先住民族関連ニュース

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アイヌ文化伝統のサケ迎える儀式 池田・千代田堰堤で14日

2023-10-13 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2023年10月12日 20:43

14日のアシリチェプノミと十勝いけだ屋市をPRする小川哲也さん(左)と細川征史社長

 【池田】サケを迎えるアイヌ民族の伝統儀式「アシリチェプノミ」とキッチンカーなどが並ぶ「十勝いけだ屋市」が、14日午前10時から十勝川の千代田堰堤(えんてい)展望公園で開かれる。

 アシリチェプノミは午前10時10分からカムイノミ(神へ祈る儀式)、10時40分から帯広カムイトウウポポ保存会の会員十数人による伝統舞踊、11時10分からアイヌ料理試食会(サケの汁物、100食分用意)と続き正午まで。入場、観覧、試食はいずれも無料。

 主催する実行委は昨年、開催地を従来の音更から池田へ移した。実行委員長で本別アイヌ協会会長の小川哲也さん(51)は・・・・・

 いずれも雨天決行。問い合わせは小川さん、電話090・1526・9408へ。(椎名宏智)

※「アシリチェプノミ」の「リ」と「プ」は小さい字。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/923955/


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元島民、墓参再開を要望 自見北方相が根室訪問 政府の本気度を問う声も

2023-10-13 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2023年10月12日 22:59

千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)の松本侑三理事長(右)から渡された要望書を受け取る自見英子大臣(国政崇撮影)

 【根室】就任後初めて根室市を訪れた自見英子沖縄北方・アイヌ担当相は12日、納沙布岬を視察後、道立北方四島交流センターで北方領土元島民や関係団体と意見交換会に臨んだ。元島民らは北方領土の墓参の早期再開などについて改めて強く要望した。一方、ロシアのウクライナ侵攻後、領土問題が停滞する中で担当大臣が2018年以降で7人目となったことについて、元島民らから政府の本気度を問う声も聞かれた。

 自見氏は午前中、納沙布岬から北方領土や、白く塗られた歯舞群島貝殻島の灯台などを視察した。

 根室市に住む国後島出身の古林貞夫さん(85)は意見交換会で「墓参をはじめ北方領土ビザなし渡航が実施できず非常に残念。生まれ育った島を一日でも早く返してほしいし、自由に行き来できるようにしてほしい。ロシアとの交渉を進めて」と要望。元島民が高齢化する中、返還運動の機運醸成や次世代の後継者の育成、元島民や後継者の融資の対象の拡大などの要望も上がった。

・・・・・

(先川ひとみ、川口大地)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/924065/


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自見北方相が根室視察 ビザなし渡航再開「具体的展望ない」

2023-10-13 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2023年10月12日 20:12

根室市の石垣雅敏市長から北方領土の説明を受ける自見英子沖縄北方・アイヌ施策担当相(右)=12日(国政崇撮影)

 【根室】自見英子沖縄北方・アイヌ施策担当相は12日、就任後初めて北方領土隣接地域の根室市を訪れた。北方領土を望む納沙布岬を訪問後、元島民らとの意見交換会に出席。墓参などビザなし渡航の再開について、日ロ間の最優先課題の一つと語る一方、「具体的な展望は申し上げられる状況にない」と述べ、現時点での実現は困難との見通しを示した。

 自見氏は納沙布岬で、ロシア側に壁面を白く塗られた北方領土歯舞群島貝殻島の灯台などを視察。意見交換では、千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)の松本侑三理事長の「墓参は返還運動の原点。ロシアと早急に話し合いを進めてほしい」との要望に対し、「墓参にしっかり重点を置いて(ロシア側に)再開を求めていく」としたが、具体的な内容には触れなかった。

・・・・

(川口大地)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/923935/

 


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新冠町合葬墓が完成 アイヌ民族の遺骨移す

2023-10-13 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2023年10月12日 19:09

完成した合葬墓にアイヌ民族の遺骨を納めた納骨式(町提供)

