20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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電化製品が発する音

2009年01月17日 | Weblog
 近頃の電化製品は、やたらおしゃべりで自己主張をしたがります。
 お掃除のためにちょっと冷蔵庫を開けたままにしているだけで、警告音がピピピとなったり・・・。
 
 友人のTAさんに教えていただいたモイストヒートパックというのがあります。彼女はそれを交通事故に遭遇したとき入院治療した東京女子医大の先生から紹介していただいたと聞きました。
 それはアメリカの医療機関で、暖めて自然治癒力を高めるものとして行っている温湿熱療法なのだそうです。
 私はTさんに教えていただいて、日本の輸入代理店からそれを買いました。
 これがとってもいいのです。
 寝る前にレンジで2分チンしてお腹の上にのせて寝ます。肩こりのときはショルダー用のモイストヒートパックをレンジで・・・。

 そうそう、今日はモイストヒートパックのお話ではありませんでした。
 電化製品が発する音のお話です。
 毎晩、それをレンジに2分セットして他のことをしていると、すでにひと仕事終えた彼女が、ピッピッピッピ・・・、「もうとっくに終了しましたよ。早く早く」と私を呼びます。
「はいはい。わかりました」
 歯磨き中の私は電動歯ブラシをくわえたまま、あわてて洗面所からキッチンに走ります。
 毎晩こんなことのくり返しです。

 それにしても、いったいいつのころから、電化製品はこんな自己主張をするようになったのでしょうか? 
 機械音のお節介さに、時折うんざりしながらも、いつか物忘れがひどくなったときに、もしかしたらお世話になることがあるかもしれないと将来を視野に入れ、なるべくやさしい気持ちで折り合いをつけながら生活している毎日です。
コメント (4)
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