ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ハプニングがとりもった人脈

2006-10-22 19:45:06 | Weblog
仙台荒町でのイベント演奏のために山形蔵王のインターの待ち合わせ場所に時間どおりクルマで行ったんだけど
クルマに同乗していくVoがまだソコに来ていない。5分 10分・・・
まだこない。
彼のケータイに電話しても反応がない。
と、逆に電話がかかってきて、今にも死にそうな声で、
「だめだぁ・・今日体調が最悪で到底歌えない・・グゥオフォフォ・・・ゲゲーッ。」
え?そーなの?じゃ今日は仙台は中止ね?
「そうもいかないんだー。知り合いに頼まれているイベントだから、なんとか一人で仙台これから向かってくれ・・・仙台のWBも現地で11時に待ち合わせしてるから・・。ゲホッ!」「ツーツーツー・・・」と電話が切れた。
えっ!今10時15分。仙台までクルマで急行して間に合うのかよー!
仕方がないので とりあえず高速に急いで乗って1人で仙台へ向かった。
でもVo無しでナニやるっていうんだ?
ま、AGとWBでやれる曲をやるしかないなー。でもWBの彼は初見でスタンダードジャズできるかな・・。
そのWBは長淵のフォークの曲しか譜面持ってこないはず。
と心配しながら なんとか11時に現地到着。
どーやら商店街のイベントの一環での演奏らしい。毘沙門天さまの境内のワキが演奏場所となっていた。
まさか長渕をインストでやるわけもいかないので 今日のメンバー急病の件を事務局に報告しつつ、開始時間になり WBがやったことのあるイパネマやカレハあたりを
B-bandを仕込んだ自前のシーガルフォークでかなではじめた。
お客さんは商店街ツアーのお年寄りだけ30人ほど。
曲が終わるとそれなりの拍手ももらったんだが、事務局から
「今の曲だとみんなわかんないみたいだ。お年寄りにもわかるような曲を・・」といわれ、面食らったが 
譜面が一枚だけ偶然に譜面バッグにあった「月のサバク」ボサバージョンを
2人で演奏したら、コレが結構大うけ。
雰囲気がノってきたところで、昼食タイムとなり、ワンステージめ終了。
お年寄りと一緒に弁当を食らう。
2ステージ目は仙台のWBの知り合いのボサDuoを急遽呼び出し召集して、初対面ながら 今度は自分がゲストの立場になり セッション。
当初、長渕のフォークソング演奏と聞いていた事務局はびっくり。
結果的にはスゴクたのしく演奏できたし、評判もよかった。
名刺交換したあとに、今度は彼らの本拠地のライブ喫茶に招待され、そこでもジャムセッションを楽しんできました。
仙台では結構有名なDuoの方々らしかったが、大変気に入られたようで、ぜひまた
仙台で一緒にやりましょう という話になり、ルンルンで帰ってきました。







ギターの構造の疑問

2006-10-18 20:42:19 | Weblog
フォークギター・クラシックギターという楽器はほぼ今のカタチになってからの歴史がそこそこあるんだけど、
なんでこーなってるの・・・という点もあるね。
なんでブリッジ(駒)が表板に張り付けられてて そこから弦が張られているのかね?
通常弦楽器は バイオリン・チェロ・バスとも 弦は表板の端のテールピースからネック方向に張られていて、その弦が駒上部に接触して振動を与えてボディに伝えているわけですな。
よーするに表板に触れているのは駒のみ。駒振動がそのまま表板を動かすことができるのよね。
それが、フォークギターなどは弦が表板中央に接着されたブリッジからネック方向に張られている。
ということは表板をはがそうとする力を弦があたえていることになるから、純粋な弦振動ではないエネルギーがそこに発生していることになるのか?
うーん、複雑である。
ピックギターやマカフェリタイプのギターはテールピースがついていて表板には駒だけが接触しているわけで、このタイプのギターは やはり独特の音がする。
スタイルによってはこういったギターが好まれる場合ももちろんあるし。
原理的にはこちらのほうがイイんだろうけね。
(つづく)


バイオリンは憧れますね

2006-10-14 20:52:12 | Weblog
まるっと自分の好みからいうとジプシーなんですよね。
バイオリンとギターは相性のいい組み合わせでもあるし。
そのなかでも ジャンゴとグラッペリはあまりにも有名かも。
ジャンゴは個人的にも大好き。ギター弾きだったら一度は興味をもつスタイルでしょう。
でもマカフェリタイプのギター、いま自分では持ってないからね、欲しいなー。
もうジャキジャキーン。

また バイオリンって妖艶じゃん。家政婦は見たじゃないけど。
レッドバイオリン、パガニーニ、の映画も結構エロい部分もたしかありましたな。
オンナの人が弾くバイオリンは、いいよネ。
あの、右手首のクネッ というのが またいいんだな・・・
でも気の強さはバイオリニストは共通ですね。
完璧Sですね。


ハイ すいません・・・・。

引き算の美学

2006-10-13 23:33:52 | Weblog
音を詰め込み、しきつめる。
より多くの楽器で厚みをつける。
より複雑で細かく組み合わせられたリズム。
難易度の高いフレージング。

足し算のようなものである。

しかし、
逆に 音をまびいていき、余分な音を取り払い、
より薄く、シャープに より単純でわかりやすいリズム。
そして 誰にでもマネできそうなフレージング。

こっちが実はむずかしい。

音をアタックで表現していくより
音の残響を楽しむ。

そうすることによって、
他の音が鮮明に見えてくるのである。

いわば引き算の美学といえる。

うまく使い分けられたらいいなあ。

と思う最近。

ハイ。


譜面台についての考察~続編

2006-10-08 16:12:10 | Weblog
名前の無い音楽会で見たひといるかなー?
千葉県少年少女オーケストラの演奏模様。
ヤマトの作曲者宮川オサム氏の息子、作曲家の宮川アキラさんだっけかが 指揮をとっていたっけ。
80人くらいのジュニアで編成された管弦オケの演奏が TVで放映された。

勿論元気な子供たちの元気な演奏で非常に好感がもてたのだが、
オヤ?
なにかが普通のオケと違うのを気づいた。
妙にみんなが整然と演奏している・・というかステージがスッキリしている。

みんなが指揮者の方を向きながら にこにこ笑顔で演奏している・・・。

普通ステージにあるべきものが、

見あたら無い

オケにつきものの

譜面がドコにも無い・・・

そう、譜面台も無い。

指揮者の宮川氏の前にも、最後列のパーカスにも譜面が無い。

それでいて、細かいアレンジ部分も譜面なしでみんな笑顔で演奏している。

この作品は宮川氏の作曲アレンジした曲だから、星条旗よ~のように やりなれている曲ではないハズ・・・

いやービックリです。
演奏前に 彼らの演奏会場到着からリハまでの模様も流れたんだが、音あわせする姿や、お弁当を食べてる姿はそこにあっても
譜面をチェックする姿はどこにも映っていなかったのである。

そのため演奏中全員は 指揮者のほうを向きながら、ダイナミクス豊かで一体感のあるサウンドを出すことができたようである。

ステージに並んでいるのは、椅子と演奏者と楽器だけ。

素晴らしいオケだった。

自分がちょっと恥ずかしくなった。