先住民族関連ニュース

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杉田水脈氏の「人権侵犯」認定後もやまぬ差別的投稿 アイヌ民族の多原さん、札幌法務局に削除要請

2023-10-21 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2023年10月20日 21:37(10月20日 21:44更新)

「私たちが黙っていたら、彼らの主張が事実だと思われてしまう」。多原さんは差別的な投稿の削除要請を今も続けている

 自民党の杉田水脈衆院議員(56)=比例中国ブロック=がブログなどにアイヌ民族などへの差別的投稿をした問題は、札幌法務局に続いて大阪法務局も「人権侵犯」を認定する事態に発展した。ただ、インターネットや交流サイト(SNS)には杉田氏を支持し、アイヌ民族を中傷する発言が今も数多く投稿されている。法務局に人権救済を申し立てた多原良子さん=札幌市=は札幌法務局に差別的な投稿の削除要請を続けており「私たちは負けられない」と訴える。

 「人権侵犯認定を受けても差別だったと認めない。杉田議員は今後も変わらないのだろう」。ブログなどで杉田氏に中傷されたアイヌ民族の多原さんは、札幌市内の自宅で取材に答え、淡々と語った。

 杉田氏は2016年の国連女性差別撤廃委員会の際、多原さんや在日コリアン女性を取り上げて「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「日本国の恥さらし」とブログやフェイスブックに投稿。今年9月に札幌法務局から人権侵犯の認定を受けたが、自民党はその後、杉田氏を党環境部会長代理に起用。杉田氏は差別を行った認識は「全くない」と記者団に語っている。

 多原さんはこうした自民党の対応についても「差別を追認する行動。社会に向け人権尊重を訴えても言行不一致に映る」と話す。

 多原さんが国連女性差別撤廃委員会で木綿衣の「ルウンペ」を着たのは、先祖の思いを背負い、国際社会に現状を訴えるためだった。明治生まれの祖母は、同じく木綿衣の「チカラカラペ」を正装として着用していた。「その衣装に対して『コスプレ』『日本の恥』と言うなんて、民族の否定に他ならない」

 杉田氏の投稿が国会議論で問題になった昨年12月の1週間で、ツイッター(現X)上にはアイヌ民族への中傷が約650件投稿された。北海道新聞の調べでは、9月に杉田氏の投稿が人権侵犯認定された後も、最初の報道があった直後の12時間だけで600件を超える投稿があった。「アイヌはもう日本にいない」「騒ぐのはアイヌになりすましてる連中」「えせアイヌ」など、いわれのない誹謗(ひぼう)中傷は今もやんでいない。

 多原さんは「身の危険を感じる時もある」と話すが、・・・・・

(武藤里美)

※「チカラカラペ」の「ラ」は小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/928605/


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<ウポポイ オルシペ>76 チャシ跡の調査 年代、地域で異なる用途

2023-10-21 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2023年10月20日 09:44

最古のチャシ跡とされる厚真町ヲチャラセナイチャシ跡(厚真町教育委員会蔵)

 国立アイヌ民族博物館で開催中の第7回特別展示「考古学と歴史学からみるアイヌ史展―19世紀までの軌跡―」は、当館の基本展示室「私たちの歴史」を念頭に、これまでに得られた考古学と歴史学からの最新の研究成果も含め、再整理したアイヌの歴史と文化を紹介する展覧会となっています。

 第4章では、アイヌの重要な文化要素である“チャシの構築”を取り上げています。

 チャシとは、アイヌが残した砦(とりで)・館・柵・柵囲いなどの構築物とされていますが、その後、調査研究が進むにつれて、造られた時期や地域、場所によって、またその大きさによっても機能や性格が異なり、シャクシャインの戦い(1669年)やクナシリ・メナシの戦い(1789年)で実際に使用された「砦」だけではなく、壕(ごう)によって区切られた「聖域」、また「まつりの場」、「チャランケ(話し合い)の場」、「見張り場」、「食料獲得と関わる場」などにも使われたと考えられるようになってきました。

 現在、道内には日高、十勝、釧路、根室などを中心に500カ所を超えるチャシ跡が発見されています。しかし、実際に発掘調査が実施されたチャシ跡はわずか10%に満たず、目的や用途などいまだ不明なものが多い現状です。

 構築年代についても主に16~18世紀とされますが、・・・・・・

<文・森岡健治=国立アイヌ民族博物館教育普及室長>

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/928073/


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道内アイヌ関連施設を見学する中学生を募集します

2023-10-21 | アイヌ民族関連

登別市 2023年10月20日

アイヌ文化や多文化共生についての理解を深めるため、アイヌ関連施設の見学などに参加する中学生を募集します。

【見学日・行程】

令和5年12月9日(土)10時から14時まで(9時30分集合)

・登別アイヌ協会による講義「アイヌ神謡集のできるまで」

・知里幸恵 銀のしずく記念館を見学

・多文化共生に関する講義(予定)

令和5年12月16日(土)9時から17時(8時30分集合)

・平取町立二風谷アイヌ文化博物館を見学

・民族共生象徴空間ウポポイを見学 

【応募人数】

市内の中学生(明日中等教育学校生徒を含む)のうち、両日ともに参加できる方 10名(先着順)

※ 生徒の応募が4名未満となった場合は、事業は実施しません。

【参加費用等】 

無料(両日ともに昼食を用意します。)

【応募期間】

令和5年11月1日(水)から令和5年11月22日(水)

【申込方法】

※ 電子申請フォームから申請(https://logoform.jp/form/szZL/390351

問い合わせ

総務部 企画調整グループ

TEL:0143-85-1122

FAX:0143-85-1108

E-Mail:kikaku@city.noboribetsu.lg.jp

https://www.city.noboribetsu.lg.jp/article/2023101700011/


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世界の観光事業者が注目する「アイヌ文化」、ウポポイなど取材して、北海道観光のすそ野を広げる可能性を探ってみた

