JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

R7 vs IV vs AH-2

2017-04-18 03:13:00 | アマチュア無線
こちらで使っているクッシュクラフトのR7、自作のフルサイズ逆Ⅴ、それとロングワイヤー+ICOM AH-2の3種類のアンテナの感覚的な部分も含めて実際の信号を同時に聞き比べた比較です。

自宅の環境はトタン屋根の平屋で庭が面する方向がほぼ日本で、道路を挟んで向かい側は20m超えのヤシの木が立っています。

① R7は庭に2mのマストを立ててその上に取り付けています。
② 逆ブイは、屋根の上に6mのマストを立てて40mバンド用フルサイズ
③ もう一本の逆ブイは地上から10mのファイバーマストの先端に取り付けた20mバンド用フルサイズ逆ブイです。
④ そして垂直部18m先端から更に18m斜めに引き下ろした逆Lのエレメントにマストの直下でAH-2に繋ぎこんでいます。ラジアルは20m程度のラジアルを12本と40mのラジアルを2本です。以前は10mのマストを使っていました。

① R7は耐電力が大きいのでアンプが使えます。SWRは40m-10m全バンドでCW帯域で1.1以下です。フォーンバンドまで使うとSWR2.0位まで上昇します。辛うじて許容範囲?
② 逆ブイも耐電力は問題ありませんがシングルバンドです。
③ 逆LとAH-2の組合せは全バンドでSWRが1.1まで一瞬で落とせます。耐電力100Wなのでアンプは使えません。

全バンドで適切に設置した逆ブイであれば、これが優位に立つと思うのですが、これらのアンテナを切替ながら使った印象は、アンテナの指向性や打ち上げ角度の関係で相手によって良かったり悪かったりするので、現在の設置状態ではどのアンテナが優れているとは言い難いです。

勿論フルサイズの逆ブイを半波長以上の高さに設置すれば、優位に立つでしょう。

逆Lが逆ブイに勝る場合も結構あります。R7は全体的にノイズが少ない印象ですのでゲインが無いのかと思ったこともありますが、これもまた他のアンテナと聞き比べて勝る時があります。

R7は庭に2mの高さですので、これを屋根の上に建てると更に良くなるのかと想像します。

ですので運用の形態、出力に応じてこれらのアンテナを使い分ければ、適切な設置は当然ですがどのアンテナが効率良いとか悪いとか深く考える必要もないだろうという印象です。

この様な状態ですので、常に二つのアンテナを切替えて使用していて、どのアンテナも捨てがたい状況なのです。

本当はアンテナを減らしてすっきりしたいのですが
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