ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

本番演奏中に、弦が切れたらどうフォローしたらいいか?

2006-10-03 21:12:26 | Weblog
アマでもプロでも、演奏中に予想外のアクシデントもつきものである。

たとえば、弦がプッツリ切れる。
シンバルスタンドが倒れる。
譜面が飛ぶ。
シールドが抜ける。
咳が止まらなくなる。
ピックがホロケおちる。
地震になる。
電源が落ちる・・・。

ついでに駒が飛ぶ・・。


と まあいろいろなケースがあるわけですな。

アタマ真っ白、どーしたらいいかわからなくなるんだけど、
そういった修羅場でも経験豊富な演奏家なら、対処法を身につけている場合もある。

このあいだのステージで、弾き語りしているメンバーのアコギの弦が突然切れた。
そーするとチューニングは全ての弦で狂ってくるよね。
歌いながら各弦のチューニングを一気にあわせていくのは 到底ムリというもの。
結局ウタの最後までそのギターは役立たず・・・。

自分はベースだったので、失われたコード感をなんとか提示しようと
アルペジオ的というか 少々カラフルな音使いでカバーしようと務めたよー。

でも、そのあとフト考えた。

使い物にならなくなったギターだって、ウラを叩けば結構いいパーカッションに
なるんだよね。

だから、弦が切れたら、ウラ返してポコポコ叩きながら歌を繋ぐのは アリかもしれない。
最近は打面が板でできているボンゴもあるし、カホンだって板を叩いている。
ギターのサイド面や裏面を叩き分ければ、面白い感じになるよ。

ギターの弦が切れたら ギターを 叩く。



壊れない程度に。