2023-10-21 | アイヌ民族関連

トラベルボイス2023年10月20日

世界の先住民観光は、その土地の先住民の経済的自立を促すだけでなく、社会的地位の向上にもつながっている。訪問者にとっては、綿々と続くその知恵や世界観に触れることで、示唆に富む旅行体験となる。アイヌ文化も北海道独自の観光コンテンツとして、北海道観光の裾野を新たに広げる可能性を秘めている。

2023年9月に開催されたアドベンチャートラベル・ワールドサミット2023(ATWS2023)北海道では、世界の富裕層を顧客にもつ旅行関係者が日本のアイヌ文化に大きな関心を寄せた。過去の日本におけるアイヌ観光施設は、「物珍しさ」から色眼鏡で見られることも多かったというが、ダイバシティやインクルージョンがうたわれる今、その価値はリスペクトの対象となりつつある。

日本におけるアイヌ文化は、北海道観光の中でどのような価値となり得るのか。白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」や旭川市の「川村カ子トアイヌ記念館」を訪れて、探ってみた。

民族共生としてのウポポイの役割

ウポポイは、アイヌ文化施設「ポロトコタン」があった場所に、アイヌの歴史・文化を学び伝える国の施設として2020年7月に開業した。施設内の「国立アイヌ民族博物館」は、旧「アイヌ民族博物館」を引き継いだ。

アイヌ民族文化財団民族共生象徴空間運営本部の村木美幸本部長は、ウポポイの役割について、アイヌの伝統文化の伝承と共有とともに、「正しい情報を発信して、アイヌという民族がいるということをまず知ってもらうこと」と話す。

国は、国連が2007年に採択した「先住民族の権利に関する宣言」を受けて、2019年に「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策に関する法律」(アイヌ施策推進法)を成立させ、アイヌの人びとを北海道をはじめ日本列島北部周辺の先住民族と位置付け、アイヌの人びとの誇りが尊重される社会を実現するための施策を推進することを決めた。アイヌ文化の振興を目的とした従前の「アイヌ文化振興法」から踏み込んだ形だ。

しかし、アイヌ文化に対する理解促進は道半ばだ。村木氏は、以前と比べたら減ったものの、まだアイヌに対する差別意識は根強いという。また、同化政策によって失われた言語の復興は一筋縄ではいかず、アイヌの人たちがアイヌというアイデンティを認識する機会も少なくなった。その意味で、ウポポイは、情報発信の場だけではなく、アイヌの人たちが自分たちのルーツを知る場所でもあるという。

村木氏は、「アイヌ文化が、日本の文化の一つとして捉えられていないところがある。どちらが優れているとか、劣っているかの問題ではなく、お互いを思う気持ちが醸成されていく方向に持っていきたい。文化による差別のない社会を作るというのが一つの使命」と話す。ウポポイのアイヌ語名称は「ウアイヌコㇿ コタン」。ウアイヌコㇿとは、アイヌ語で「尊敬し合う」という意味だ。アイヌの人たちと交わり、アイヌ文化を尊重する「民族共生」の象徴的な空間として位置づけられている。

変わるアイヌ観光、先を見据えるウポポイや文化施設

一方で、ウポポイは高い集客力を持つ観光施設でもある。大型バスによる団体旅行を多く受け入れているほか、JR白老駅から徒歩10分という立地の良さから、個人客も多い。また、先住民族の「国立博物館」は世界でも珍しいことから、海外での注目も高いという。2023年9月29日には、開業3年目で累計入場者数100万人を達成した。

ウポポイでは、博物館の展示だけでなく、伝統芸能の上演のほか、工芸、伝統楽器ムックリの演奏、アイヌ伝統料理などさまざまな体験プログラムも提供している。楽しみながら学べるように、スタッフ自身もアイヌ文化のファシリテーターとしての役割を重視しているという。

アイヌ文化への入口はさまざまだ。例えば、人気アニメ『ゴールデンカムイ』で主人公のひとりであるアイヌの少女「アシㇼパ」が語る知恵や技、言葉の意味、世界観もアイヌへの入口になりえる。様々な入口があることを踏まえ、村木氏は「ウポポイでも自分たちの文化をどのように見せていくべきか考えながら運営している」と話す。

村木氏は、かつてのアイヌ文化観光は、異なもの奇なものを見る、ある意味「見世物」的なイメージがあったため、複雑な思いを抱いていたようだ。「観光自体が、アイヌの差別を助長すると言われたこともあった」と明かす。観光客側には、「こうあって欲しい」という先入観でアイヌ文化を見る傾向があったため、理不尽な質問や態度を取られたこともあったという。

しかし、 「観光のスタイルも昔とは変わってきている」と村木氏。ただの物見遊山ではなく、知的好奇心を持って来園する人も増えているため、今では観光がアイヌの文化の継承や復興を進めていく手段になり得るとの考えだ。「家族旅行でも、教育旅行でも、ウポポイに訪れてもらい、親子の間で、あるいは友人同士で、アイヌ文化を話し合える機会を提供していきたい」と話す。

ウポポイ運営本部副部長兼文化振興部長の野本正博氏は、9月に北海道大学で開催されたカナダ先住民との国際シンポジウム「先住民観光の挑戦」に登壇し、「主体的に先住民観光のブランド化を進めていく必要があるだろう。ポジティブに文化を発信していくためには、アイヌによる主導が必要ではないか」と発言した。

国際シンポジウムでアイヌ文化観光で提言する野本氏

旭川市「川村カ子トアイヌ記念館」で副館長を務める川村久恵氏は「この記念館は文化施設であると同時に観光施設。人に来てもらわなければ、話にならいないところがある」と話し、地元DMOとの連携の重要性を指摘する。

アイヌの組織としては「北海道アイヌ協会」があるが、その目的は「アイヌ民族の尊厳の確立、その社会的地位の向上と文化の保存・伝承」。カナダ先住民観光協会(ITAC)のような、観光振興を通じて持続可能なアイヌ・コミュニティの形成を進める包括的な組織はない。

