葉ではなく背中を見てアイヌの伝統を学んできた。(伝統を継承する)重い責任を背負っていますが、逃げるわけにはいかない」と決意を語る。記念館では現在展示している民具などに加え、現代に生きるアイヌの作品や、旭川にゆかりのあるアイヌの作品の展示なども考えている。

・・・・・

 「自分たちの手でまつりを復活させることに意味があった。行事に招かれるだけではなく、アイヌが自分たちの意志で主体的に企画していきたい。他に仕事を持っていながら伝統を継承するのは大変ですが、もっと仲間を増やしていきたい」【土屋信明】

https://mainichi.jp/articles/20231003/ddl/k01/040/043000c


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アイヌ史たどる特別展を開催中 ウポポイ内博物館 /北海道

2023-10-03 | アイヌ民族関連

毎日新聞 2023/10/3 地方版 有料記事 309文字

 ウポポイ内の国立アイヌ民族博物館で特別展示「考古学と歴史学からみるアイヌ史展-19世紀までの軌跡-」が開かれている。石器や刀、絵図などの約320点を展示。11月19日まで。

 ・・・・・

 ウポポイの入場料に加え、特別展観覧料が必要で、大人300円、高校生200円(中学生以下無料)。期間中、学芸員らによるギャラリートークなどのイベントもある。【平山公崇】

https://mainichi.jp/articles/20231003/ddl/k01/040/053000c


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アイヌ民族への「人権侵犯」投稿 政権は杉田水脈氏をとがめぬ考え、問われる甘い体質

2023-10-03 | アイヌ民族関連

京都新聞2023年10月2日 11:37

岸田政権は、差別的投稿が問題化した自民党の杉田水脈衆院議員をとがめない考えだ。アイヌ民族に向けた杉田氏の投稿を、札幌法務局は「人権侵犯」と…

有料記事

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1121593


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日本女子大学文学部学術交流企画シンポジウム「アイヌ文化とその伝承」を10月21日(土)に開催 -- 北海道平取町とともにアイヌ文化伝承の意義や課題を考える --

2023-10-03 | アイヌ民族関連

紀伊民報(2023年10月02日 14時05分 更新) 

日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)は、10月21日(土)に目白キャンパス内の成瀬記念講堂にて日本女子大学文学部学術交流企画シンポジウム「アイヌ文化とその伝承」を開催します。

本シンポジウムでは、平取町立二風谷アイヌ文化博物館の廣岡絵美氏による講演のほか、株式会社平取町アイヌ文化振興公社の木村梨乃氏による口承文芸の実演と解説やアイヌ文化の伝承に関するディスカッションを行います。事前申し込みの上、ご参加ください。

■開催趣旨

 学校法人日本女子大学は、2021年に北海道日高管内7町(日高町、平取町、新冠町、新ひだか町、浦河町、様似町、えりも町)、日高町村会及び北海道日高振興局と「相互協力に関する基本協定」の締結を行い、地域社会、研究、教育、産業の振興に貢献するために連携を進めています。本協定の一環として文学部史学科では、平取町立二風谷アイヌ文化博物館の協力を得て、アイヌ文化の理解を深め、アイヌ文化伝承の意義や課題を考えるためのシンポジウムを企画しました。

■日時・会場

・2023年10月21日(土)13:00~16:00

・日本女子大学 目白キャンパス 成瀬記念講堂(〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1)

※入場無料

※17時から学内生協で懇親会を予定

■プログラム

(1)開会の挨拶(文学部長 佐藤和哉教授)

(2)講演「地域における博物館の役割 ~二風谷アイヌ文化博物館を例に~」(平取町立二風谷アイヌ文化博物館 廣岡絵美氏)

(3)口承文芸の実演と解説(株式会社平取町アイヌ文化振興公社 木村梨乃氏)

(4)ディスカッション「アイヌ文化の伝承とその課題」

(5)閉会の挨拶

■文学部長 佐藤和哉教授 コメント

 口承文芸の実演を含む本シンポジウムでアイヌ文化の奥深さに触れることが、さまざまな差別やヘイトを生む「日本は単一民族国家」というような誤った考えを払拭する一助になるものと思います。さらに、この学術交流企画では、研究機関と地域が協力してアイヌ文化をどのように未来に伝え活かしていくかを考える機会が供されています。その先にあるのは、「地方」の意義を再確認しつつ民族と文化の多様性を認め合う社会です。

■申し込み方法

シンポジウム・懇親会にご参加の際は以下URLの申し込みフォームよりお申し込みください。

https://forms.office.com/r/K479jhhKME

※申し込み期限:10月16日(月)12:00

■日本女子大学 文学部について

 本学の文学部には、日本の言葉と文学を学び、日本の伝統と現代に生きる私たち自身を深く知ろうとする日本文学科、英語の運用能力を習得した上で、英語圏の言葉と文学、文化を幅広く学ぶ英文学科、そして、歴史学の勉学を通し、歴史的な思考を身につけ人類の歩みを把握しようとする史学科があります。

 日本語や英語、そのほかの外国語を学んで、古代から現代までのさまざまな物語や史料に込められた心や想いを読み解いて、読んだことをもとに少人数の授業で議論しあって考え抜き、世の中の流れに踊らされず騙されない自己を形成して自分の言葉で自分の心や想いを伝えられるようになる、どの学科を選んでも、それが文学部の学びです。ここで養われる力は、どんな職業にでも役立ちます。文学部は、大学に入ってから自分の将来をじっくり考えたい人を歓迎します。

