椅子 at 埼玉県立近代美術館 in 北浦和

私がお気に入りの美術館の一つ。
ここには、有名な椅子（本物）のコレクションで有名です。
ここに来るパンピーは無関心ですが、建築や工業デザインに興味を持つ者にとっては、垂涎の美術館です。
有名な椅子がタダで座れるのですから。
じっくり眺めることも出来ますし。

前田青邨と日本美術院 at 山種美術館

日本美術院を中心として、大和絵の伝統を軸に近代日本画壇を牽引した画家です。

同じ日本美術院の先輩、横山大観・菱田春草・下村観山、後輩の小林古径・安田靫彦・速水御舟から平山郁夫まで、近代日本画の一部の歴史を閲覧できます。

山種美術館の企画展示は自身のコレクションばかり展示します。
よって、何度も同じ絵を観ることになるのですが、それらが全て素晴らしいので、何度観ても飽きません。

山種美術館の作品には特徴があります。明治初期から第二次世界大戦前までの日本画がほとんどです。
それらは、上品、端正、気品、美しい、綺麗、形式美と言ったところでしょうか。作者が違えど、これらの特徴に当てはまりますので、どの絵画も一様に見えてしまいます。しかし、美しい絵なので、飽きません。
　　

ファッション・イラストレーター 森本美由紀展 at 弥生美術館

森本美由紀（1959-2013）
私、知りませんでした。彼女のことを。
そう言えば、CD屋や本屋に行けば、レトロっぽい絵がそこかしこにあったよなァ。
どこか昔の雑誌からコピペしてデザインしていたのかと思っていました。
彼女が描いていたとは。すみません、世間が狭くて。

80年代から女性誌を中心に活躍ていたそうで、そりゃあ知りませんがな。

それは、それとして、人気のイラストレータの業績が一覧できたことは嬉しかったです。80年代後期に作風を変え（ペン画から筆画）、この様になるのですが、この売り上げがなくなるのではないか？と言うくらいドラスティックに代えても、なおトップクラスに存在していたことはオドロキです。

素人目で見ると、水墨画+レ西洋人モデル+レトロファッション+デッサン力が高度に組み合わさっている、と感じました。特にこの、墨で一気に書き上げてしまう様は、雪舟か狩野派か？と思うくらい大胆ですね。
レトロなファッションなんだけど、古さを感じさせない、むしろ今を感じさせるこの雰囲気はさすがです。

才能のある人は、夭逝しますね。速水御舟とかラファエロとか。
　　　　

うるさいです。

静か、と書いていますが、実際はうるさいです。
しかし、風量があるので、我慢してる程ではないですが、未だに使用しています。

USBデスクファン from 無印良品

前から気になっていたこの商品、1,900円なので、ためらっていました。しかし、本日、勢いで買ってしまいました。 ちょっと分かりづらいですが、前後にファンが付いています。これが2重...

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中国宮廷の女性たち -麗しき日々への想い at 松濤美術館 in 渋谷

北京藝術博物館所蔵名品展です。題名の通り、女性にまつわる品々を展示しています。
衣装、繍画、宝飾品等。
申し訳ありあせんが、女性物にはピント決ませんもので。

驚いたのは、西太后の書画作品が多数あった事です。
悪女として有名ですが、芸術に造詣が深かったそうです。
事実、展示している彼女の作品は、プロが描いたのではないかと思うぐらい達筆です。
これだけでも観る価値はあるかな？

入館した時、たまたま運良く、二胡コンサートを聞くことがでいました。生で聞く二胡は結構かすれた音だなと思いました。

私としては、西太后以外はイマイチ（ファッション感覚が無いから）でしたが、500円だったから、損した、と感じないから、良いかな。