ただ、道内6地域のアイヌ民族関係団体などが、ウポポイを中心に各地のアイヌ文化や観光資源をつなぐ広域の周遊ルート「ユーカラ街道」を整備する計画を進めてきた。コロナ禍で具体的な商品化は止まっているが、川村氏は「一つの連携の形」として期待をかける。

海外との交流も積極的に

ウポポイ自体もオープン以来、海外の先住民との交流を積極的に進めている。今年5月には、米国の先住民族ナバホの若手文化継承者が訪れ、疫病からの癒しを発端とする踊り「ジングルドレス・ダンス」を披露するなど、アイヌとの交流を深めた。また、9月にはカナダ先住民族観光協会の会員としてカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州のハイダ族のアーティストたちが視察に訪れた。このほかにも非公式な訪問を数々受け入れてきたという。

「私たちも、アイヌ施策を進めていくなかで、海外の成功事例を学びたい」と村木氏。受け入れだけでなく、研修の一環として海外の先住民組織にウポポイ職員を派遣するなど相互交流を続けていきたいと意欲を示す。

アドベンチャーツーリズムの一つとして、アイヌ文化は日本で想像するよりも海外での関心が高いようだ。川村カ子トアイヌ記念館には、コロナ前の夏のシーズン、「少人数ながら、欧米を中心にインバウンドが来場しない日はなかった」(川村氏)という。

ウポポイでも水際対策緩和後インバウンド来場者は増加しているようだ。村木氏は「冬に北海道を訪れるアジアの人たちは多い。今後は、その人たちもウポポイに立ち寄ってもらえれば」と話す。

「ウアイヌコㇿ」、アイヌへの敬意を持った観光が北海道でも根付き、アイヌ文化の持続可能な保護と継承につながるのか。そのためには、受け入れ側の体制とともに、旅行者の意識と責任も問われそうだ。

聞き手:トラベルボイス編集長 山岡薫

記事・取材:トラベルジャーナリスト 山田友樹

https://www.travelvoice.jp/20231020-154365


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サケ迎える伝統儀式 アイヌ「アシリチェプノミ」 池田・千代田堰堤

2023-10-21 | アイヌ民族関連

十勝毎日新聞2023/10/20 18:15

聴衆を前に披露されたアイヌの伝統舞踊

 【池田】アイヌの伝統儀式「第6回十勝川アシリチェプノミ」(実行委主催)が14日午前10時から、池田町の十勝川千代田堰堤(えんてい)展望公園で行われた。管内外のアイヌ約15人が、神々に祈りをささげ...

●この記事は会員限定です。

https://kachimai.jp/article/index.php?no=595917


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<コラム 筆洗>北海道のお土産「木彫りのクマ」発祥の地は道南の八雲(やくも…

2023-10-21 | アイヌ民族関連

東京新聞2023年10月20日 07時03分

 北海道のお土産「木彫りのクマ」発祥の地は道南の八雲(やくも)町。旧尾張藩士たちが明治以降に開拓した地で、入植者らの冬場の副業として始まったことは知られる。当時の尾張徳川家当主が欧州の民芸品をヒントに勧めた▼開拓ではこの獣に悩まされたよう。当時の奮闘を描く城山三郎の『冬の派閥』に「とうもろこし畠が、どこも荒らされただけでなく、馬が襲われて、殺された」と記される。クマ狩りをするアイヌは生態に詳しいが、彼らの助言でクマの通り道に仕掛けを作る場面もある▼開拓時代も遠くなった令和の世で、クマによる人身被害が続く。富山市の自宅敷地内で死亡したお年寄りは、状況からクマに襲われたらしい。何とも痛ましい。昨日は秋田県の住宅街で女子高生らが相次ぎ襲われけが人が出た▼各地の人身被害は本年度、計100人を超え過去最多ペース。クマがいる山中と市街地の緩衝地帯だった里山の衰退が背景との見方もあると聞く。木を切るなどして里山に住む人が減りクマが入りこんで市街地に近づいたようだ▼人がその領域を広げた開拓時代とは対照的。人口減時代の付き合い方を模索せねばなるまい▼入植者にクマの知識を授けたアイヌに「イヨマンテ」と呼ぶ儀式がある。クマを神と考え、捕らえたクマの霊を神の国に返す。森の強者と向きあうには、畏敬の念も忘れるなという教えなのだろう。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/284807


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映画「カムイのうた」11月23日(木・祝)より北海道先行上映!10月20日(金)より前売り券の販売開始!

2023-10-21 | アイヌ民族関連

ニュースキャスト2023-10-20 17:30

北海道東川町では、1903年に生まれ19歳の若さで亡くなったアイヌ文化伝承者、知里幸恵(ちり・ゆきえ)さんをモデルにした映画「カムイのうた」を制作しました。本映画は、アイヌ文化と共に、大雪山国立公園を有する東川町が「大雪山文化」を次世代に伝えることを目的に、ALL北海道の連携で本作を作り上げ2023年9月に完成しました。
映画「カムイのうた」は11月23日(木・祝)より北海道先行上映を開始します。
また、2024年1月26日(金)より東京での上映も決定しました。
皆さまお誘い合わせの上、ぜひ劇場へお越しください。

上映劇場

10月20日現在の情報です。最新情報は映画公式ホームページにてお知らせいたします。
都道府県 都市  劇場名          公開日
北海道  旭川  シネプレックス旭川    11/23
北海道  旭川  イオンシネマ旭川駅前   11/23
北海道  札幌  サツゲキ         11/23
北海道  札幌  ユナイテッド・シネマ札幌 11/23
北海道  室蘭  ディノスシネマズ室蘭   11/23
北海道  苫小牧 ディノスシネマズ苫小牧  11/23
北海道  函館  シネマアイリス      11/23
北海道  浦河  浦河大黒座        近日公開
北海道  帯広  シネマ太陽帯広      近日公開
北海道  稚内  T・ジョイ稚内       11/23
関 東  東京  ヒューマントラストシネマ渋谷 2024/1/26

