薀蓄好きな人種の気持ち

昨日の神輿の疲れが体に残るものの、本日も部活です。
幸い午後からの練習なので、しっかりと睡眠は取れましたが、
やはり肩の痛みとふくらはぎの痛みがなかなか取れません。
ああいう重労働はぜひとも今後は翌日が休みの時にしてほしいものですが。

そういや昨日の神輿の時に、見るからに薀蓄好きそうなおじさんに捕まりました。
こっちが黙っててもさまざまな知識を披露してくれるのですが、
そんな中で私に「わっしょい」の語源を知ってるか？と聞いてきたんです。
この話は確か大学の朝鮮語の授業のときになんとなく聞いたことがあり、
それをそのまま「韓国語のワッソ（来た）が語源という説がありますよね」
と私が返答すると、どうもそのおじさんもその薀蓄を話したかったらしく、
半分驚いたように、かつ半分残念そうにそれを認めました。

答えてしまった後で私は少々後悔しました。
こういうときは知らないふりをして喋らせてあげればよかった、と。
なまじ私もそういった薀蓄が好きなので、
そういった人種の方々の気持ちはわかるわけです。
つまり、自分の知識をひけらかして悦に浸る人種だ、と。
それが相手の知っている知識だったとわかるとちょっと寂しいんですね。
それを聞いて相手が「へぇ」というのが快感なわけですから。
その後おじさんは「これを答えたのはあんたで3人目だよ」といって、
私たちの前を後にしていきました。
その背中には少なからず哀愁が漂っていたような。

こういうときは相手に良い思いをさせてあげるというのが大事で、
時には知っていても知らないふりをすることが大事だと思いました。
嘘も方便、というやつでしょうか。これも社会勉強ですな。

恐懼再拝。

なぜか神輿を担ぐ

学校近くの町内会で神輿担ぎがあるというので、本校の若手教員6名も、
親睦のため業務命令にて夕方よりいってまいりました。
神輿の大きさはそれほど大規模なものではないのですが、
歴史のある町会の神輿だけに多くの人が参加して町内を練り歩きます。
かつて私も自分の地元で神輿を担いだことはあるのですが、
あれもずいぶん前の話なので新鮮な気分で参加させていただきました。

まず出発前に景気付けとして缶ビール二本を空け、
そいやそいやっと掛け声をかけてゆっくりとスタート。
だいたい30分ごとにチェックポイントがあり、休憩が入るのですが、
そのたびに差し入れして出されるのがお神酒とビールのハードローテーション。
神輿を担ぐたびに汗となって流れ出てしまうので酔いはしないのですが、
約6時間、7回の休憩のたびにアルコールを摂取するとさすがに疲労が。
当然のごとく神輿を担いでいるので肩が痛くなるわ、足がふらふらするわ。

で、町内を練り歩いてやっとこさ終了になったのが午後11時。
江戸の粋を感じるイベントではありましたが、
さすがに通常の業務をこなした後でのこれはきつかったです。
業務命令できているだけに、神輿手当てぐらいのもんは出してほしいものです。

恐懼再拝。

酒の失敗数あれど

仕事の後でかつて大学時代に参加していたサークルの先輩方と飲み。
明日も普通に学校で授業があるので軽めにしとこうとは思ったのですが、
さすがに先輩方から酌をされると断るに断れないっていうこともあり、
ついつい飲みすぎてしまいました。
おかげさまで帰りの電車では爆睡。
うっかり寝過ごすという失態を久々にやらかしました。
ただでさえ明日は早く起きなきゃいけないにもかかわらず。

寝過ごした後でふと目を覚ますと、どういうわけか、
自分の鼻から先ほど食べたつまみが顔を覗かせていたのは自分でも仰天です。
目が覚めたら花からマロニーが出ていたって、傍から見たらアホそのもの。
みっともないったらありゃしない。
失態、そして醜態の一日でした。

恐懼再拝。

メガネマジック

最近コンタクトレンズの装用時間が長すぎるのか、
目の充血がなかなか取れず、たまには目の健康を考えてメガネで出勤。
小学校の頃から目の悪かった私は別段メガネには抵抗がないのですが、
やはりメガネをかけていくだけで生徒の反応ってのは違ったりします。
「あー、メガネかけてるー」とか「なんでメガネなんですかー？」とか。
まぁ結局は子供の反応っていうことなんでしょうが、
ただそれだけでいつもとはちょっと違った新鮮な気分になったりします。
これもおそらくは初回だけのことなんでしょうけどね。
ってか不規則な生活なんで、本気でメガネに移行しようかとも検討中。
暇があったらzoffにでも冷やかしにいってこよう。

恐懼再拝。

大人になるって

自分の考えをしっかりと述べることができる人が大人なのか、
それとも、言いたいことがあってもグッと堪えて耐えるのが大人なのか。
なんだかよくわかりませんや。
生徒に対しては「言いたいことははっきりと言いなさい」という割に、
大人たちはなんとなくすべてを表面ばかりで生きているような気がしました。
そんな自分も彼らからしてみたられっきとした大人なのですが。
大人になんてなりたくなかった、かもしれません。