 【新冠】町が7月から町高江の判官館霊園で整備してきた合葬墓が完成し、霊園内の無縁納骨堂に納められていたアイヌ民族の遺骨847体を合葬墓に移し替える納骨式が行われた。

 合葬墓を整備したのは、親類縁者がいない人や墓の継承が困難な人が増えているため。整備費は約1400万円で、埋葬可能数は1350体。

 納骨式は1日に実施し、新冠アイヌ協会や新ひだかアイヌ協会の会員ら計19人が参加。・・・・・

 町民のみ利用でき、料金は粉骨代と合わせ1体3万円(6体目以降は1万6500円)。問い合わせは町町民生活課環境衛生係、電話0146・47・2112へ。(石井純太)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/923852/


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<ウポポイ オルシペ>75 川漁の権利を巡る争い 松前藩が返還して落着

2023-10-13 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2023年10月12日 10:10

特別展示で見られる「土人由来記、上ツイシカリ・イサリ・ムイサリ蝦夷人ウラエ一件写書」(北海道立文書館蔵)

 第7回特別展示「考古学と歴史学からみるアイヌ史展―19世紀までの軌跡―」の第5章では「アイヌ社会に引かれる境界」を紹介しています。

 章タイトルにある「境界」は、三つの境界について取り上げています。

 一つ目が和人地と「蝦夷地(えぞち)」の境界です。17世紀、松前藩の政策により、松前を中心とした領域を和人地、それ以外を「蝦夷地」と区分しました。

 二つ目は「蝦夷地」の中の「場所」の境界です。松前藩は「蝦夷地」の海岸に商場(「場所」)を設け、アイヌとの交易独占権を上級家臣に与えました。当初、商場は交易を行う地点を意味した程度でしたが、漁業の範囲が広がると領域・境界の問題が起きました。

 三つ目は「蝦夷地」の奥の「異国境」です。19世紀、幕府はロシアの南下等を受けて、アイヌが住む土地の奥に境界を引き、「蝦夷地」と「異国」を区切りました。

・・・・・・

<文・永野正宏=国立アイヌ民族博物館(文化庁調査官)>

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/923488/


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<函館>アイヌ文化を研究する函大教授 中村和之さん(67)

2023-10-13 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2023年10月12日 10:08

中村和之さん

 函館大学教授で、市立函館博物館が所蔵する中国・清朝の絹織物の蝦夷(えぞ)錦やアイヌ民族のタマサイ(首飾り)を分析し、製作された年代の特定を進めている。14日午後1時半から、研究成果を市中央図書館で講演する。「市の文化財がどう活用されて研究されているか知ってほしい」

 蝦夷錦は中国で作られ、タマサイの部品である古銭は日本と中国のものだ。「近年の研究で、アイヌ民族は交易を通じ文化を発展させたことが分かっている。単純な自給自足の文化ではない」と語る。

 ・・・・・

(宮木友美子)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/923480/


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新ひだか町の子どもたちがアイヌ伝統のサケ漁など学ぶ

2023-10-13 | アイヌ民族関連

NHK10月12日 19時05分

アイヌの伝統的なサケ漁などを小学生が学ぶ見学会が日高の新ひだか町で行われました。
この見学会は、町などが地域の子どもたちにアイヌの伝統的なサケ漁などを学んでもらおうと、毎年、道から許可を得て町内の川で行っていて、12日は、静内小学校の4年生、44人が参加しました。
はじめに、「新ひだかアイヌ協会」の菅原勝吉民族文化専門員がアイヌ民族とサケの関係について話し、サケを焼いて食べたり、干して保存食にしたりするなど年間を通して貴重な食料であったことを説明しました。
このあと、「マレク」と呼ばれる先端にかぎのついたもりを使うサケの漁法が紹介され、用意されたサケのエラに、かぎの部分を入れて、つり上げる実演が行われ、児童たちが興味深そうに見ていました。
また、児童たちはサケの解体を見学したあと、協会の会員に教わりながら、サケのうろこをはがす作業などを体験していました。
参加した4年生の児童は、「アイヌのことを知ることができて楽しかったです」と話していました。
講師を務めた菅原専門員は、「小さいときから、アイヌ文化に触れてほしいのでアイヌ文化を知るきっかけにしてもらうために、今後も続けていきたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20231012/7000061615.html