映画「カムイのうた」特設ホームページ

映画に関する最新情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。

カムイのうた

北海道東川町が企画協力し製作する、アイヌ文化と共に「大雪山文化」を伝える映画です。

https://kamuinouta.jp

映画「カムイのうた」前売り券販売中

10月20日(金)から全国の上映劇場及びメイジャー通販、東川町内にて前売りチケットの販売を開始しています。価格は1,100円(税込)。上映劇場とメイジャー通販で購入すると、数量限定で「カムイのうたオリジナルしおり」が特典として付きますので、ぜひお早めにお買い求めください。
※「カムイのうたオリジナルしおり」は上映劇場とメイジャー通販の購入特典です。東川町内で購入された場合、特典はございません。

東川町内販売場所

・東川ミーツ せんとぴゅあ店
 (〒071-1426 北海道上川郡東川町北町1丁目1−2)
・キトウシの森 きとろん
 (〒071-1404 北海道上川郡東川町西4号北46番地)
・長沢商店
 (〒071-1425 北海道上川郡東川町西町1丁目1−1)
・道の駅ひがしかわ「道草館」
 (〒071-1423 北海道上川郡東川町東町1丁目1−15)

web販売ページ(メイジャー通販)※別途送料がかかります。

『カムイのうた』前売券販売映画館、前売券特典|映画前売券のことならメイジャー|映画前売券情報

2024年01月26日(金)公開の『カムイのうた』の前売り券販売映画館と前売り券特典(特製しおり)、予告編をご覧いただけます。株式会社メイジャー提供の前売り券情報サイト。

https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M20231020002

「カムイのうた」予告編公開

映画「カムイのうた」の予告編として、以下の映像を公開したことをお知らせいたします。https://www.youtube.com/watch?v=br0JPp6mqSU&t=1s

■本件に関するお問合せ:
写真文化首都「写真の町」北海道東川町 文化交流課(『カムイのうた』 担当)
高石大地、榎本朱峰
TEL:0166-82-2111 E-mail:kouryu@town.higashikawa.lg.jp

https://newscast.jp/news/6372060


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アイヌ民族のサケ漁体験 町内の児童ら

2023-10-21 | アイヌ民族関連

室蘭民報2023/10/20 21:00白老

 一般社団法人白老モシリ主催の川漁体験が18日、白老町の...

ここから先の閲覧は有料です。

https://www.muromin.jp/news.php?id=95668


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北海道観光振興機構【北海道ブース】「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」へ出展します!

2023-10-21 | アイヌ民族関連

公益社団法人北海道観光振興機構2023年10月20日(金)

北海道旅行の楽しみは何と言っても“グルメ”!乳生産量国内1位北海道のソフトクリームやヨーグルトの試食。北海道ワイン&人気急上昇の北海道の地酒の試飲。食を通じて北海道の魅力を体感いただけます。

公益社団法人北海道観光振興機構の北海道ブースは、2023年10月26日(木)~29日(日)にインテックス大阪で開催される「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」に出展します。

ステージでは心と身体が元気になる新しい旅北海道ケア・ツーリズムの紹介や国内でも屈指の豊かな自然を残す「知床」など、北海道の魅力満載のステージを展開。観覧者には素敵なプレゼントも。北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」も皆様をお迎えいたします。是非ツーリズムEXPO北海道ブースにお立ち寄りいただき、北海道旅行の参考にしてください。

次の旅は北海道へ!HOKKAIDO LOVE!

■ブースの見どころ

ブース正面HOKKAIDO LOVE!のBOXからおもちゃ箱をひっくりかえしたように北海道の様々な魅力が飛び出します。また両サイド大きくせり出す北海道を象徴する食と観光のグラフィックが箱から溢れ、来場者様の目を引き付けます。ブース内では北海道の観光情報を発信する北海道公式観光サイト、「HOKKAIDO LOVE!LINE公式アカウント」の新規登録ガラポン抽選会の開催や、食を通じて北海道を体感いただく試食・試飲のコーナーのほか、北海道各地のワークショップを取り揃え皆様をお待ちしております。そのほか観光PRコーナーも充実。北海道を4つのエリア(道北・道央・道南・道東)にわけて14の地域の観光PRブースを用意。中央にはJR北海道・北海道エアポートの情報コーナーも設けていますので、北海道アクセスについてもお気軽にご相談ください。ブース正面では各エリアの魅力を紹介するPRステージで北海道各地の魅力を紹介。温泉やワイン、アイヌ文化等多彩なステージで皆様をお待ちしております。

■イチオシのポイント

・アイヌ文化に 触れる 感じる 考える ウポポイ(民族共生象徴空間)

・世界に2つの泉質 豊富温泉

・北海道各地に点在する50を超えるワイナリー&人気急上昇の北海道の地酒

・世界遺産 北海道・北東北の縄文遺跡群&2023年6月国宝指定 「北海道白滝遺跡群出土品」 

・国内でも屈指の豊かな自然を残す「知床」

■北海道観光情報を発信するSNSを是非ご覧ください!

https://www.facebook.com/gooddayhokkaido/

https://twitter.com/kyunchan_dc

https://www.instagram.com/goodday_hokkaido/

https://www.youtube.com/channel/UCAGzkBhbA6YuQFt5z7DOTHw

 

https://www.ehime-np.co.jp/article/prtimes17272


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「人や国は間違える」前提に 記録や記憶 蓄積に学ぶ 【時代を編む 長野県史とわたしたち】第5部 過ちの歴史どう残す㊦

2023-10-21 | アイヌ民族関連

信濃毎日新聞2023/10/20 12:30

有料会員記事

 差別や環境破壊、公害など社会の過ちの記録や記憶を継承し、向き合うことはなぜ大切なのか―。かつて在籍した国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で被差別部落やアイヌ、朝鮮人に対する差別の歴史展示などに携わり、今は長崎原爆資料館(長崎市)やJICA横浜海外移住資料館(横浜市)にも関わる日本大法学部教授の原山浩介さん(50)=長野市出身=に聞いた。

   ◇

 「まずは『人や国は間違える』という大前提を忘れないためでしょうか」。国や企業が意図的に犯した過ちを見つけ、検証するために記録が必要なのはもちろんだが「そのつもりはなかったが、結果的に過ち…

(残り1447文字/全文1718文字)

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023102000118


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ネパールの先住民族に中古眼鏡100本贈る 国際ソロプチ大分―みどりとヤノメガネ

2023-10-21 | 先住民族関連

大分合同新聞2023/10/20(金) 15:33.

