20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『おやこのどうよう ベスト 50』

2009年11月11日 | Weblog
 娘夫婦の1歳1ヶ月の長男とときどき会うと、もう赤ちゃんなんて呼べないなという気持ちになってしまいます。
 自分たちが子育てをしているときはどうだったかしらと、○くんを見ては思いだそうとしますが、どうもうまく思い出せません。

 たくさんの絵本のほとんどを暗記していて、言葉はまだいくつかの単語と喃語しかしゃべれないのに、自分でページをめくってはベビーサインなるもので次になるがおきるか、私に教えてくれたりします。
 また家に用事があって来たりしたとき、彼はまずサロンのスピーカーから流れるMDプレーヤーを見てリモコンを手にして「これで音楽をつけて」と私に頼みます。音楽が大好きなのです。
 
 おおきなくりのきのしたで・・・。
 むすんでひらいて、てをうってむすんで・・・。

 とうとう『おやこのどうよう ベスト50』というCDを買ってしまいました。
 むすんでひらいて、てをうってむすんで・・・。
 こんな昔ながらの童謡を、いまどきの幼児たちもだいすきです。
 リズムにあわせて、むすんでひらいてをやるのです。

 時代が変わっても変わらない普遍性というのは、こんな童謡の世界でも健在です。
 子どもの絵本も同じことが言えそうです。
 松谷みよ子さんや、安西水丸さんなどの絵本を見ていると・・・。
 
 ちなみに彼は、児文芸の山本省三さんの絵本がだいすきです。
『ぱんぱんぱんのすけ』では、ふだんあまり泣かない彼が、毎回、ラスト、ぱんのすけが空へ飛んでいってしまうシーンになると、必ず号泣するそうです。
コメント
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