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【レビュー】特別展 アイヌ工芸品展「AINU ART―モレウのうた」 ~アイヌアートに向き合う11人の現代作家たち~ 一宮市三岸節子記念美術館で11月19日まで

2023-10-13 | アイヌ民族関連

美術展ナビ2023.10.12

藤戸康平《ぐるぐるモレウ》2023年 作家蔵

愛知県の一宮市三岸節子記念美術館では、9月16日より特別展アイヌ工芸品展「AINU ART―モレウのうた」が開催されています。アイヌ工芸の伝統を受け継ぎ、今に生きる現代作家11人を紹介する展覧会です。「モレウ」とはアイヌ文様の特徴のひとつで、ゆるやかに渦を巻く形をしています。本展では「モレウ」をキーワードにしつつ、アイヌアートの多様性とデザイン性に富んだ造形力に注目し、同時に先人たちの手による木工芸や染織の優品を展示することで、伝統的デザインがどのように継承・発展されているかを見て取れるようになっています。

先人たちのモレウ

展示のパートⅠでは、「先人たちのモレウ」として、衣服やマキリ(小刀)、イクパスイ(祭祀の道具)、ニンカリ(耳飾り)、タマサイ(首飾り)など、伝統的なアイヌの工芸が紹介されています。

現代に引き継がれるアイヌ文様

パートⅡでは、「11人のモレウ」と題して、11人の現代作家を紹介しています。伝統的な木彫作品や、モレウをモチーフにした版画、ミクストメディアまで、幅広い分野にわたる作品が展示されています。

木彫の作家たち

《アイデンティティ》は、木彫なのに布のような質感でひときわ目を引く作品です。さらに裏側に回ると見事な模様に息を呑みます。

「この作品は現代の日本人として生きるアイヌである、私自身です。ファスナーを上げれば日本人。でも、中はアイヌ。それでタイトルを《アイデンティティ》としたのですが、作品の解釈もまた、見た人個々の感性で自由に感じて意味づけしてもらえると、作者としてとても嬉しいですね。」(貝澤徹氏の言葉より)

また、貝澤氏の実弟、貝澤幸司氏の魚をモチーフとした木彫作品も展示されており、ユーモラスな姿がたまりません。

非常に緻密で美しい模様のマキリは藤戸幸夫氏の作品です。実は、北海道を舞台にした大人気漫画『ゴールデンカムイ』の作者、野田サトル氏が藤戸氏の作品をコレクションしており、本展ではその中より3点が出展されています。『ゴールデンカムイ』の中にインカラマッという女性が登場しますが、彼女のメノコマキリは、藤戸幸夫氏の作品を元に描かれています。

トピック展示・尾張徳川家と北海道八雲町

木彫で北海道といえば、木彫りの熊。これには意外なようですが尾張徳川家が大いに関わっています。トピック展示コーナーでは、尾張徳川家がどのように八雲町と関わりを持ったのか、そしてなぜ木彫りの熊が作られるようになったのかについて、貴重な資料とともに解説されています。ちなみに、八雲町の木彫りの熊は鮭をくわえていないそうです。

布・刺繍の作家たち

樺太アイヌにルーツを持つ楢木貴美子氏の作品は華やかな色目の刺繍が目を引きます。2着のテタラペの後ろに、北海道アイヌの着物が見えますが、基本的な作りは似ているものの、かなり印象が違うことがわかります。樺太アイヌの刺繍は木綿糸ではなく絹糸を使い、また鮮やかな色目が多いとのこと。