 【大分】大分市の国際ソロプチミスト大分―みどり(光田加寿子会長)は、ネパール南部の先住民族の女性を支援している。・・・

残り 296文字

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2023/10/20/JDC2023102000280


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ディカプリオ主演の映画『キラーズ・オブ・フラワームーン』公開!ネイティブ・アメリカンの連続殺人事件の真相は?【今祥枝の考える映画】

2023-10-21 | 先住民族関連

@BAILA10/20(金) 20:20

BAILA創刊以来、本誌で映画コラムを執筆している今祥枝(いま・さちえ)さん。ハリウッドの大作からミニシアター系まで、劇場公開・配信を問わず、“気づき”につながる作品を月1回ご紹介します。第21回は、1920年代に実際に起きたネイティブ・アメリカンの部族オセージの連続殺人事件を描く『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン』です。

【写真】映画『キラーズ・オブ・フラワームーン』

1920年代に起きた、ネイティブ・アメリカンの部族オセージの連続殺人事件

@BAILA

オセージのモリーに近づき、結婚するアーネスト。3人の子どもをもうけるも、彼女の信頼と愛を裏切ることに……。原作は、1920年代に起きた連続殺人事件を題材にしたデイヴィッド・グランの『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』。

読者の皆さま、こんにちは。

最新のエンターテインメント作品をご紹介しつつ、そこから読み取れる女性に関する問題意識や社会問題に焦点を当て、ゆるりと語っていくこの連載。第21回は、マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオの6度目のコラボとなる『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』です。

アメリカの先住民族、ネイティブ・アメリカンについて考えるとき、漠然とではあっても、その迫害された苦難の歴史を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

しかし、ネイティブ・アメリカンの部族オセージをめぐる悲劇、白人による連続殺人事件を描いた本作を観ると、ここまであからさまな人権侵害があるだろうかと衝撃を受けるでしょう。そして、このような歴史が今もなお、大きな影を落としていることが想像できます。

オセージは故郷から西へ追いやられ、アメリカ政府によって1800年代後半までにオクラホマ州のいわゆる「インディアン準州」に集められました。1884年、その土地で石油が発見されると、部族は鉱業権を保持したまま開発業者に土地を貸し出し、世界で最も裕福な民族のひとつとなりました。しかし、そこには貪欲な白人の投資家たちが押し寄せました。

当時、オセージの人々は“無能”とみなされており、石油に使用料により富が拡大すると、アメリカ政府はオセージの財産管理を助けるために後見人制度を設けました。後見人として白人男性にオセージの銀行口座を管理する権限を与え、石油使用料はオセージではなくアメリカ政府のもとへ。

この悪質な人種差別的後見制度を通じて、多額の利益がオセージから盗み出されたのでした。映画では、オセージの有益な“均等受益権”(石油権利を含む)を手に入れるために、一族と婚姻関係を結び、妻や受益権を持つオセージを殺す白人男性たちを描きます。

中には、妻を殺害後、二人の幼い子どもたちの命さえ奪おうと考えている白人男性も。殺害の方法やオセージを追い詰めていく狡猾で残忍なやり口など、それはもう吐き気を催すほどの醜悪さです。結果として、何十人ものオセージが不可解な状況で殺害されるという連続殺人事件が起こりました。

そうした白人男性の一人で、第一次世界大戦の退役軍人であるアーネスト・バークハートが、本作の主人公。レオナルド・ディカプリオが、あきれるほど情けなくも愚かなアーネストを熱演しています。

裕福なオセージの女性たち。美しい衣装のほか彼らの文化は最大限の敬意を持って再現された。スコセッシ監督はオセージの歴史や文化、伝統、懸念について彼らと話し合い、彼らの抱く夢を聞き、製作のあらゆる段階でコミュニティと関わりながら作り上げた。

アーネストの叔父で、地元の有力者として絶大な影響力を持つウィリアム。表向きは親切で人当たりがよいが、その実は策略に長け、徹底的にオセージの財産を奪い取ろうとする残忍な人物を、ロバート・デ・ニーロが老獪に演じる。ディカプリオとは、『ボーイズ・ライフ』(1993年)以来の共演!

白人男性にがっちりと固められた社会制度の中で、身動きが取れないオセージの女性たち

自ら犯罪に加担しているのに、うっかり観客の同情を誘うアーネスト。レオナルド・ディカプリオのチームは『ギャング・オブ・ ニューヨーク』、『ディパーテッド』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などに続く6度目のコラボレーションとして、本作の原作の映画化をマーティン・スコセッシに持ちかけた。

原作とは視点を変えて、本作はアーネストとオセージの妻モリーの個人的な物語として、連続殺人事件を描きます。

親族を次々と失い、夫の裏切りにもあうモリーを演じて強い印象を残すのは、ネイティブ・アメリカンのブラックフット族の俳優リリー・グラッドストーン。そして、地元の有力者として君臨する叔父ウィリアム・ヘイル役は、ロバート・デ・ニーロ。アーネストは叔父が企てた陰謀に加担し、モリーを不幸のどん底へと突き落としていきます。

モリーの家では使用人として、白人たちが使用人の服などを着て家事などをしているのですが、男性も女性も、その心の奥底では主人であるオセージの死を望んでいるかのように見えることも。笑顔ではあっても深読みしたくなる目の冷たさやあいまいな表情が、しばしば不気味に映ります。こうした日常の何気ない風景の中にも、この地に起きていることの異様さを伝えるスコセッシの手腕が、全編にわたって冴え渡ります。

