ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ギターの構造の疑問

2006-10-18 20:42:19 | Weblog
フォークギター・クラシックギターという楽器はほぼ今のカタチになってからの歴史がそこそこあるんだけど、
なんでこーなってるの・・・という点もあるね。
なんでブリッジ(駒)が表板に張り付けられてて そこから弦が張られているのかね?
通常弦楽器は バイオリン・チェロ・バスとも 弦は表板の端のテールピースからネック方向に張られていて、その弦が駒上部に接触して振動を与えてボディに伝えているわけですな。
よーするに表板に触れているのは駒のみ。駒振動がそのまま表板を動かすことができるのよね。
それが、フォークギターなどは弦が表板中央に接着されたブリッジからネック方向に張られている。
ということは表板をはがそうとする力を弦があたえていることになるから、純粋な弦振動ではないエネルギーがそこに発生していることになるのか?
うーん、複雑である。
ピックギターやマカフェリタイプのギターはテールピースがついていて表板には駒だけが接触しているわけで、このタイプのギターは やはり独特の音がする。
スタイルによってはこういったギターが好まれる場合ももちろんあるし。
原理的にはこちらのほうがイイんだろうけね。
(つづく)