もう一人、刺繍作家として西田香代子氏が紹介されています。西田氏は古い着物の複製も手掛けており、その際は必ず複製する作品を見に行って挨拶をするといいます。一枚一枚手をかけて作られた着物には、作る人が着る人のことを思うエネルギーが込められているからです。印象的なエピソードでした。

こちらは布アート作家川村則子氏の作品です。一番手前にある《Spirit of the Ainu》は、川村氏の代表作。大胆な図柄や色使い、大きさも相まって、見ていると深い魂の世界まで引き込まれそうです。

金工・版画・デザインなど多方面で活動する作家たち

金工作家・下倉洋之氏によるおしゃれでワイルドな雰囲気のアクセサリーです。「彫金は独学」という下倉氏は、藤戸竹喜氏や貝澤徹氏などの工芸家から刺激を受け、学びながら制作に励んでいるそうです。

この木版画は結城幸司氏の作品です。《yuk まなざし》はシカの体に施された渦巻き模様が印象的です。「アイヌは神話の民だ」と考える結城氏は、短編アニメーション『七五郎沢の狐』の原作及び版画も担当しており、この作品は美術館のロビーで上映されています。アイヌ語のナレーションに日本語と英語の字幕つきで、アイヌ語の響きを堪能することができます。

こちらは関根真紀氏によるグッズのデザインのスケッチや、実際に商品化された品々の展示コーナー。(中央手前の缶バッジの「オソマ」や「ヒンナヒンナ」という言葉に聞き覚えはないでしょうか?) 関根氏はモレウをはじめとするアイヌ文様を、パスケースやハンカチ、ネクタイなどにデザインしており、その一部は美術館のショップで手に入るそうです。

また、プロダクトデザインといえば、冒頭の《ぐるぐるモレウ》の作者、藤戸康平氏も時計やサングラスなどに魅力的な木彫デザインを施しています。

最後に、イラストレーターとして活動する小笠原小夜氏の作品を紹介します。北海道の大地に生きる動物や植物とアイヌ文様を組み合わせた美しいカレンダーは、アイヌ民族文化財団が毎年発行しているもの。小笠原氏はそのデザインを担当しているほか、アイヌに関連する書籍のイラストも手掛けています。

世代を超え環境に合わせて変化しながら受け継がれていくアイヌアート。本展を機に、その奥深い世界に触れてみてはいかがでしょうか。(ライター・岩田なおみ)

特別展アイヌ工芸品展「AINU ART―モレウのうた」

会場:一宮市三岸節子記念美術館

(愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1)

TEL:0586-63-2892   FAX:0586-63-2893

会期:2023年9月16日(土)~11月19日(日)

開館時間 :午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料:一般1,000円、高大生:500円、中学生以下:無料

※コレクション展(常設展)観覧料を含む

※開館記念日(11/3)無料観覧デー

11月3日(金・祝)は開館記念日のため、無料で鑑賞できます

休館日:毎週月曜日

アクセス:JR東海道本線(名古屋駅⑤⑥番)にて「尾張一宮駅」下車、

または名鉄名古屋本線 にて、「名鉄一宮駅」下車(JR新快速・名鉄特急で10~15分)、

一宮駅西口の名鉄バスターミナル②番のりばから「起(おこし)」行きで約15分、

「起工高・三岸美術 館前」バス停下車、徒歩1分。[バスは1時間に約3本運行]

主催:一宮市三岸節子記念美術館、公益財団法人アイヌ民族文化財団

後援:国土交通省、北海道教育委員会、公益社団法人北海道アイヌ協会

【文化庁・北海道補助事業】

詳細は館の公式ホームページ

巡回情報:北海道立近代美術館 2024年1月13日(土) ~3月10日(日)

詳しくは北海道立近代美術館のホームページ(https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb/)を確認ください。

https://artexhibition.jp/topics/news/20231011-AEJ1630075/


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アイヌ共用林野設定契約における林産物(ヤナギの枝)の採取を行いました