そのような状況の中で、次々と親族が怪死していくわけですから、持病もあるモリーが精神的に参ってしまうのは当然でしょう。

犠牲になるのは女性だけではありません。しかし、モリーの姉妹も含めて徹底的にターゲットにされる女性たちのなすすべもない様は、あまりにも哀れで居た堪れないものがあります。何かおかしいとは思っても、がっちりと白人たちに固められてしまった社会制度の中で、オセージの女性たちはあまりにも非力です。

それでも、なけなしの力を振り絞り、最善を尽くそうとするモリー。穏やかで落ち着いた彼女は、一見すると受け身のようでいて、驚くほどのタフさと芯の強さを発揮します。そのキャラクターは、ディカプリオやデ・ニーロほかベテラン勢の演技巧者を向こうに回して、深い悲しみと豊かな愛情を静かに伝えて胸を打ちます。

政府容認のもと、ネイティブ・アメリカンの命を軽んじる差別と憎しみの感情

つらい立ち場に置かれ、過酷な運命に見舞われながらも、寡黙に芯の強さを発揮し、気品にあふれたモリー。ネイティブ・アメリカンの俳優リリー・グラッドストーンの役作りが秀逸。

対して、モリーと子どもを愛しているのに、ウィリアムの言うことを聞いてしまうアーネストの“弱さ”には嫌悪感も。

夫婦の愛憎をめぐる事件は古今東西、珍しいことではありません。しかし、次々とオセージが殺され、モリーの心身の苦しみが増す中で、そのことに加担している身でありながらも涙を流すアーネスト。愛情を抱きながら信頼を裏切り、それなのにまだモリーに甘えようとする態度は人種マジョリティの傲慢さそのもの。どこまで人をばかにしているのかと憤りを覚えます。

この矛盾に満ちたアーネストのキャラクターに対して、すべてを諦めて運命を受け入れているかのように見えるモリーの胸中とは、いかばかりだったのか。

スコセッシは「(彼らの)動機はより多くを欲しがること」であり、そうした物語に心引かれると語っています。より多くの土地、より多くのお金、より多くの何か。ある程度なら、それは人間が持つ自然な欲求であり、現代の資本主義社会において普遍的なテーマでもあるでしょう。

しかし、自分たちの利益のためにはネイティブ・アメリカンなど殺されても当然だと考える白人たちの人種差別と偏見、あるいは憎しみが、ここまであからさまに横行する例を観ながら、現代の人種差別やヘイトクライムと重ねて考えずにはいられません。たとえ1世紀も前の事件であったとしても、理不尽に命を奪われた女性たちの声に耳を傾けるきっかけを、本作は与えてくれます。

正直なところ、上映時間206分の大作であっても、原作で描かれていることをすべて網羅しているとは言えません(その必要もないのですが)。映画とは異なる視点と多くの要素が盛り込まれている原作、デイヴィッド・グラン著『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』にアプローチしてみると、より一層映画とこの事件への理解が深まるでしょう。秋の夜長に、映画と原作と両方を楽しみながら、今の時代にこの事件について知ることの意味について、じっくりと考えをめぐらせてみてはいかがでしょうか。

後のFBIとなる捜査局と29歳のジョン・エドガー・フーヴァー長官のもと、捜査にやってくる元テキサス・レンジャーの特別捜査官トム・ホワイト(右)。演じるのは、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたジェシー・プレモンス。TVドラマ「FARGO/ファーゴ」や「ブレイキング・バッド」でもおなじみだ。対して、表情一つ変えずに、捜査の手が伸びても逃げ切れると信じて疑わないウィリアム(左)。

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』10月20日(金)より、世界同時劇場公開

監督:マーティン・スコセッシ

脚本:エリック・ロス、マーティン・スコセッシ

出演:レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーンほか

画像提供 Apple

●映画・海外ドラマ 著述業、ライター・編集者

今祥枝/Sachie Ima

『BAILA』『日経エンタテインメント!』『クーリエ・ジャポン』などで、映画・ドラマのレビューやコラムを執筆。

23年、米ゴールデン・グローブ賞のInternational Voterに選出される。24年(第81回)より投票に参加。著書に『海外ドラマ10年史』(日経BP)。

https://news.yahoo.co.jp/articles/272ad7a9b749f6c3932e055e3d9a04bedc516cb7


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【News】第3回リスタハナン調査、ダバオ地方では5年前から貧困世帯数17%

2023-10-21 | 先住民族関連

ダバウォッチ2023年10月20日

細い路地の商店街

社会福祉開発省ダバオ地方事務所(DSWD11)が2022年に実施した「リスタハナン」調査によると、2017年の前回調査から貧困世帯数は17%増加した。

第3回リスタハナン調査は回答者総数903,267世帯中333,513世帯が貧困であるという結果になった。8月11日のKapehan sa Dabawメディアフォーラムにて、DSWD11全国世帯対象部門IT担当者のピーター・ポール・ビリャルナ氏は、2017年の第2回調査では、貧困世帯数は284,136であったと述べた。しかし、第2回調査の回答者総数は843,957世帯であるため、6.5%の差があることには留意が必要である。

DSWD11が発表した第3回リスタハナン調査の結果としては、ダバオオクシデンタル州の世帯の58.44%が貧困であり、次いでダバオオリエンタル州(55.96%)、ダバオデオロ州(43.05%)、ダバオデルスル州(30.37%)、ダバオデルノルテ州(29.79%)、ダバオ市(23.26%)の順に貧困率が高かった。

これによると、貧困世帯の10軒に3軒は電気を利用できず、1軒は清潔で衛生的なトイレを利用できず、5軒以上は清潔で安全な水を利用できない。また、貧困世帯の40%以上が先住民族のコミュニティに属しているという。

