ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

譜面台についての考察~続編

2006-10-08 16:12:10 | Weblog
名前の無い音楽会で見たひといるかなー?
千葉県少年少女オーケストラの演奏模様。
ヤマトの作曲者宮川オサム氏の息子、作曲家の宮川アキラさんだっけかが 指揮をとっていたっけ。
80人くらいのジュニアで編成された管弦オケの演奏が TVで放映された。

勿論元気な子供たちの元気な演奏で非常に好感がもてたのだが、
オヤ?
なにかが普通のオケと違うのを気づいた。
妙にみんなが整然と演奏している・・というかステージがスッキリしている。

みんなが指揮者の方を向きながら にこにこ笑顔で演奏している・・・。

普通ステージにあるべきものが、

見あたら無い

オケにつきものの

譜面がドコにも無い・・・

そう、譜面台も無い。

指揮者の宮川氏の前にも、最後列のパーカスにも譜面が無い。

それでいて、細かいアレンジ部分も譜面なしでみんな笑顔で演奏している。

この作品は宮川氏の作曲アレンジした曲だから、星条旗よ~のように やりなれている曲ではないハズ・・・

いやービックリです。
演奏前に 彼らの演奏会場到着からリハまでの模様も流れたんだが、音あわせする姿や、お弁当を食べてる姿はそこにあっても
譜面をチェックする姿はどこにも映っていなかったのである。

そのため演奏中全員は 指揮者のほうを向きながら、ダイナミクス豊かで一体感のあるサウンドを出すことができたようである。

ステージに並んでいるのは、椅子と演奏者と楽器だけ。

素晴らしいオケだった。

自分がちょっと恥ずかしくなった。