2023-10-13 | アイヌ民族関連

北海道森林局2023.10.12

【日高南部森林管理署】

令和5年9月4日に新ひだか町三石国有林において、三石アイヌ協会による儀式の祭具に使用するため、ヤナギの枝の採取に協力しました。
当日は三石アイヌ協会より幌村司会長を含む4名と当署より4名が参加し採取しました。
新ひだか町と当署においては、令和2年7月に「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」をもとにアイヌ共用林野設定契約を締結しました。
本契約では、新ひだか町の国有林約1,600ヘクタールを共用林野とし、区域内において、アイヌ儀式の祭具(イナウ)として必要なヤナギの枝を年間600本採取できることとなっています。
採取作業前には、三石アイヌ協会の長山顧問よりイナウに適したヤナギの枝の見分け方と採取方法の指導を受け、採取を開始しました。
イナウに適したヤナギの枝は「長さ50センチメートル以上」「直径2~3センチメートル程度」「節がなく芯の腐れ・曲がりが少ないもの」等と条件があるため、探すのに非常に苦労しましたが、儀式に使用するヤナギの枝を無事に採取することができました。
採取されたヤナギの枝は、9月19日に新ひだか町三石蓬莱地区の三石川河川敷で執り行われた「カムイノミ(自然界への感謝の儀式)」と「アシリチェプノミ(新しい鮭を迎える感謝の儀式)」に使用されることとなり、儀式当日は当署から署長が来賓として招かれ、儀式と鮭漁を見学しました。
まずは、三石川での鮭漁前に、自然界への感謝の儀式として、三石アイヌ協会員による「カムイノミ」が執り行われました。
儀式後に北海道漁業調整規則に規定されている特別採捕許可を受けた三石アイヌ協会員が三石川に入り、アイヌ伝統に基づく漁法で鮭漁を行い2匹の鮭を捕獲しました。
捕獲された鮭はその年に最初に捕れた鮭として「アシリチェプノミ」の儀式に迎えられました。
「アシリチェプノミ」は、その年最初に採れた鮭をカムイ・神にささげて新しく海から川へと登ってくる鮭に感謝し、豊漁を願うアイヌの伝統儀式です。三石アイヌ協会幌村司会長をはじめ8名の協会員と当署署長も特別に儀式に参加し、儀式が執り行われました。

当署署長も参加し儀式が執り行われました
日高南部森林管理署としましては、今後もアイヌ共用林野設定契約に基づき林産物を供給し、国有林としてアイヌ文化の継承に可能な限り協力できるよう、新ひだか町及びアイヌ協会と連携を深めていく考えです。

(事務管理官(管理担当)日野)

https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/square/kakutidayori/2023/231012.html


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14日、講話と アイヌ語教室 アイヌ力  白老

2023-10-13 | アイヌ民族関連

苫小牧民報2023/10/12配信

 アイヌ民族の生活文化継承に取り組む一般社団法人アイヌ力(ぢから)は、14日午後1時から、白老町東町3の「シマフクロウの家」で開催する講話「『アヌタリアイヌ』との出会い」の聴講者を募集している。  国立アイヌ民族博物館アソシエイトフェ…

この続き:249文字

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https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/120206/


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主演は吉田美月喜、アイヌ文化を残した女性の物語「カムイのうた」東京初日が決定

2023-10-13 | アイヌ民族関連

映画ナタリー2023年10月12日 10:00

アイヌ民族の壮絶な歴史を描いた映画「カムイのうた」の東京での公開日が、2024年1月26日に決定した。ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次上映が行われる。

本作は、文字を持たないアイヌに口伝えで伝承されてきた叙事詩・ユーカラを日本語に翻訳し、「アイヌ神謡集」として後世に残した実在の人物・知里幸恵の物語。「ぼくらの七日間戦争」の菅原浩志が監督を務め、「あつい胸さわぎ」の吉田美月喜が知里をモデルにした女性・北里テルに扮したほか、望月歩島田歌穂清水美砂加藤雅也も出演した。