DSWDはまた、主に失業の影響を受けている174万3,881世帯の貧困層を特定した。ビリャルナ氏によると、貧困基準以下の世帯が貧困と見做され、基準は1人あたり年間28,942ペソであるという。DSWDは、関係者や政府機関、NGOに対し、この調査を活用して受益者を徹底的に選別し、資源の無駄遣いを最小限に抑えるよう呼びかけている。「データ・情報・証拠がなければ、人間の状態に関するいかなる議論も単なる意見に過ぎない」とのことだ。

貧困削減のための全国世帯対象システム(NHTS-PR)としても知られるリスタハナン調査は、全国の貧困世帯の割合を特定する。この調査は、2010年の大統領令第867号により、社会保護プログラムとサービスを最も必要としていいる恵まれない人々に公的に提供するために義務付けられている。

前回調査からこれだけ貧困世帯が増加している背景には、やはり一番の要因としてはパンデミックが考えられる。一方で「非貧困」に分類され、支援の対象から外される世帯も存在する。また、ダバオ市では自己評価で貧困ではないと考える市民も増えており、状況にも地域差があるようだ。貧困の割合の高い州での経済が上向くよう、この結果を受けての政府機関の動きにも注目したい。

https://davawatch.com/articles/2023/10/20/74764.html


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【2023年10月】パレスチナで手を取り合う人たち。ちょっと心が明るくなる世界のグッドニュース5選

2023-10-21 | 先住民族関連

IDEAS FOR GOOD 10 20, 2023

社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン、IDEAS FOR GOODの編集部が選ぶ、今月の「ちょっと心が明るくなる世界のグッドニュース」。前回の記事では、メキシコで初の女性大統領が誕生しそうなことや、肥満を防ぐのにカニの殻の成分が有効だと発見されたことを紹介した。

日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情ばかりを生む議論に疲れたあなたに。世界では同じくらい良いこともたくさん起こっているという事実に少しのあいだ心を癒し、また明日から動き出そうと思える活力になれば幸いだ。

愛に溢れた世界のグッドニュース5選

01. 手を取り合うユダヤ人とアラブ人たち

激しさを増すパレスチナ情勢。そんななか、イスラエルでは「せめて私たちにできることを」とさまざま民族が連帯し、ボランティア活動を行っている側面もある。

ユダヤ人とアラブ人による草の根活動「Standing Together」が、暴力の犠牲者たちを助け、地区の清掃を行っているほか、ネゲブのベドウィン族(アラビア語を話す遊牧民)は、争いが起きてすぐに、行方不明のイスラエル人を捜索するために600人からなるボランティアチームを結成した。

争いのなかでも、全員が全員を憎み合っているわけではない。改めて口にすると当たり前のことだが、微かな希望が湧く。

【参照サイト】‘I hope it can endure’: examples of Jewish-Arab solidarity offer hope in Israel

02. 200年近く絶滅したと思われていた樹木、再発見される

2世紀にわたって、すでに絶滅したと考えられていた植物が、ブラジル北東部で発見された。今回見つかったのは「Ilex sapiiformis(またはペルナンブコヒイラギ)」で、ヒイラギの一種だ。

プロジェクトチームのメンバー、ジュリアナ・アレンカール氏は“「信じられないような瞬間でした」”と声明で述べている。そう、長年目撃されていなかった植物が急に見つかるなんてことは、滅多に起きないのだ。今後も、同じ種が複数発見できるかもしれないとして更なる調査が進められている。

【参照サイト】‘Nature surprises us’: scientists in Brazil rediscover tree thought extinct for nearly 200 years

03. ブラジル最高裁、先住民の土地を守る判決を下す

ブラジルには、約160万人の先住民がいるとされている。その半数は、先祖代々の土地に住んでおり、アマゾン地域だけでなく「人々が農業を拡大したい州」もその土地に含まれている。

そこで長年、ブラジルでは先住民と農業関係者との間で土地の所有権をめぐって裁判が起こっており、先日ブラジル最高裁が、「先住民の土地所有権利に期間を設けたい」という制限を却下する判決を下したのだ。これで、土地やその場で生まれた文化は、恒久的に先住民のものとなる。「歴史的な勝利だ」と、各地でお祭り騒ぎが起こったようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=25L8U3eMyXI

【参照サイト】Brazil top court rejects time limit on Indigenous land claims

04. コウモリが、ガン予防の手掛かりに!?

哺乳類のなかで、唯一「飛べる」生き物、コウモリ。この不思議な生物が、私たちのガン予防の大きな手掛かりになるかもしれない。

コウモリは、飛行能力があるだけでなく、寿命が長いことや、ガンの発生率が低いこと、そして並外れた免疫システムを持っていることが特徴だ。オックスフォード大学出版局が出版した『ゲノム生物学と進化』では、コウモリと、ガンにかかりやすい哺乳類の遺伝子を比較していくことで、予防に役立つことが示唆されているのだ。

また、コウモリのウイルス感染に対する免疫システムを解き明かすことで、人間がガンだけでなくウイルス全般をどのように治療・予防していくかを考えることができるという。

【参照サイト】How bats evolved to avoid cancer

05. 最も簡単で、即効性があるストレス解消法は「ガム」

米国最大の医学図書館Library of Medicineで新たに発表された論文で、ガムには私たちが思っている以上のストレス軽減効果があることがわかった。

リハビリセンターモーメント・オブ・クラリティの精神科医であるラーファット・W・ギルギス医師によると、ガムを噛むこと、つまり何度も咀嚼して前頭前皮質の血中酸素濃度を上げることで、闘争・逃走神経系の活性化が減少し、不安が軽減されるという。噛み始めてから15~20分で変化があるそうだ。

Library of Medicineには、他にも「ガムを噛むこと」が「ストレスを減らす」ことを証明する複数の論文が掲載されている。身近なアイテムで、気軽にメンタルヘルスを良くできそうだ。

【参照サイト】Impact of gum chewing on stress levels: online self-perception research study

https://ideasforgood.jp/2023/10/20/good-news-12/


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SUPER BEAVER渋谷龍太「本気で惚れていたと感じた」LiLiCoに<キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン>熱弁