恐懼再拝。

残暑ながら寒いとはこれいかに

二学期初授業です。普通なら雑談で終わらせる先生も多いのでしょうが、
どうも授業進度が遅れ気味なのと、雑談だけで1時間やりきる自信がないので、
生徒のブーイングを受けながらも軽めに授業スタート。
一ヶ月ぐらいブランクがあるので普通に進めながらも、
生徒の反応を見ながら徐々にペースを上げていきます。
比較的夏期講習やら部活に熱心な生徒が多いので、
典型的な夏休みボケのような生徒は少なかったのですが、
それでも残暑の厳しい折、午後の授業になると集中力ガタ落ち。
集中を引こうとお寒いギャグを盛り込んだりもするのですが、
それすらスルーだったりすると結構悲しいものがあります。
いや、それは集中力とは関係ないのかもしれませんが。
とりあえず今学期もそんなノリでがんばっていきます。

恐懼再拝。

当たってもうれしくない

最近、野球の練習中によくボールが体に当たります。

・ランナーをやっている時にキャッチャーの送球が後頭部直撃

・審判をしていたらファウルチップが胸部直撃

・同様に球審をしていたらみぞおちにボールがクリーンヒット

・ノックをしていたら暴投した球が脇腹直撃

何か恨みでもあるのでしょうか。
もしくは日頃の行ないでしょうか。

恐懼再拝。

次の季節へ行く前に

休日のため、昼から部活でグラウンドへ参ります。
どうも昨日の酒が響いているせいか寝起きが悪く、
ついつい昼前まで寝てしまいました。昼スタートなのが救いです。
グラウンドに到着して生徒に会った途端、「寝起きの顔してますね」
と、思いっきり見破られてしまいましたが、そんなことは気にしてられません。

太陽が照りつけ、気温も30度を越すような一日ではありましたが、
やはり湿度が全然ないので、気持ちのいい暑さとでもいいましょうか。
風が心なしか涼しく感じられるのが夏のそれとは一線を画しています。
やはり夏が終わってしまった寂しさのようなものもあるのですがね。

しかし、どうも夏の大会が終わってからというもの、
新チームになって変なギクシャクがあるのか、
はたまた来年まで大会がないという安堵感があるのか、
どうも球を追いかける姿に必死さが感じられないなぁとおもう今日この頃。
そういった気の緩みが後々になって効いてくるというのは、
私も痛いほど経験していることなので、ここは何とか綱紀粛正、
しっかりとしていってほしいものなのですが。
そろそろ私も怒りキャラを前面に押し出す時期かもなぁと思ってみたり。

恐懼再拝。

嗚呼、板挟み

学園関係者の葬儀があったのでいってまいりました。
といっても単に参列するだけじゃなくて、こちらが主催者側なので、
基本的には会場周辺に立って招待客を誘導したりだとか、
会場の設営だとかそういった肉体労働がメインでした。
2000人近くの参列者が参加するので会場は大混雑で、
朝から晩まで走り回りっぱなしでした。

その後お清めということでホテルで食事をした後、
数人の教員と誘い合わせて飲み屋へいこうと思っていたのですが、
ここで思わぬ教員同士の派閥争いに巻き込まれてしまい、
どっちの飲み会に行くんだ的なことになってしまったので面倒なことに。
結局は身一つなのでどちらかを選択せざるを得ないので、
先約のほうに行くことにしましたが、もう一派のほうには申し訳ないことで。
あんまり派閥とかそういうのって目にしたくはないんですけどね。

なんだかんだで参加したほうの飲み会ではそれなりに楽しませていただき、
その後、駿河台周辺のアイリッシュビールの店へはしごするなど、
久々においしい酒に酔うことができました。
昼間に走り回っただけあって酔いも早く、帰宅後はすぐに就寝。
こんな学生みたいな生活もたまにはいいものですな。

恐懼再拝。

波乱の二学期スタート

九月になった途端、急に秋めいた気候になってきました。
気温的にはそこまで変わらないものの、湿度が低いもんで、
体感気温的にはこざっぱりとした天気であります。

そんな中で始業式を迎え、いよいよ二学期がスタート。
週明けからはもう授業が始まり、またしても忙しい日々がスタートします。
その初日の今日も、二学期が始まっていきなり、
仕事が次々と降って沸いてくる始末で、事務作業に終われます。
本音を言えば二学期分の授業準備をしたいのですが、
それすら許されないような状況にやや辟易。
それなりに早く帰れるかなぁと思いきや、学校を出た時間は午後10時前。
二学期の生活の前兆を思わせるような一日でした。
この先しばらくこんな生活が続くのかと思うと、先が思いやられますが、
とりあえずは一日一日がんばっていきます。

恐懼再拝。