YouTubeでは劇場版本予告が公開中。東京に移り住んだテルが、ユーカラ叙事詩を日本語に翻訳することに没頭していく姿などが収められた。

なお本作は11月23日より北海道で先行公開。10月20日には、数量限定の特典「カムイのうたオリジナルしおり」が付く前売りチケットが発売される。全国の上映劇場およびメイジャー通販にて購入が可能だ。

※「ユーカラ」の「ラ」は小文字が正式表記

映画「カムイのうた」劇場版本予告https://www.youtube.com/watch?v=UInSN9nXcis

https://natalie.mu/eiga/news/544597


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中2が北海道修学旅行、ジンギスカン味わいウポポイへ…同志社香里

2023-10-13 | アイヌ民族関連

読売新聞2023/10/12 16:00

 同志社香里中学校・高等学校(大阪府寝屋川市)の中学2年生は9月24~27日、北海道での修学旅行に参加しました。馬車や乗馬が体験できる体験型テーマパーク「ノーザンホースパーク」(苫小牧市)やアイヌ文化の復興拠点「ウポポイ(民族共生象徴空間)」(白老町)などを訪れました。生徒たちはジンギスカン料理など北の大地の恵みも存分に味わい、友人たちと豊かなひとときを過ごしました。詳細は こちら

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/support/information/CO036641/20231006-OYT8T50041/


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ロシアが日本に報復 歴史持ち出し「日本帝国は世界征服を企んだ」

2023-10-13 | アイヌ民族関連

日経ビジネス2023.10.13

ジェームズ・ブラウン テンプル大学ジャパンキャンパス 政治学

ロシアが日本を攻める武器として歴史教科書を使い始めた。今年9月から導入した新たな教科書は、「日本は戦争犯罪を認めようとしない米国の傀儡(かいらい)政権」との印象を学生たちに与えるものだ。ウクライナ侵攻を非難し、対ロ制裁を続ける日本に対する報復であることは明らかだ。

 歴史問題はこれまで何十年もの間、日本と中国、および日本と韓国との関係に摩擦を生じさせてきた。さらに最近、日本とロシアとの関係においても歴史問題が注目され始めている。

 ロシア政府が、日本を批判するための道具として歴史を利用し始めたのだ。ロシアがウクライナに侵攻し、日本がウクライナ支援を決めると、駐日ロシア大使館はこれを非難して、公式SNSに「日本は100年も経たぬ間に2度もナチス政権を支持する挙に出ました」と投稿した。さらに2022年12月、日本が新たな国家安全保障戦略を発表すると、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、日本は平和的発展を放棄し「無制限の軍事化の道に戻った」と批判した。

 この傾向は23年に入っても続いている。ロシア国営メディアが9月、日本がかつてアイヌ民族に対してジェノサイド(民族大量虐殺)を行ったと主張する記事を掲載した。「北海道は日本の領土ではなく、アイヌとの度重なる戦闘を経て奪った植民地である」という。さらに、ロシア政府は9月3日を「軍国主義日本への勝利と第2次世界大戦終結の日」に改名すると決定した。これまでは、第2次大戦終結の日とだけ位置づけていた。

 日本が続ける対ロ制裁への報復としてロシアがこれらの行動を取ったのは明らかだ。そして、この「歴史戦争」において、ロシア政府は教科書を武器として利用し始めた。

歴史教科書を武器化するクレムリン

 9月の新学年開始に伴い、ロシア政府は4冊の新しい教科書を導入した。これらは、10年生と11年生にロシア史と世界史を教えるために使用する。日本と異なりロシアでは、すべての学校が同じ教科書を使用する。したがって、これらの新しい教科書は、ロシア全国の16~17歳の学生、約65万人が使用することになる。

 新しい教科書の執筆陣筆頭はウラジミール・メジンスキー氏である。同氏は歴史家ではなく、広報の出身だ。04年に、プーチン大統領が率いる統一ロシアから立候補して国会議員となり、12~20年に文化大臣を務めた。現在はプーチン大統領の側近として働いている。