2023-10-21 | 先住民族関連

モデルプレス2023.10.20 17:15

カンヌ国際映画祭で絶賛され、“今年度最大の話題作”でありアカデミー賞有力候補として注目を集める映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(10月20日劇場公開)のモデルプレス試写会を都内にて開催。アフタートークでは映画好きとして知られるロックバンドSUPER BEAVERのボーカル・渋谷龍太とタレントのLiLiCoが登壇。映画の魅力について、約200名の来場者と共に語り合った。

話題の新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

数多くの傑作を世に送り出し、「ディパーテッド(2006)」でオスカーを手にしたマーティン・スコセッシ監督。これまで6度アカデミー賞(R)にノミネートされ、「レヴェナント:蘇えりし者(2015)」で主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ。

彼らがタッグを組むのは6度目だが、名優ロバート・デ・ニーロとのトリオは長編では初となる。そんなゴールデン・チームが挑んだのは、アメリカの歴史に暗い影を落とす実際の事件を基にしたサスペンス大作。オクラホマで起こった先住民族の連続殺人という凄惨な事件を、スリリングかつエモーショナルに描き、本年度アカデミー賞最有力候補と目されている。

レオナルド・ディカプリの演技に絶賛「あんな顔が…」

週に2~3本は映画を観るという渋谷。スコセッシ監督の映画ももちろんチェックしており、「『タクシードライバー(1976)』や『キング・オブ・コメディ(1983)』の年代の映画も好きなんです。スコセッシとデ・ニーロのタッグは印象深いですね」とさっそく映画好きの一面を見せた。

今作で“史上最悪のクズ男”を演じたレオナルド・ディカプリに対しLiLiCoは「すごく演技が上手なのに、容姿が良いから演技に目を向けられないこともあって。でも今作はすごく醜い男を演じきっていた」と絶賛。

渋谷も「最後、振り向いた時の顔は良かったですよね。あんな顔ができるんだって」と語ると、LiLiCoも「最高の顔でしたよね。あの顔に賞をあげたい」と会場の笑いを誘った。

また“クズ男”アーネストに共感する部分もあったという渋谷。「富を持ってしまった者と、富を持とうとする者のやり取りは、自分の日常にも投影できると感じました。アーネストの境遇にドキドキハラハラしたり、選択を間違えた時の冷や汗だったり。アーネストと共鳴している時間は長かった」と回顧。

本作は3時間26分の長編だが、「だからこそ登場人物の心情が読み取れたり、共感できる。スコセッシ監督がすごいのは3時間半の長編でもみんなを離さないこと」とLiLiCoも納得した。

渋谷龍太「本気で惚れていた」

本作はラブストーリーの側面もあり、アーネストと妻・モリー(リリー・グラッドストーン)の関係性も丁寧に描かれる。

数奇な運命に翻弄される夫婦の間に「“本物の愛”はあったと思うか」とLiLiCoに問われた渋谷は「アーネストはすごく流されやすい人間だと思うんです。結婚を誰かに決められたとしても気づかないタイプなのかなと。でもそれを自分の気持ちとして、“本物の愛”へと育てていけるタイプでもあると思う。どこで“本物の愛”へ変わったのかはわからないけど、アーネストはモリーに本気で惚れていたと感じました」と持論を述べた。

渋谷の見解にLiLiCoも「本当にその通りだと思う。私も本当に好きだったのかなって」と共感。「会場の皆さんは“本当の愛”があったと思いますか?」という問いかけには、多くの人が賛同していた。

渋谷は「正解があるものではないから、色んな解釈があって面白いですよね。男女で感想も違ってくると思う」と、立場や境遇でそれぞれの見解が変わるのも本作の魅力だと語った。

LiLiCo、衝撃の結末に「もう一回観たい」

本作の後半でアーネストは“ある質問”を投げかけられる。

ラストの衝撃的な演出にLiLiCoは「間違いなくアカデミー賞候補になると思う。あのラストはスコセッシもアカデミー賞を狙っているんだと感じた」とコメント。「冷静になってもう一回観たいです。あのラストを知っている状態で観たら全然違う印象になると思う」と絶賛した。

渋谷も「最後に大きな課題を残された感じがしますよね。『どんなふうに思われたのか?』ラストの解釈について時間が許すなら全員に聞いてみたい」と語り、200名の来場者も深く頷いた。

試写会に女性200名が集結

今回のモデルプレス試写会に来場したのは約200名の女性。「結末を知った状態で、もう一度大きなスクリーンで観たい」「ラストはとても考えさせられた」と、高評価の感想が多く集まった。

重厚なサスペンス映画と聞くと、少し取っ付きにくい印象を受ける女性もいると思う。しかし、マーティン・スコセッシ監督が描くエモーショナルな世界観と、レオナルド・ディカプリオやロバート・デ・ニーロなどの名優が魅せる演技は、来場者200名を映画にグッと引き込んだ。

LiLiCoも最後に「カップルや家族と一緒に観て、スコセッシの狙いを話し合うのも面白いんじゃないかな。語り合える素敵な傑作だと思います」と締め括った。

数々の名作を生み出してきたマーティン・スコセッシだが、今作が“最後の監督作品”とも噂されている。もしかしたら、そんな歴史的瞬間にスクリーンで立ち会えるかもしれない。マーティン・スコセッシ監督が“本当に描きたかった悲劇”は10月20日、全世界で同時に明らかとなる。(modelpress編集部)[PR]提供元:東和ピクチャーズ株式会社

「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」あらすじ

元の有力者である叔父のウィリアム・ヘイル(ロバート・デ・ニーロ)を頼ってオクラホマへと移り住んだアーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)。アーネストはそこで暮らす先住民族・オセージ族の女性、モリー・カイル(リリー・グラッドストーン)と恋に落ち夫婦となるが、2人の周囲で不可解な連続殺人事件が起き始める。町が混乱と暴力に包まれる中、ワシントンD.C.から派遣された捜査官が調査に乗り出すが、この事件の裏には驚愕の真実が隠されていた――。

https://mdpr.jp/cinema/detail/3986285


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