猛暑の夏が過ぎ、秋が来た。
彼岸花を求めて九州に来た。
ここは長崎県・平戸市・獅子町です。
「獅子の棚田」です。傾斜の緩い棚田です。
生月島・獅子は平戸島の最後の殉教の地であった。
その後の潜伏キリシタンの平戸の獅子・根獅子・飯良で、地下組織がありました。
そして明治4年の信教の自由まで潜伏は続きました。
平戸には1609年から1641年までオランダ商館がおかれ交易をやっていたが、
商館が長崎の出島に移てからは、農業や水産業が藩政を支えるようになった。
島全体が山がちなので、棚田を作ったのであろう。
きっと海の彼方に夕日が沈むと赤く染まることだろう。