 メジンスキー氏は保守的な愛国者として知られる。同氏の考えによれば、歴史教科書の役割は事実を中立的に伝えることではなく、愛国的な物語(ナラティブ)を普及させることである。「自分の国と国民を愛していれば、彼らが描く物語は常に前向きなものになるだろう」と発言している。

 予想されたとおり、メジンスキー氏らが書いた新しい教科書は、ロシアの歴史と、同国政府が挙げた成果について、非常に好意的な印象を学生たちに植え付けるよう編集されている。従来の教科書と異なり、スターリンを賢明で実行力のある指導者として描いた。また、ウクライナに対する「特別軍事作戦」を正当化すべく、歴史を操作するプロパガンダを数十ページにわたって掲載している。

 他方、米国に関しては、世界の覇権を維持しようとしているが、長期的な衰退に向かっていると主張する。それとは対照的に、中国との関係は肯定的に描いている。例えば、日中戦争の最中、中国共産党に対してソ連が実施した軍事援助を誇らしげに強調する。当時、ソ連は700人のパイロットを含む要員を中国に派遣した。

「123万トンの放射性水を太平洋に放出」

 日本に関する記述は、従来の教科書に比べて大幅に増加した。そして、そのほぼすべてが、日本が取った行動を否定的に表現している。記述の中には、事実に即したものもあれば、事実に反するプロパガンダ的な内容もある。ただし、いずれも日本のイメージをネガティブなものにする作用を持つと考えられる。

 中には、現代の出来事もいくつか含んでいる。例えば、11年生用の世界史教科書は「日本政府は123万トンの放射性水を太平洋に放出すると決定した」と記している。この排水が、処理済みのもので、放射性物質をほぼすべて除去している事実には一切触れていない。

この記事は有料会員登録で続きをご覧いただけます

残り2814文字 / 全文4571文字

https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00023/101100393/


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「祖国へ帰れ」は差別的言動 ネット中傷、賠償命じる―横浜地裁支部

2023-10-13 | アイヌ民族関連

時事通信2023年10月12日18時23分

 インターネット上の書き込みで精神的苦痛を受けたとして、川崎市の在日コリアン3世の女性(50)が、茨城県の40代男性に約300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、横浜地裁川崎支部であった。桜井佐英裁判長は「さっさと祖国へ帰れ」との書き込みが差別的言動に該当すると認定し、男性に194万円の支払いを命じた。

自民・杉田氏、議員辞職否定 アイヌ民族「人権侵犯」

 桜井裁判長は「帰れ」との表現について、「日本の地域社会の一員として過ごしてきた人生や存在自体を否定するもので、精神的苦痛は大きい」と指摘した。

 原告の多文化交流施設「ふれあい館」館長の崔江以子さんは判決後に記者会見し、「ネット上の差別が野放しになっている。これ以上の被害を生まないような法規範につながれば」と語った。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101201074&g=soc


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大北海道展、カキのキッシュや人気海鮮丼ずらり 岐阜高島屋、有名店グルメ集結

2023-10-13 | アイヌ民族関連

岐阜新聞2023年10月12日 09:38

新鮮なサケやいくらを買い求める客=岐阜市日ノ出町、岐阜高島屋

 岐阜高島屋(岐阜市日ノ出町)で11日、北海道の魅力を発信する第24回大北海道展が始まった。24日までの期間中には初出店14店を含む46店が並び、有名店のスイーツや新鮮な海産物がずらりと並ぶ。

 半年に1度の恒例イベント。今回はホタテやカキを使ったオリジナルメニューを充実させ、ホタテとマイタケのクリームコロッケやカキのキッシュなどを用意した。人気の海鮮丼やステーキ弁当、定番の菓子も取りそろえた。初日は開店直後から大勢の人が訪れた。

 会場ではにぎりずしやラーメン、パフェなども味わえる。18日からは一部出店を入れ替える。4階の特設会場にはアイヌ文化の紹介コーナーを設ける。担当者は「売上高は年々伸びている。昨年秋の10%増を目指したい」と意気込む。

https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/299318


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