ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

譜面置くのはどうなのよ?

2006-10-02 21:15:11 | Weblog
勿論暗譜しているにこしたことはない。置かずにすむならその方がいい。
譜面台をなぜ置くのか?
初めての曲を演奏するとき。初見でやるとき。
何回か演奏は経験があるが、暗譜までしていないとき。
歌詞を覚えていないとき。
などなど 理由はあるでしょう。
が、
譜面を目で追うということは、視覚の集中力が働いているわけで、その分
聴覚の集中力は落ちると思われる。
周りの音が聞こえているようで 聞いていないという現象。
内輪の練習においても、譜面を見ながらのソロと 譜面を見ないでソロをしたときの
結果に差がでるようだ。
楽器のトーンは格段に後者の方がよかった。音量・ツヤ・ピッチなど、
楽器本来の音が出ているというか。

ラインはどうだろうか?
勿論 コード進行をある程度キチンと理解しているのであれば、後者のほうが、
つながりがスムースに聞こえた。
無論、曲のコード進行をまったく理解せずに、コードを聞いてから
なんとなく合う音をフレージングしていくラインは 全く論外であるが。

譜面を見る視覚を、演奏中のプレイヤーとのコミュニケーションに使ったほうが
いいんだよね。
客席からの見た目も勿論スッキリしていいし。
 とはいっても、置かざるを得ない場合もあるから、
譜面台置くなら、堂々とではなく、角度を寝かせて、少しでも見た目のジャマ
にならないようにするとかね。
結構 デン!とプレイヤーの首から下を覆い隠すほどに譜面台を置いている人は
少なくないはず。
見栄え的にも そういう工夫は必要かと。
ハイ。