日本女子大学文学部ホームページ: https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/humanities/index.html

■社会連携の取り組みについて

 日本女子大学には創立以来、学生、卒業生、教職員による多種多様な社会貢献の先駆的取り組みがあります。本学の過去から積み上げた地域連携・社会貢献の実績、強みを活かしながら、社会連携教育活動を全学的に推進し社会に発信する専門機関として、2020年4月に「社会連携教育センター」が設置されました。

 社会連携教育センターは、日本女子大学の教育理念である三綱領「信念徹底」、「自発創生」、「共同奉仕」に則り、本学の学生・生徒や教職員、卒業生などによる人的資源及び知的資源をもって、学外の教育研究機関、企業その他の団体、地域社会等との連携を推進する全学的組織として、各分野の教職員・学生の参画により社会に貢献することを目的としています。

日本女子大学社会連携教育センターホームページ: https://www.jwu.ac.jp/unv/about/facilities/jecsc/jecsc.html

【日本女子大学について】 

 日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。今年度は「国際文化学部」を開設し、今後も2024年建築デザイン学部、2025年食科学部(仮称・構想中)と、新学部の開設を予定しています。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。詳しくは、 https://www.jwu.ac.jp

をご覧ください。

▼本件に関する問い合わせ先

学校法人 日本女子大学 法人企画部 広報課

住所:〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1

TEL:03-5981-3163

メール:n-pr@atlas.jwu.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

https://www.agara.co.jp/article/310806


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ウポポイ入場者100万人 開業から3年がかり 白老 /北海道

2023-10-03 | アイヌ民族関連

毎日新聞 2023/10/3 地方版 有料記事 355文字

 白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の累計入場者数が9月27日、延べ100万人に到達した。「年間100万人」の目標を掲げて2020年7月に開業したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3年がかりでの達成となった。

 100万人目となったのは、家族とともに訪れた前橋市の小学4年、笠原ののかさん(10)。民族衣装姿のスタッフからウポポイのマスコット「トゥレッポん」のぬいぐるみなどをプレゼントされたののかさんは、保育園のころからアイヌ文化に関心を持っていたといい「めっちゃびっくりしました。アイヌの舞踊が見たいです」と喜んだ。

 ・・・・・

【平山公崇】

https://mainichi.jp/articles/20231003/ddl/k01/040/049000c


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郵便配達中の殉職しのぶ、吉良平治郎慰霊祭【釧路町】

2023-10-03 | アイヌ民族関連

釧路新聞2023年10月3日 火曜日

 【釧路町】アイヌ民族の逓送人(郵便配達人)吉良平治郎の慰霊祭が9月29日、宿徳内の慰霊碑前で行われ、関係者約50人が氏の遺徳をたたえ、しのんだ。  町アイヌ協会(小室紀子会長)の主催。吉良平治郎は1...

この記事は【会員限定】です。

https://kushironews.jp/2023/10/03/458902/


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アイヌ文化の成立過程探る 奥尻・青苗地区の2遺跡 歴博の研究者ら現地調査

2023-10-03 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2023年10月2日 19:00

稲穂ふれあい研修センターで青苗地区から出土した土器について検討する鈴木学芸主幹(右)ら

 【奥尻】国立歴史民俗博物館(歴博、千葉県佐倉市)の共同研究に携わる研究者らが、青苗地区の遺跡で出土した遺物などについて調査を行った。青苗地区の遺跡では古墳時代のヒスイの勾玉(まがたま)をはじめ、オホーツク文化や擦文文化の土器など数多くの遺物が出土しており、この共同研究を通じて同地区の遺跡に改めてスポットが当たりそうだ。

 共同研究は「交流・環境の視点からみたオホーツク文化・擦文文化、アイヌ文化―その成立・展開過程―」で、北海道のアイヌ文化の成り立ちについて、物の流れや人の交流からその過程を探るのが目的。全国の研究者15人が参加し、北海道博物館(札幌)の鈴木琢也学芸主幹が研究代表者を務めている。共同研究は昨年度から3年間で行い、全道各地を調査している。

 青苗地区の青苗遺跡は昭和50年代に発掘調査が行われ、勾玉や縄文・擦文期の遺物が出土。2000年代に調査が行われた青苗砂丘遺跡では、オホーツク文化期の土器や、本州の登り窯で焼かれた素焼きの「土師(はじ)器」などが見つかっている。

・・・・・

(米林千晴)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/918484/


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松浦武四郎とアイヌ民族の友情描く 道内出身のお笑いコンビ「アップダウン」 今金で7日音楽劇

2023-10-03 | アイヌ民族関連

北海道新聞会員限定記事

2023年10月2日 18:55

 【今金】道内出身のお笑いコンビ「アップダウン」が幕末の探検家・松浦武四郎とアイヌ民族の長老との友情物語を演じる音楽劇「カイ」が7日午後2時から、今金町民センターで公演される。

・・・・・

 チケットは千円で、小中高生は無料。町総合体育館で前売り券を発売中。問い合わせは町教委、電話0137・82・3488へ。(大場俊英)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/918473/


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